「色相」を見極める色素
こんにちは!パーソナルカラーリストのsanaです。
こちらのnoteでは、私の経験と理論を元に、パーソナルカラーのノウハウや診断のコツなど、初心者のカラーリストさんやパーソナルカラーを勉強中の方に役に立つ情報を発信していきます♪
今回からはいよいよ、似合う色の根拠となっている「色素傾向」について、具体的に解説していきたいと思います。
カラーリストさんなら実際に診断をする際の参考にして頂けますし、そうでない方も、自己診断用のセルフチェック等に使って頂ける内容です^^
本題に入る前に、まずはこちらをお読みください↓
色の三属性と色素傾向
パーソナルカラーの根拠については上の記事の通りですが、もう少し詳しいお話をすると、「こういう色素を持っている人は、この要素が得意」というように、色の三属性である【色相・明度・彩度】と、色素傾向には関連性があります。
どういうことかというと、色相に関連する色素、明度に関連する色素、彩度に関連する色素はそれぞれ違うんです。
パーソナルカラーに色素が関係しているということは広く知られていることですが、「どの色素で何が分かるのか」というところまでは、もしかしたら知っている方は少ないかもしれません。
実際に、私の習ったスクールでも色素のチェック方法は教えてもらいましたが、「何がどの要素と結びついているか」というところまでは細かく教わらなかったので、ここに書くことは、私自身がお客様に診断をしながら検証したり自分なりに調べたりして、辿りついた内容になります。
そのためオリジナルの見解が含まれていますので、そのあたりをご了承頂きながらお読みください。
注※パーソナルカラーには色々な流派があり、診断方法も様々です。こちらの記事に書くことはあくまでも私の診断している方法や経験から得た知識・見解であり、他の流派を否定するものではありません。パーソナルカラー診断にも色々な考え方があることを予めご了承ください。
三属性の中の【色相】
今回はまず、色の三属性の中でも、パーソナルカラーの肝となる「色相」に関連する色素についてです。
念のためおさらいしておくと、パーソナルカラーにおいての色相は、大きく「イエローベース」と「ブルーベース」に分かれます。
イエローベースとは、黄みがかった色のグループで春と秋、ブルーベースとは、青みがかった色のグループで夏と冬です。
今回は「色相に関連する色素」についてなので、4シーズンに分けるための色素ではなく、あくまでも「イエローベース」「ブルーべース」を見極めるための色素ということになります。
「色相」を見極める色素
なんとなく予想はついているかもしれませんが、イエベかブルべか?という色相を見極める色素なので、メインとなるのはやはり「色味」です。
以前のnoteでも書いているように、基本的には、「自分と似た要素のある色が似合う色」になります。
なので簡単に言えば、イエローベースの方は黄みがかった色素、ブルーベースの方は青みがかった色素ということなのですが、色素のチェックは、どこをどういう風に見たらいいのか?というのが難しいですよね。
実際に見た方がいいポイント(部位)と、色味を例に出しながらまとめていきます。
色素傾向チェックpoint
①肌の色(顔、首、腕、手の甲など)
・イエローベース… オークルベージュ系、小麦色、アイボリー系
・ブルーベース… ピンクベージュ系、赤系褐色、青みピンク系 (※例外で黄み肌ブルべもあり)
②血色の色(唇、手のひら、頬、耳など)
・イエローベース… コーラルピンク系、オレンジ系
・ブルーベース… ローズピンク系、紫ピンク系
③髪(地毛)の色
・イエローベース… 黄みブラウン、アッシュ系ブラウン、白髪はベージュっぽい白
・ブルーベース… 赤みブラウン、ブラック、アッシュ系ブラック、白髪はグレーか真っ白
④瞳(黒目)の色
・イエローベース… 黄みブラウン、ダークブラウン、カーキ系
・ブルーベース… 赤みブラウン、ブラック、グレー系
⑤白目の色
・イエローベース… 黄みがかった白、ベージュっぽい白
・ブルーベース… 青みがかった白、真っ白
以上が、「色相を見極める色素」です。
ミックスタイプや中間タイプ(ニュートラル)の方もいらっしゃるので、これだけで判断をするのは実際は難しいですが、分かりやすい方であれば、この要素が全てイエローベースであるなら春か秋のどちらかだし、全てブルーベースであるなら夏か冬のどちらかで間違いありません。
ちなみに、似合う色の見え方については、こちらのnoteも読んでみてください^^
近日中に、「明度・彩度編」も公開します♪
本日はここまで!
お読みいただきありがとうございました。
パーソナルカラーリスト sana
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