
vol86 代表的な米国分配型投信について
こんにちは、sanaです。
本日は、米国分配型投信について代表的なものについてのご紹介です。
◯大きく、日本と米国に分かれる
日本の企業の株式や投信での分配は一般的ですが、ここ近年では、米国企業の好調度合いから、米国の投信などが人気があります。
米国投信で分配型で有名なところでいうと、
銘柄ですが、「VYM」「HDV」「SPYD」などが挙げられると思います。
銘柄だけ聞くと、一体何の記号??と思われるかもしれませんが、
いずれも、米国ETFで、高配当のものとなっています。
これらについては、最近では楽天証券などで、投資信託にした形で、
より手軽に購入できる商品が増えてきました。
NISAなども使えるということで、人気も出ているようです。
特に、楽天証券、SBI証券で今まで日本では購入できなかった「SCHD」という米国の高配当ETFの投資信託が登場し、短期間で大きく売上を伸ばしたようですね。。。
この辺は、ネットで色んな情報が出ていますし、また常に新しい商品も出てくるので、最新の情報はチェックしておいてもいいかもしれません。
夫も、友人から聞いてこうした動きを最近知ったようです。
◯分配金の課税について、注意点
さて、ここでは、米国のETFなどを購入した際に、1点だけ注意点があります。
それは、米国と日本で二重課税になっていないかという点です。
日本での株の売却益や分配金には、約20%の税金がかかっているのはご存知だと思います。
更に、通常米国のETFなどで分配金を得た場合、10%の税金がかかってくることになります。
ただし、これは2重課税となりますので、救済措置があります。
確定申告時に、この米国分について、「外国税額控除」の申請をすれば、10%については還付されることになります。
ひと手間必要になってしまいますが、ちゃんと手続きすれば大丈夫なので、少し安心です。
また、実は、投資信託型については、この2重課税の問題は、既に2020年の税制改正で、調整済み♬になります。
例えば、先ほど少し紹介した楽天SCHDなどの投信では、日本の20%のみの税金となります。シンプルでいいですよね。
さて、じゃあ、この楽天SCHDをNISA口座で購入すれば、税金は非課税じゃない♬
と思いませんでしたか???
私もそう思いますした、、、が、実はそうではないみたいです。
NISA口座で買った場合でも、米国分の10%はかかってしまうようです(何故に。。)
少しややこしくなりましたので、まとめると
◯特定口座(課税される口座)で購入時
米国ETF ⇒ 約30%(日本20%、米国10%)←申告で米国10%は還付
米国型投信 ⇒ 約20%(日本20%、米国0%)
◯NISA口座
米国ETF ⇒ 約10%(日本0%、米国10%)
米国型投信 ⇒ 約10%(日本0%、米国10%)
以上となります。
せっかく配当金を貰えるなら、どうせなら少しでもお得に購入したいですよね。
また、上記のうち、確定申告って面倒そうと思われるかもしれませんが、
夫曰く、そこまで難しいものではないと言っています(ここは夫の担当で(笑))
年間の所得の勉強にもなるので、申告をやってみるというのも前向きに捉えてもいいかもですね。
我が家ではこうした配当金も、今後狙っていこうかと思うので、日々学習は続けたいと思います。
以上、本日は、代表的な米国の分配金投信について税金も含めてまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
