「明度」を見極める色素
こんにちは!パーソナルカラーリストのsanaです。
こちらのnoteでは、私の経験と理論を元に、パーソナルカラーのノウハウや診断のコツなど、初心者のカラーリストさんやパーソナルカラーを勉強中の方に役に立つ情報を発信していきます♪
今回は、先日のnote「色相を見極める色素」の続編です。
前回と同じように、こちらに書くことはオリジナルの見解が含まれておりますので、パーソナルカラーにも色々な考え方があることを予めご了承ください。
三属性の中の【明度】
色の三属性【色相・明度・彩度】の中の、今回は「明度」に関連する色素についてです。
パーソナルカラーはイエローベース・ブルーベースだけを見極めるためのものではなく、それ以外の「明度・彩度」も、似合う色を知るうえでの大切な要素になります。
中にはイエベ・ブルべよりも、明度や彩度の方が重要な要素の方もいらっしゃいます。
おさらいしておくと、パーソナルカラーでの明度は「明るい」と「暗い」に分類され、明るい色のグループはイエベ春とブルべ夏、暗い色のグループはイエベ秋とブルべ冬です。
色彩では、白が一番明るい色、黒が一番暗い色という考え方なので、明るい色のグループには白が混ざった色(白に近い)が多く、暗い色のグループには黒が混ざった色(黒に近い)が多いです。
ただ、それぞれのシーズンに“似合う白”というのがあるように、秋や冬にひとつも明るい色が入っていないわけではなく、春や夏にひとつも暗い色が入っていないわけではありません。
あくまでも「おおまかな4シーズンの特徴のひとつ」という意味で、どのシーズンも明度にはある程度の幅があるとお考え下さい。
「明度」を見極める色素
「色相を見極める色素」はなんとなく想像がつきやすかったのに対して、ここからはやや専門的な知識になるかもしれません。
ただ、どの場合でも基本の考え方は変わらず、「自分と似た要素のある色が似合う色」です。
明るい色が似合う方は明るい色素があるからですし、暗い色が似合う方は暗い色素があるからです。
明るい色素=軽い色素、暗い色素=重い色素、とも言い換えられます。
それでは前回と同じように、具体的にポイントをまとめて書いていきますね。
色素傾向チェックpoint
①皮膚の薄さ(顔、耳、腕など)
・明るい… 薄い~普通
・暗い… 厚い
②唇の色
・明るい… 色が薄い、明るいピンク系
・暗い… 色が濃いめ、暗いピンク系
③瞳の明るさ
・明るい… 黒目が明るい、色が薄い
・暗い… 黒目が暗い、色が濃い
④髪の量
・明るい… 普通~少なめ
・暗い… 多い
④髪の太さ、硬さ
・明るい… 普通~細めで柔らかい
・暗い… 太めでハリがある
⑤地毛の色
・明るい… 明るいブラウン系、グレー系
・暗い… 暗いブラウン系、ブラック
⑥手の指先を押したときの色
・明るい… 血色の色が薄い(明るいピンク系)
・暗い… 血色の色が濃い(暗いピンク系)
ここまでが、「明度を見極める色素」です。
例えば黒目の色素のチェックでは、色相を見極める時には「色味」を見ていたのに対して、明度を見極める時は「明るさ」を見ています。
同じ部位でも、色相と明度は関連する要素が違うということです。
また、明るさ重視のタイプ(ファーストもセカンドもイエベ春かブルべ夏)の方はこのほとんどが「明るい」になりますし、暗さ重視のタイプ(ファーストもセカンドもイエベ秋かブルべ冬)は、逆にほとんどが「暗い」になります。
ちなみに私自身もそうなのですが、明るい・暗いがミックスされている人は、明度の優先順位が低いことが多いです。
私の場合は、色相>彩度>明度が重要な要素です。
こうやってひとつずつ分析していくと、似合う要素の理由が分かって面白いですよね^^
本日はここまで!
お読みいただきありがとうございました。
パーソナルカラーリスト sana
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