中学行けてない芸人
先日アメトーークで『中学イケてない芸人』がオンエアされていた。
中学校の頃、イケてなかったエピソードを語る人気企画である。
かつては麒麟の川島さんや、博多大吉さんなど、今や“朝の顔”にもなった人気者たちが出演していた。
私も大好きな企画なので、リアタイして拝見していた。
かくゆう私も中学イケてない芸人だった。
学校がとにかく嫌いで不登校していたので、物理的にも中学行けてない芸人だった。ダブルの意味でイケてなかったのだ。
当然イケてるやつは、不登校になんてならないのだから。
そんなわけで、共感性も高く、勇気がもらえるこの企画が私は大好きなのであるが、
この企画の最後に、「当時の自分へ」と称し、メッセージの述べるくだりがある。
私も中学生当時の自分にメッセージを送るとしたら、と考えてみた。
〜〜〜〜〜〜
くま!(当時のあだ名。苗字が「くまい」だから)
お前、今は辛いよな。
人と接するのが怖くて仕方なくって、本当は人と仲良くしたいって思ってるけど、学校行けなくて、家で1人で引きこもってるな。
けど、根は目立ちたがりだから、人前に出たいっていう気持ちはあって、家で1人でダンスの練習してるな。
少女時代とか、ひと通り覚えてたな。
けど、学校行ってなくって友だちがいないから、人に披露する場がなくて、ダンスが踊れるってことを誰にも知られずにお前の中学校生活は終わりを迎えるぞ。
あとお前は本当にお笑いが好きだな。
お笑い見てると、ヤなこと忘れられるもんな。
本当にお笑いに救われたな。
そして、自分みたいに苦しい思いをしてる中学生を元気づけられる芸人になりたい!って思って、NSCに行くんだ。
芸人になってからは、挫折も経験するけれども、自分のやりたかったことができるようになって、今までの人生が見違えるように、楽しくなってくるぞ。
人生ってこんなに楽しかったんだ?って思えるようになる。
そしてしばらくすると、学生時代パシられてて、あまりにも買ってくるスピードが早すぎて“アイシールド”って呼ばれてた平野さんって人と、
テニス部だったのに、見た目だけでロボコン部だと勘違いされて「ロボット作るのがんばってください」って言われた又吉さんって人のコンビ、天体と知り合う。
アイシールドとロボコンと仲良くなって、友だちになって、カラオケ行った時に、少女時代踊って笑ってもらえるからな!
それまでがんばれよ!!
〜〜〜〜〜〜