vol69 世界の資産家のポートフォリオから学ぶ その1
こんにちは、sanaです。
本日は、世界の資産家のポートフォリオについて、その触りについてのご紹介です。
◯分散投資は何のために
これまで、いくつかの記事で投資については、
「分散は大事ですよね!」
というお話を書いてきました。
今年から、新NISAが始まったことにより、
ニュースなどでも、「長期!」「積立!!」「分散!!!」が、合言葉のように言われるので、随分と馴染みでてきた単語かもしれませんね♬
さて、分散投資について考えるときに、
改めて、何のために必要かを整理してみます。
最近では、米国株が1強とも言えるくらい好調でした。
「結局、米国株が世界最強なんだったら、それに投資をするのが一番効率的にお金が増やせるんじゃないの」というご意見も、もっともな気がします。
ただし、最近の過熱感からすると、もうそろそろ何かがきっかけになって、下落するトレンドが来るんじゃないのかなと思っています。
もしそうなったときに、どうするか。
ダメージを少しでも減らせるためにも、分散させることが大切なんだと思います。
未来はどうなるか誰にも予測ができないです。
そのために、色んなことを想定して、自分たちの資産を守っていく必要があるのかなと思います。
◯テールイベントに備える
みなさん、「ブラック・スワン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
経済の世界のたとえで、白鳥は白いものと思い込んでいたところ、
ありえないことが起こる時の話として使われることがあるようです。
著者のナシーム・ニコラス・タレブの本に、同名のタイトルがあります。
この本では、ブラック・スワンの特徴として、以下の3つを挙げています。
◯ 異常であること
◯ とても大きな衝撃があること
◯ 異常であるにもかかわらず、生じた後は、適当な説明をつけて、それが
予測可能だったことにしてしまうこと
最近でいうと、リーマンショックや、コロナショックがこれに該当するのでしょうか。。。
統計の世界では、起こる可能性が非常に低いけれど、もし一度起こってしまうと、多大な影響があることを「テールイベント」が生じるなどといいます。
例えば、リーマンショックの際などは、50%近くまで減少したというデータもあるので、ざっくり資産が半分になるイメージです。。
果たして、今のポートフォリオ(資産構成)で半分になっても耐えられるのか・・・
と考えることは、頭の体操としても、とても大事だと思っています。
◯グリップできるかは、投資しているモノによる
我が家では、リーマンショック直後ぐらいに、主な投資(最初は夫ですが)を細々始めたぐらいですので、直接の大きな経済ショックとしては、コロナショックぐらいかと思います。
その時も、大きな下落で不安にはなりましたが、いずれ世界の株式は回復するという思いもありましたので、夫ともども、話しながら、極力株価を見ないようにして(笑)、何とかやり過ごすことができました。
これは、投資の大半が、世界株式などの投資信託だったので、最悪ゼロにはならないだろうという思いがあったためです。
一方、これは夫が経験したのですが、以前暗号資産に、今よりも投資をしていた際に、突如として、世界第2位だった取引所が破綻(FTXというアメリカの会社)したことがあります。このときは、暗号資産に対する信用が一気に落ち、夫も気が気でなく、かなりのポジションを清算したといっていました。
その後、紆余曲折あり、暗号資産は復活していますので、何が正しいかは難しいのですが、やはりいざという時でも、「グリップし続けることができるかどうか!?」で、投資する対象を選ぶことが大事だと思います。
メインは世界株、あくまで、サブのスパイスとして、暗号資産を触るぐらいでいいと思います。
◯世界の最強のポートフォリオとは
さて、ようやく、本日のタイトルですが、
じゃあ、一体、世界のお金持ちはどういったポートフォリオを推奨、または実践しているのか、気になりませんか??
私は興味津津だったのですが、
夫の本棚から、良い本の材料が見つかりました。
今回は、少し長くなりましたので、
次回に、こちらをメインにご紹介したいと思います。
以上、本日は、ポートフォリオに関連した話をまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。