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aiko
私の親がaikoファンで、私は子どもの頃からaikoを聴き続けてきた。
物心つく前からボーイフレンドや花火を聴いて育ってきた。
さながら私にとっては子守唄のような存在だった。
私は28年間(=今の年齢)aikoのファンをやってきたと言っても過言ではない。
0歳の頃から、いやなんならお腹の中にいた時から聴き続けている!
こんなに人生で長く聴き続けてきたアーティストは他にいない。
今聴いても古臭く感じないのですごいと思う。
aikoのデビュー曲は1998年発売なのだが、曲ももちろんのこと、ファッションとかも今見ても普通にかわいいと思う。
デビュー曲の「あした」の時は、aikoがニット帽かぶって、三つ編みツインテールにしてて、これがかわいい。そんなファッション別に今やってても変じゃないじゃないすか。
とても1998年だとはおもえ…
おっと、ここで文章に大きな齟齬が生じた。
赤いランプが点滅した。
私が生まれたのは、1996年。
生まれた時から28年ずっとaikoファンだと言うのは、真っ赤な嘘をついていたことになる。
ど頭から大嘘書いてしまった。
お腹にいた時から聴いてたなんて、嘘にも程がある。いい加減にしてほしい。
そして私の親はセカンドシングルの「ナキ・ムシ」からファンになっているので、ナキ・ムシの発売日以降(1999年)私は早くとも3歳ごろから視聴を開始していたと予測される。
28年間ファンということは、aikoがデビュー前の高校生の頃からファンだったというキモイ計算になってしまう。
訂正。私は推定25年間aikoのファンである。
もし売れたらaikoに会ってみたいと夢見ている。私の夢見る隙間である。
よくバラエティ番組で、憧れの芸能人がサプライズで目の前に現れる的な企画がある。
私は自分の目の前にaikoが出てきたところを想像すると、想像だけで号泣してしまう。
恐らく本当に目の前に現れたら、失倒してしまうだろう。
失倒しそうよあなたがいて、になってしまう。
aikoが現れた時のことを想定して、話すことを考えている。
急に現れたらまず私は頭の中が真っ白になって何も喋れなくなるに決まってる。
「aikoだ!aiko!やべー!まじaiko!!!!?まじaiko!!!!!!!」とかリアクションしちゃって、お前まずさん付けな、案件になってしまう。
今から話す内容を頭の中できちんと整理しといた方がいい。
子どもの頃からずっと聴き続けてきました。
誰にも言えないけど、だけど自分の中では大事にとっときたいんだよな、っていう、自分の中にあるもの。
それをaikoの曲は包容していて、受け止めてくれる。いいんだよ、もってて、って肯定してくれる。
辛い時、aikoの曲が私の支えとなっていました。
私の人生でaikoは、なくてはならない存在です。
最後にひとつ聴きたいんですけど、アスパラって曲がめちゃくちゃ好きなんですけど、なんでアスパラってタイトルなんですか?
歌詞の中で一つもアスパラって出てこないし、サビでアイスが溶けて指にダラーってなっちゃうみたいな件りあるから、アイスとかだったらわかるんですけど、なんでアスパラってタイトルなのかがわからなくって。
aiko的にはどういう狙いがあるんですか?
うん、だからお前まずさん付けな。
【注釈】
赤いランプ…2002年発売のアルバム「秋 そばにいるよ」に収録されている曲。
夢見る隙間…2016年発売のシングル曲。
失倒しそうよあなたがいて…2000年発売のアルバム「桜の木の下」の中に隠しトラックとして収録されていた曲「恋愛ジャンキー」の歌詞。