草木にも風を通すように
涼しくなり、屋外でも過ごしやすくなりました。
こんな日はガッと草むしりに精を出します。
夏のうちに育ち切ってビヨビヨになった花壇の草花はすべて引き抜き、一度地面をリセットすることに。
何も生えてないから寂しいかと思いきや、スッキリして見えるのでコレはコレでありだな~と。いっつもギュウギュウに草花を植えていたから、次回からは少し余白を持たせて植えようと思います。
紫陽花などの中規模の植物。上からも下からも茎が伸びて葉が広がりつつあります。地面スレスレまで茎が伸びているので、雑草が見え辛く抜きにくいので、思い切って紫陽花の下部はカットしてみました。
モサモサしていた緑がなくなり、茶色の地面がお目見えします。
そこに風がサァっと通り、庭の印象も軽やか&爽やかに。
足元をカットするだけでこんなに印象が変わるとは驚きです。
以前、お寺のお庭を見学したことがあります。
植木屋さんが入ったばかりなのか、寺内の植物は伸びすぎるということはなく、きれいに整えられていました。植物たちはまぁるく形整えられ、寺院の雰囲気に調和するように息づいていましたね。
その時思ったのは一つの植物でも風が通るように、隙間があくようにカットされていたことに気づきました。ヘアカットでいうところの「梳く」に近いかな。
私はいつも植物の伸びた部分だけカットしてましたが、それだと植物の中心部は茎や葉で密集しており息苦しい印象でした。寺院の植物には茎や枝葉が重なることなくすき間があくようにカットされていたのが美しくて、脳内に焼き付いています。
そこから風が吹き抜けるのもわかり、植物たちも風になびかれ喜んでいるようでした。
うちの庭の植物たちも、すき間をもうけて風が通るような軽やかな雰囲気にしたいなぁ。次回の剪定では、そのようにカットしてみようと思います。
まあ素人のため、見様見真似なので上手くいくかはわかりませんが、やってみない事には気づきも成長もありませんからね。
風通しのよい庭にしたい。
その方が気を循環させる、いい雰囲気の場所になるから。