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肌が薄いor厚いとは?②

こんにちは!パーソナルカラーリストのsanaです。

こちらのnoteでは、私の経験と理論を元に、パーソナルカラーのノウハウや診断のコツなど、初心者のカラーリストさんやパーソナルカラーを勉強中の方に役に立つ情報を発信していきます♪

前回は、パーソナルカラー診断をする上でのポイントのひとつとなる「肌の厚み」について、診断の時の見極めポイントを書きました。

こちらを読んで頂くと、肌が薄い人と厚い人の違いがなんとなく想像しやすいかなと思います。


ちなみに私自身もそうなのですが、この項目が「どちらとも言えない」というタイプの人ももちろんいます。

私の場合は、耳にはわりと常に赤みがあって、緊張した時やお酒を飲んだ時は赤くなりやすいのですが、何もない時に頬や小鼻にまで赤みがあるか?というとそこまでではないかな…といった感じです。

パーソナルカラー診断はあくまでも「色素の多数決」なので、肌が薄いか厚いかが分かりにくいタイプの人は、この項目は無理に決めなくても大丈夫です!

他の明度を見極める色素傾向と合わせて、明るい色が似合いそうか、暗い色が似合いそうか、どっちもいけそうなのか…をトータルで予想してくださいね。


さて、本題です!
今回は同じテーマでも、色素チェックのコツというよりは、肌が薄い人・厚い人、それぞれの特徴を書いていこうと思います。

色素チェックの段階でどちらか分かりにくかった場合でも、これを知っていると判断がしやすくなることもあるので、是非参考にしてみてください。

まず、肌が厚いタイプの方の代表的な特徴として、ドレーピングで布を当てた時に「顔色が変わりにくい」というのがあります。

肌がしっかりしている分ドレープの色の影響を受けにくいので、顔が暗くなったり、くすんだりという顔色の変化が、肌が薄い人より分かりにくいことが多いです。

なので一般的に、肌が薄いタイプの方よりも厚いタイプの方の方が診断が難しいとも言われています。
(前にちらっと書いたのですが、私も最初はこのタイプの診断が苦手でした…)

ただ、「顔色が変わらない=なんでも似合って見える」というわけではありません。

顔色の変化が出にくい分、苦手な色だと大きく違和感を感じたり、色が馴染まず一体感がでにくいのがこのタイプの特徴です。

なので「顔色があまり変わらなくて難しい…」と感じたときは、肌が厚いタイプなのかも?という可能性を考えて、顔だけに注目せず少し引きの目で見てみると診断がしやすくなります。

似合う色であればワンピースなど全身で着ても違和感がないので、「この色が全身だったら?」と想像してみるのもおすすめです。

ちなみに、このタイプの方はテストドレープのピンク全般がしっくりこないことも多いので、ピンクを当てた時も焦らずに対処してみてくださいね^^

(なぜピンクがしっくりこないのか?はこちら)

逆に言うと、肌が薄い人は顔色の変化が分かりやすいことが多いので、グループ診断などで数人の前でドレーピングをする時には、ぱっと見で明らかに肌が薄い人からドレープを当てていくと、似合う色が分かりやすく周りの方の反応も良いのでおすすめです。

私の場合は、第一印象で「多分ブルべ夏かな?」と思う方から診断をはじめることが多いです。

ブルべ夏は日本人に一番多いので、3~4名以上のグループ診断であればだいたい一人はいらっしゃいます^^


それと最後に、意外と知られていない?!メイクでのアドバイスをひとつ。

パーソナルカラーの基本は、「自分と同じ要素のあるものが調和する」なので、肌が薄い人は「ベースメイクを厚塗りにしない」のがおすすめです。

薄い肌にベースメイクを厚く塗ってしまうと、どうしても厚塗り感がでて老けてみえてしまたり、本来の透明感のある印象などを活かしきれなかったりします。

逆に肌が厚いタイプの方は、しっかりとベースメイクを塗ってもそれに負けてしまうということがありません。
むしろ薄いベースメイクだと、すっぴんのように見えてしまう人が多いですね。

シーズン毎に似合うベースメイクの質感などもあるのですが、それはまたの機会に書きたいと思います^^

パーソナルカラーは色だけでなく、得意なメイクの質感や、似合う素材感なども分かるんですよ~!


本日はここまで!
お読みいただきありがとうございました。


パーソナルカラーリスト sana
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