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私の不思議体験
夏だな〜
心霊系増えてきたなぁ
と思っていたところで、
思い出した私がした怖い心霊ではない、
不思議な体験をここに綴ろう。
それは中1の頃
中1の頃、ひいおばあちゃんが亡くなった。
私は初曾孫で県内に住んでいたということもあり、ひいおばあちゃんの家によく行っていたから、どんなおばあちゃんなのか、県内に住んでいてよく行くおばあちゃんくらいによく知っていた。
性格は温厚な性格で、優しくて、笑顔が素敵で、でも時には厳しくて。
私は初曾孫だったこともありとても可愛がってくれて、私が入学の時にたくさんの文房具をプレゼントしてくれました。
時には涙脆い時もあり、とても可愛らしいおばあちゃんでした。
そんなひいおばあちゃんが亡くなったなんて初めは信じられなかったし、悲しかった。
小学校高学年になった頃から少しずつ会える機会が少なくなっていたので、もう少し会っておけばよかったなと後悔していた。
お葬式の日
通夜が終わり、告別式が執り行われた日。
久々にひいおばあちゃんに面会した日。
その顔はいつもと変わらぬ優しい顔でした。
告別式も終わり、斎場に行き、
骨壷にひいおばあちゃんの御骨を納めた。
その後、ひいおばあちゃんの住んでいた家に行き、みんなでご飯を食べた。
久々に全員が集まる場というのもあり、近況報告をしたりして話が盛り上がった。
帰りの時間になる。
みんな、忘れ物ないね、と言いながら見て回る。
私はみんなが集まっていたその部屋を
最後に出た。
全員が廊下にいる時、
皆が集まっていた部屋の電気がパッと消えた。
あれ?
誰もいないよね?
私にみんなが「消した?」と聞く。
私は勿論消してない。
首を横に振った。
すると、
パッと電気が付いた。
電気の明かりは廊下や部屋などにスイッチは一切なく、電気の真下に行き、引っ張らないと電気がつかない形式の明かりだった。
その時、なんかひいおばあちゃんが
「ありがとう」って言った気がした。
それは私だけじゃなく、
全員が感じたようで、みんなは笑顔になった。
涙脆くて、足が悪い時、皆と出かけられなくて寂しくて泣いちゃうようなひいおばあちゃんだったので、ひいおばあちゃんらしいお別れの仕方だったななんてみんなで外で話しながら別れた。
ふと思い出した時に、
今でもこの話を家族でしたりする。
あれは不思議だったよね〜。って。
でも、怖いとかそんな感情は全くないんだ。
ただただ、ひいおばあちゃんが来てくれた。
ひいおばあちゃんがありがとうって
言ってくれた。
みんなそう感じていたから、
そうに違いないなって思うんだ。
ひいおばあちゃん、今でも元気でいるかな。
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