vol71 世界の資産家のポートフォリオから学ぶ その3
こんにちは、sanaです。
今回は、世界の投資家から学ぶ第3弾として記載していきたいと思います。
◯アンソニー・ロビンスの考え方
前回まで、著名な投資家のポートフォリオをもとに、具体的な資産の内訳をお伝えしてきました。
本日は、もう少し概念的な話として、この本の著者が考える資産の分け方についてお伝えしたいと思います。
著者は、自分の資産を3つのバケツに分けるといいと言っています。
それは、①安定・安心のバケツ、②リスク・成長のバケツ、③ドリームバケツの3つです。
◯安定・安心のバケツとは
この項目の具体例として、代表的なものとして、「現金」「債券」「自宅」「年金」「生命保険」などがあります。
共通するのは、値動きが大きくないものですね。
大きな値上がりは見込めないけれど、安定感は抜群だと思います。
◯リスク・成長のバケツとは
この項目の具体例は、「株式」「ハイイールド債」「投資不動産」「商品取引」「為替取引」などです。
うーん、いかにもリスクが高そうです。ここでの共有点は、利益も無限大だが、損失も同程度無限大だということです。
ここでみると、「投資信託」などは、どちらかというと、安定・安心のバケツの分類に入るような気がします。
さて、結局ここでのバランスをどうするかということですが、正しい結論はないとして、「それは人によるからだ!」と言っています。
結局はどれぐらいのリスク許容度があるかによるのかなと思います。
今保有した資産がいくらまで下落しても耐えられるか、答えがあるでしょうか。。
例え、50%は耐えられると思っていても、いざそういう状況に追い込まれたらどうするか。。
実際になってみないとわからないかもしれないと思いました。
この本で言っている、「心の安定を保つ方が、富を築くよりずっと大事だ」というのが、すごく響きました。
さて、ポートフォリオの話はここで終わっても不自然ではないのですが、著者はもう一つのバケツを用意しています。それがドリームバケツです。
◯ドリームバケツとは
言葉のとおり、夢のバケツで、人生を楽しむために使うお金のことを指しています。「戦略的ぜいたく」とも。
このドリームバケツを上手く活用することで、人生の幸福度を上げることができるようです。
確かに、自分たちにご褒美を与えることは大事ですよね!
そのためにも、将来必ずしたいことをリスト化しておくのは非常に良いと思います。
私も友人がそれを作っているのを見て、いいなぁと思ったので、少しずつですが整理をしています。
特に、家族や夫婦で話し合って、共通の夢があればもっと素敵ですよね♬
◯最後に
さて、この本やお金持ち関連の本を読んで、共有するのが、「何のためにお金を増やすのか」という問です。
特にこのことは、何に投資するのかにもよると思います。
例えば、S&P500に投資する理由の一つとして、この指標に入っている企業やグローバル企業は、ESG投資(社会貢献活動)を行っている先がほとんだと思います。
つまり、S&P500に投資することは、ある意味、それが社会貢献にも繋がると思います。
そう思うと応援したくなるし、仮に少し下がっても保有を続けようという気持ちになる気がしませんか??
この点は、逆に、仮想通貨が下がるとすぐに手放したくなる考えとも、共通しているのかもしれません。
投資って、奥が深いですね。。(´・ω・`)
以上、本日は、世界の資産のポートフォリオについて第3弾をまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。