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命を燃やし、その火を繋ぐ事が、生きるということ

こんにちは。転職エージェントでワーママのさなです。最近3時台に起きることにハマっていて1日が充実してご機嫌に過ごしていますが「相変わらずパワフルだね~どこからそのエネルギー湧いてくるの?」と言われ、確かになんでこんなにパワーが無限に湧いてくるのだろうか・・と自分でもわかりませんでした。

そんな中、キャンプで焚き火をしながら、燃え上がる炎を見て「あ、エネルギー・・・これだ!」とピンときたのです。小さな火が、どんどん大きく燃え上がる姿は、過去を生きてきた人や、今を生きる誰かの気持ちを受け取って燃え上がる、まるで人の情熱のようだ、人の命のようだ…そんな気がして来たので、noteに書いておこうと思います。

最初の炎ー母親の持っていたコンプレックス


突然ですが、親が子どもに期待をかけることは、悪ですか?
私はそうは思いません。受け取るかどうかは勇気づけされていれば子どもが選べるので、自分が生きてきて成し得なかった事や、学んだ事感じた事を伝えたいと思うのは、自然な愛情かなと思います。

かく言う私の母親もまさに女性のキャリアのコンプレックスを抱えた人でした。「女の幸せは結婚!」という家庭で育ち、進学の夢を断念し結婚。その後家庭の事情で働くことになりますが、仕事はそんなに選べず、早朝に起きて勉強をして進学し、資格を取り、何度も転職をし続けてキャリアの崖を苦労してよじ登っていました。母親としてはワンオペ当たり前、十分に子どもに時間を割いて上げられなかったとよく話してました。

そんな母だから「早奈恵の生きる未来はきっと性別に関わらず仕事や人生を選べるようになる、だからしっかり勉強しておきな!」と自分が成し遂げられなかた大学進学や女性としてのキャリアアップの夢を私に託してくれました。

母親の燃えるようなコンプレックスと努力の炎が、私に燃え移り燃え上がり、パワフルな女の子に仕上がったのかも知れません。(劣等感をどう扱うかというアドラーの考えにも似ていますね。)


仲間との出会いで、燃え上がるし、小さくもなる

 焚き火の火が消えそうになると、新しい薪をいれて火を繋ぐ。まきをたくさん入れると大きく燃え上がるーそんな風に最初は親から子へ繋がれた炎が、親離れし友人や同僚など仲間を通じて、形を変えてゆきます。同じ志の仲間に刺激を受けたり、逆に負を感じて怒りに満ちたりしても炎は時に大きくなるのです。
 一方で、薪の詰め過ぎで空気が流れなかったり、薪がしっけていたりして、燃えない時もあるように、疲労で気力が湧かなかったり、裏切りで絶望したり、孤独で寂しくなったり、人と一緒にいることで炎が小さくなる時もあるように感じます。この経験をすると、人と繋がることが怖くなってしまう場合もあると感じています。

人は人を求めながら、時に人が怖くもなり、それでもつながりを求め続ける

人間関係って難しいなあっていつも思うのです。
共鳴して燃え上がってたと思ったら、お互いの価値観の違いが見えてしまって逆に苦しくなったり、相性が悪いからこそぶつかって、それがエンジンになって燃え上がったり、ポジティブとネガティブを交差しながら燃え続けているように見えます。

だからこそ、大事なのは「今の自分の心の炎の大きさ」を感じ取り行動すること。大きくても小さくてもいいと思うのですが、小さな時は炎が消えてしまわないように守るし、大きな時はその炎の光で周りを照らしていく、共鳴しながら燃やしていく。

(そして、心の奥底で怒りの炎が燃えてきたら、大切な人たちを火傷させないようにしないと、巡り巡って孤独が自分の炎を小さくしてしまう…)

燃え尽きて、火の粉が星空に、溶けていく


どんなに火を繋いでも焚き火が終わるように、命の終わりもやってきます。
こんなに必死に生きてるのに、なんで終わるんだろう。
いつか終わるのに、なんでこんなに必死に生きるのだろう。

パチパチと音を立てて夜空に舞う火の粉が、ふと、綺麗な夜空のお星様に溶けているような景色を見て、この言葉を思い出しました。
ー「お星様になった」

星降る夜は、火の粉と星空が溶けて、まるで生と死が一緒にあるようだった

下の子が生まれてくるのと入れ違いで突然亡くなった、おじいちゃん。
色々あったけど、いい人生だったなあ、おじいちゃん。
 
 喜怒哀楽に振り回されて必死で燃え続け生きた人生も、いつか終わりが来るー小さくなったおじいちゃんのその姿と命の儚さは、夜空の小さなお星さまの儚い輝きと重なりました。炎のような温かさも明るさもないけど、星には、永遠の美しさがあるなと感じ、心が温かくなりました。

私は、何のために生きるのか?

人は、きっとこの命の炎を聖火リレーのように繋ぎながら、美しい人生だったと言う物語を語るために、生きるんだろうなと思います。

ー私は、どうだろう?
私は私の炎を途絶えさせず、今より燃やし続けて、私の大切な人たちの未来を照らすように、そんな風に自分の命を燃やしたい。

生きていれば嬉しいことも、楽しいことも、腹が立つことも、悲しいことも山ほどありますが、たくさんの人の色んな気持ちをもらえばもらうほど、私の命が強く燃え上がる音がするのです。

だから「気持ちを聞いてくれてありがとう」と言われるたびに、私のほうが感謝です、と心から思っています。沢山の方の生きる炎に触れて、私もみなさんに生かされてる気がするのでした。


最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
Twitterでもこんな感じの世界観で日々人生について呟いてたり、ふざけてたりしますので、繋がれたら嬉しいです。
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🐔さな♫倉持早奈恵|ミライフ Career Designer
(なんだこのニワトリちゃんは笑)

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