vol40 米国株式への投資が最適解??
こんにちは、sanaです。
本日は、資産を集中させるリスクについて、考えていきたいと思います。
◯自分達の資産を考える
さて、以前から、何度か資産を集中させることは、大きなリスクがあるということをお伝えしてきました。
その中で、我が家でも関心が高いのが、
「自分たちの資産は、本当に分散できているのかな!?」
という点です。
これは、現在保有している金融資産のほか、
これから働いて得るお金(ここでは、人的資本)も含めて
比較をするようにしています。
例えば、仮に年収600万円だとして、手取り400万程度ある場合、
今後20年間だけでも、400万円✕20年間で「8,000万円」ほどにもなります。
スゴイ大きな金額ですよね!
日本で働くことを前提にすると、これは当然ながら全部、日本円で得ることになります。
その場合、仮にですが、
日本円の価値が将来下がっていたら(すなわち円安)どうでしょうか。
8,000万だと思っていたのに、世界基準では、簡単に2割減の価値しかなくなってしまう。。。
ちょっと想像しただけでも、悲しいですよね(T_T)。
こうしたリスクに、夫は以前から関心が高かったようです。
2024年時点での為替の動きを見ていると、1年で2割〜3割程度下落することは、決して珍しくないと思います。
為替の価値は、一説には国力の差を示すとも言われています。
日本の人口の少子高齢化の先行きを見ると、以前のように、日本円が100円を切るような時代はなかなか想像しにくいと思います。
そうなった際に、
普段の労働では、日本円を得ているのなら、
せめて、金融資産だけでも海外資産の比率を多くすることが
人生全体で見たときに、資産のバランスがとれた状態なのではないかなと思っています。
日本という国は、治安もよく自分たちが生まれた場所であり愛着はあるのですが、
「自分達の資産を全部託すのか」
というと、それは違う話かなと思います。
◯海外資産と国内資産を分散させる
そうした考えがベースにあって、
我が家では、金融資産について、海外資産がかなり高めに推移しています。
実際の金額ベースでは、6割を優に越える割合となっています(汗)。
この割合について、果たしてベストなのかは、、、いつも悩んでいます。
実際に、
円安時には大きく恩恵を受ける一方で、
円高時には逆回転が起こってしまうのも、事実だからです。。。
ただ、現時点では、私も夫も現役世代であり、日本円で給与を得ており、少なくともしばらくはこの状態が続くことを考えると、
ある意味、合理的に選択した結果なのかなと
自分たちの中で、整理しています。
◯海外資産についても、1極集中は避ける
さて、次に、その海外資産についてですが、これについても特定の対象に過度に集中するのは、リスクが高いと考えています。
例えば、2010年代から、2020年代の現在まで、米国株の好調さが目立っています。
一見すると、米国にさえ投資をしておけば、簡単にお金が増える状況に思えます。
ただし、実際に以前の歴史を見ると、
2000年代の米国株は、インターネットバブルが崩壊した影響で、むしろ低迷しており、
その一方で、
BRICSと呼ばれた新興国株の方が、成績は良かったというデータがあるようです。
今は好調な米国株式ですが、これが今後10年続くかと言われると、、、、です。
やはり、投資の原則である、「一つのかごに卵を盛ることは危険」なのだと思います。
◯やはり、分散させることが大事
結局は、分散が大事ということに行き着きます。
このため、我が家では、なるべく海外資産についても、
米国以外、特に最近は新興国株式の投信にも投資をするようにこころがけています。
このあたりは、最適な形がまだ模索中なのですが、
ベストな結果でなくても、ベターぐらいの結果に収まれば良いよね!
という思いで考えています。
以上、本日は、資産を集中させるリスクについて、まとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。