vol14 続 天引き貯金について
こんにちは、sanaです。
本日は、前回に引き続いて天引き貯金についての内容です。
天引き貯金については、やはりその効果を実感しているだけあって、
もう少し話を続けていきます。
天引き貯金については、色んな場面で重要だと言われているのは、皆さんご存知のとおりかと思います。
その中でも夫曰く、昔の本だけれども、とっても参考になったという本があったのでご紹介します。
◯4分の1 天引き貯金法
本多静六作 「私の財産告白」
著者の本多氏は明治から昭和初期に生存した大学教授なのですが、
その財産が桁違いで、資産を元手に日本の林業・造園に多くの貢献があった方で、
なにより、大学を退官時に巨額の金額を寄付した篤志家として知られています。
お金に関する本では、著名人も影響を受けたとして名前を挙げることが多い本のようです。
最近はマンガにもなっています。
この中で特に注目するのが、
◯4分の1 天引き貯金法
になります。
本多氏が大学の助教授だった時代は、日本も貧しく、薄給の中養う家族も多かったようですが、一念発起して実行したのが、この投資法だったようです。
具体的には、①給与の4分の1を天引き貯金、②ボーナスなどの臨時収入は全額貯金することと述べられています。
この本からも我が家の資産管理には多くの影響を受けることになりました。
特に、前半の天引きもそうなのですが、後半の臨時収入の考え方は同じように実践すると大きな効果があったと思います。
結局、無理なく貯めるには、天引き貯金が1番ですね。
前回書いたように、
「あると思う」からその分使ってしまうので、
「最初からない!」と思ったら、それなりの工夫をしてやりくりするということは、時代に関係なく、今でも通用する大事な考え方だと思います。
本多氏はそうして貯めたお金を、自身の研究分野にも関係する山林などに投資することで、雪だるま式に資産が増えたと述べられています。
この本を通して、
資産形成をする際には、
①まずは貯金
②そしてそのお金を投資
この①⇒②の流れを作ることが大事だと学んだと思います。
その他
ちなみに、夫曰く、本多氏の他の著作の中では、他にもユニークな貯金法が紹介されているようです。
その名も、「したつもり貯金」というもののようです。
例えば、街中でウインドウショッピングをした場合、気分だけ買った気持ちになって、実際には買わずにその分貯金に回すというもの、、、らしいです。
これを実践するのは、相当気合が入っていないとできなそうですね(笑)
でもお金の使い方という意味では色々と考えさせられる気がします。
今後、お金の使い方という視点でも考えを書いていきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。