vol66 年金を通じて、お金の使い方について考える
こんにちは、sanaです。
本日は、年金をとっかかりにお金について考えていきたいと思います。
◯年金は破綻するという説
結論から言うと、
これは、現在でも多額の税金が投与されていることから考えると、
今後、「年金が破綻する」という自体は、
すなわち、「国家として破綻」するレベルの話だと思うので、
なかなか実現しにくい話ではと思っています。
なので、金額の削減はあれども、
大きく現状の体制が変更になる可能性は、低いのではないでしょうか。
仮にそうなった場合を想定しても、
私達にできることといえば、
必要以上の老後資金に怯えるのではなく、
年金が減るというシミュレーションのもとで、
自分たちがどれだけ必要かをフォーカスすることが大事だと思っています。
世の中のニュースの出来事は、ほとんど自分達の人生に関係のないこと、または、自分達が影響を与えようと思ってもなかなかしにくいことがほとんどだと思います。
ニュースに感情移入することは、贅沢な遊びとして、自分の人生とは切り離して、自分達でできることに、自分のエネルギーを割いた方が人生愉しく生きられそうですよね🎵
◯繰り下げ受給も選択肢
さて、老後の資金について、考えていきます。
資産形成をしていれば、
老後年金についても一つ取りうることができる手段があります。
それが、「老後年金の繰り下げ受給」です。
これは、65歳で年金を受け取るところ、これを受け取らずに、66歳、67歳と時点をずらしていくことです。
単にずらすだけだと意味がないのですが、この制度には、1年ずらすごとに、年金(基礎年金と厚生年金)が0.7%ずつ増額するというメリットがあります。
「65歳からもらえるのに、もらわないとソン」という考えもありますし、何歳まで生きるのかというのは、誰にも分からない不確定要素が強い面もあるので、一概にこれが良いとは言いにくいのが実態です。
でも、一つの選択肢として、「今すぐにはいらないから、後回しにしよう!」という行動が取れるだけでも、老後の生活の幅が広がる気がしています。
◯老後に怖いのは、資金がショートすること、、
以前、老後2000万円問題の項でも紹介しましたが、老後の心配のトップが、ほとんどの年代で「お金」となっていました。
実際に、お金で解決できる心配事は多いと思います。
労働でお金を稼ぐことができない老後に、資金がショートしたら、、、と想像するだけでも、不安な気持ちになってしまいますよね。
以前、「DIE WITH ZERO」という本が話題になりました。
この本のコンセプトは、要は、
●死ぬ時にお金を使い切って死のう!
●経験にお金を使って、記憶の配当を得よう!
といったものになると思います。
夫も私も読みましたが、とても良い本だなと思います。
(余談ですが、発売から数年経過するのに、なかなか中古本の数が出ず、価格も落ちないのは、やはり皆さん手元に置いておきたいからでしょうか。)
夫も時間をおいて、何度も読みたいと言って、先日も再読していました。
でも、このゼロで死ぬというのは実際には難しいですよね。。
それは、やはり、何歳まで生きられるのかが分からないからです。
この一つの解決策として、「DIE WITH ZERO」にも紹介がありましたが、
もし老後までにお金を使い切ることが難しい場合は、
民間の終身の個人年金に加入すればよいと書いていました。
これも一説にはありかもとも思います。
もし、自分達が今後必要な金額が分かっていたら、死ぬまで保障してくれるなら手元のお金は少なくても、穏やかに生活できるかもしれませんね。
まだまだ老後は先の話のようですが、年齢を重ねてから、「もっと上手くお金を使っておけば良かった、、、」とならないように、
資産形成の仕方と同じくらい、
その後のお金の使い方についても、日々学んで行きたいと思います。
以上、本日は、年金について考え、そこから派生した話をまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。