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小1の「壁」はボルダリングでした。

こんにちは!ミライフという転職エージェントでキャリアデザイナーをしている、ワーママのさなです。息子2人(6歳&3歳)と愉快な日々を、楽しく、必死に生きてます笑

ついに、長男が小学校に進学し、噂の『小1の壁』っぽい感じを経験。なんか大変だなあと思ってたけど、これ実はボルダリングみたいに楽しんじゃえばいいんじゃないか?って思ったので書いてみます。

巷で噂の『小1の壁』

保育園のうちは結構働けるよね、小学校に行くとまたキャリアにブレーキかかるよね、そんな事をよく耳にしてました。そして震えてました。
小1の壁とはこんなもの、らしい。

・出社、帰宅の時間を変えなくてはいけない。
・雇用形態を変えなければならない。
・お弁当作り、平日実施の学校行事参加など、保護者の負担が増える。

小1の壁とは

去年転職した今いる会社が、リモート&フルフレックスだったので、被害最小限に抑えられそうだなーと思って若干余裕こいてました。笑
ただ、現実は働き方だけではなかった。

働く親中心に設計されていた保育園の世界

壁の匂いを感じたのは、入学前健診。
おや?普通に平日のど真ん中に強制で入ってくる。説明会でも驚愕したのが、話は聞いてたけど準備物と紙の書類の多さ。マイナンバーのID伝えるから許して…と思いながら、息子の名前と我が家の住所を何枚も何枚も書く。

住所と名前書きすぎて5枚目くらいから間違える笑

いや、働く親中心に設計されていた保育園の世界に慣れていたんだ、私が。
保育園はこんな感じ。

・連絡はアプリとメールなのでスマホで移動しながら対応。
・準備物は必要最低限で済む。お金を払えば更に減らせる。
・行事は基本土曜日なので保育園の為に平日休む事はない。

更に私の通っていた保育園は理念にも「働く親を最高水準の教育で支援」と謳われてたくらいの環境・・・そうか、ゲームのルールが変わったのだ
まあこれはルールを理解してやればいいだけの話なので、今の自由な働き方をさせてもらえる環境であれば、なんとか乗り切れそう。

ところが、4月に入って予想もしない事態が発生・・・

子どもが途中で帰ってきちゃう!?

学童の合う合わないがあると聞いてたので、2箇所の学童に申し込み、慣らしも終えて万全の状態だった。最初は午前だけで慣らしたほうがいいかも聞いたけど「みんな初日からフルで預かるので全然大丈夫ですよ~」と大丈夫そう、さすが小学生。

ところが、学童に入るなり、息子が号泣。
うーんまあ、慣れもあるし、預けちゃえば大丈夫かなと思い、後ろ髪引かれる思いでバイバイするも、昼前に学童から電話がかかってきた。「ずっと泣いててごはんも食べられそうに泣いてので、お家にいらっしゃるなら迎えに来てもらえますか?」

マジか・・・ごめん。たまたまその時間帯2時間だけ固定の予定がなかったので、急いでお迎え。午後は午後で予定が詰まってるので、その2時間で色んな話をして、午後は4時間くらい一人で遊んで待っててもらった。
仕事部屋の扉をノックして泣いてるの聞こえるんだけど、こちらもオンラインで顧客対応してたりするからタイムリーには出られない。(しかも昼間2時間抜けてる上に夜はワンオペだからカツカツ…息子よ、すまん!!!)

まさか早々に学童にいけないとは。予想してなかったので仕事ぎっしり入れちゃってた私の誤算。4月初旬はもう少し余裕のあるスケジューリングにすればよかった。仕事も、家事も、育児も、歯車が噛み合わず、睡眠不足で気持ちも落ち込んでた。そんな時、あるメッセージに救われた。

壁は壁だと思うから壁になる

この事件の前日の夜、私はこんなツイートをしていたんだけど、

翌日息子が泣いて早退。ワンオペで死にかけてる夜に、ふとTwitterを開くと、大好きな人から素敵なリプライ。

3人のママでバリバリキャリアも積んでて、太陽のような素敵な人。
(最初の育休復帰のときも、助けてくれたんだ。)
ゆうきさんに「壁、見えなかった」と言われて気が付いた。

ーきっと、壁は私の心が生み出している。その壁は、私の人生や育児における目的を果たしてはくれない。では、この環境の変化に私は、私の心になにを映そうか。

泣いてる目を閉じると、目の前の壁が色鮮やかな宝石の輝く世界に見えた

小1の「ボルダリング」だ

泣いている息子とハッピーセットを食べながら、アドラーのテキストを引っ張り出してきて、お互いのやりたいことと、課題を羅列した。どうしたら、息子の小学校生活と私の仕事が両立できるかを一緒に考えた。
※アドラーによる課題の分離と共同の課題の作成

お手伝いシートを更新して、ワンオペを乗り切った。これは3月から予定してたんだけど、月1だった家事代行さんは、今年度から毎週に変更になる。
※家事代行さんを使うメリットはコチラのnote読んでください。

自宅にいる間も出来るだけ、子どもたち(6歳長男と3歳次男)で自主的に遊べるように、モンテッソーリの本に沿って、少し部屋を作り変えた。

そんな私を会社の同僚や、近所のママ友が慰め励まし応援してくれる。
泣いて登校できない息子の手を握って、お友達が登校してくれる。

いろんな形、色んな色の石を掴んで登るように、たくさんの工夫と援助で私たちは進んでいく。成長していく。会社のお仕事をする時間はもしかしたら少し減ってしまうかもしれないけど、育児も家事も、人が生きる上で必要で頑張っていることは大事な仕事。子どもと一緒にいる時間も、子どもに真剣に向き合うことで成長できる。

ああ、また今週からどうなるのかドキドキだけど、このボルダリングのような育児の時期を楽しもう。

ここまで書いてアレですが、
実は、ボルダリング一度もやったこと無い。笑
最後までお読みいただきありがとうございました。


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