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vol90 「お金か、人生か」から学ぶシンプルな家計管理
こんにちは、sanaです。
本日は、「お金か、人生か」という本を読んで考えたことについて、書いていきたいと思います。
◯FIREの先駆けとなった本
この本は、「DIE WITH ZERO」という本で言及されていて知りました。
初版は、1992年と古いのですが、FIREという言葉がなかった時代に一種のブームになったようです。
内容としては、なるほどと思わせることが多く参考になりました。
消費することが「正義!」というアメリカで、その反動として異を唱えた感じでしょうか。
考え方などは、読んでいて気持ちが良かったです♬
いくつかご紹介したいと思います。
◯やるのはシンプル 「支出と収入をグラフ化」
この本のコンセプトは、
人生をお金に振り回されずに、充実して生活しようというメッセージだと思います。
そのためのシンプルな方法として、
「①支出を徹底的に毎月グラフにして記録すること」
「②収入も同じグラフに記入すること
「③収入が必ず上回るようにすること」
というグラフを作成することを強く勧めています。
著者は、これを「ウォールチャート」と読んでいます。
そこでのポイントは
・毎日そのグラフを目に見えるところに貼っておくこと
です。
日々意識することで、必要なものを買うときのストッパーになってくれるとのこと。
うーん、確かに継続してグラフにすると、途中で止めるのが惜しくなって、
継続していきそうですね。
習慣化させるまで、いかに続けるのかがミソかもしれません。
◯死ぬときに後悔すること
もう一つ、大事なこの本のコンセプトが、
「どれだけお金が必要なのか?」という問いかけです。
この本では、お金を得る仕事は、ライフエネルギーとの交換と書いています。
・シャツ1枚手に入れるのに、何時間のライフエネルギーと交換したのか?
・果たして、その効果はあったのか?
この本の中で、人が死ぬときに後悔する話として、
「あれほど、働かなければ良かった。。。」
という言葉があります。
もし、自分たちの大事な時間が、
どうでもいいものを買うために費やされていると考えると、、、、
無駄遣いしている場合じゃない!
という考えになってきます((*_*;)
◯資産の伸びが、支出を上回った時点で経済的自立!
先程のウォールチャートが軌道にのってきた中で、
もう一つ重要な線を付け加えることがあります。
それは、
「毎月の投資収入のグラフ」
です。
余ったお金から少しでも投資をすることにより、
除々に、投資収入が積み重なっていきます。
そして、いつの日か、
投資収入が、支出を超えた時というのが、
経済的自立を迎えたということになるということです。
なんとなく、経済的自立って憧れるけど、
なかなか遠い道のりのような感じがしますよね。
でも、本書のように、グラフにして視覚化すると
一歩ずつ進んでいるような感覚があって、素敵だなぁと思いました。
◯更に大事なのは、経済的自立のあと
この本で、一番いいなと思ったのは、
経済的自立を遂げたあとの仕事への考え方です。
もちろん、
FIREの名のとおり、
早期退職するのもありですが、
退職するのは、お金を目的にした仕事のみでいいと断言しています。
この点は、確かに共感する点が大きいです^_^
お金を稼ぐことが目的ではなく、
お金にならないことでも自由にやっていいんだと想像するだけで、
ワクワクしてくる気がします。
そうした境地になれるのに憧れてしまいますね。
読後感が爽やかな気持ちになれる、
良い本だったと思います。
以上、本日は、「お金か、人生か」を読んで考えたことをまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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