“デスノートのパクリ“と噂にもなった「LOST+BRAIN」。催眠術で世界が変わると信じた高校生の稚拙で壮大な挑戦。支配という淘汰は果たして正しい方向へ世界を導くのか?
「LOST+BRAIN」 原作:藪野続久・作画:大谷アキラ
PAKU★☆☆☆☆ POKU★☆☆☆☆ BLACK★★☆☆☆
連載当初から「デスノートのパクリ」と言われていました。それが原因か、単に面白くなかったから、おそらく打ち切りで終わっています。終わり方が雑と言うか、尻蕾な感じがするのが否めません。
ざっくり言うと、天才高校生が高度な催眠術を使って人々を導いていく、といった物語です。デスノートと似ている所でいうと、この天才高校生が「自分が正しい世界へと人々を導こう」と真剣に思っている部分でしょうか。あと絵柄も似ています。それに関しては原作と作画が違うので、作画担当者が似せているだけかもしれませんが。
当然それを阻止しとうとする人物が出てくるわけです。しかし、警察も含め彼らには「催眠術者」を見つけることができません。情報戦を繰り返し、催眠術者を追い詰めていきます。
結局は救いのない話で終わります。設定が甘くて、上っ面な感じがするので、どの星も少なくつけています。もうちょっとひねるか、深い設定まできちんとつくるかして欲しい作品です。
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