パートでまわってる企業の危うさ
ここ最近、私が働いた2つの企業。そのどちらも、業界内でも悪名高い(?)パートに頼りきった企業です。
今日はちょっと真面目に双方で働いてみて感じた、パート頼りの企業の危うさを書いていきたいと思います。
ケース1 小売店A
・正社員が一人も居ない
私が小売店Aでパートとして働いていた時、店舗には正社員が不在でした。
店長はいましたが、パート店長。
面積は広め、商品数は相当多め、仕事内容はレジ、陳列がメインでした。
クレームは少なめかもしれません。とはいえ、クレームは発生するのです。
・責任者不在時のトラブル
店長がパート、という衝撃のお店でしたがあくまでパートなので責任者不在の時間はかなりありました。
責任者が不在時でもトラブルはおきますし、そんな時に対応させられるのは一般パート、アルバイト。
(ほぼ)最低賃金で、やってられるか!となることが多々ありました。
・朝シフトのパートが複数人退社
正社員ではないパート。反乱を起こすことは簡単です。退職すればいい。
私は期間限定で働いていたのですが、その契約が切れる時に長期で働いていた方も3人退職することに。
朝の時間帯のパートが4/8辞めました。
残りの方も、妊娠中、お子さんが小さく休みがちとなかなか定着は難しそうな方たちでした。
ケース2 あなたの街にも小売店B
・社員は店舗に2名
ここは社員がどちらかは出社している体制でした。
しかし、社員同士が不仲のため回っているとは言い難い状況。
不仲なら居ないほうがマシです。
・営業時間の長さ
この店舗は営業時間がかなり長く、その分に必要な人員は確保できていない状況でした。
Aの店舗は4人減っても、なんとかやっていけるかな?という状況でしたが、
こちらは1人でも急に休みが入ると回らない。それどころか、全員出勤しても仕事が回らない人員の薄さでした。
・作業の負担
人員が薄くなれば、その分の作業負担は増します。
また申し上げますが、
(ほぼ)最低賃金で、やってられるか!
となるわけです。
社員がいても、給料分働いているとは思えないし。
・パートなのにサービス残業する人々
アウトですね。人員薄くて仕事が終わらない。しょうがないからベテランパートがサービス残業していました。
サービス残業しているパート仲間を尻目に帰りづらいので、サービス残業の連鎖になります。
本当に良くない。
小売店A、Bともにパートがメインで、お店を回していました。
A に関しては人気のある店で、業務内容もシステム化されていたのでパートの使い捨てになっても次が入ってくる。
しかし根本の社員不在の不安が拭えない店舗でした。
Bに関してはもう壊滅的な状況でした。
私が勤めた店舗だけが壊滅的なのではなくほぼ県内全域で壊滅的状況でした。
求人出しても人は来ず、激務から定着もせず、本社の理想はクソ高い。
人手不足倒産という言葉を聞いたことがありますが、おそらく閉店ラッシュは近い将来考えられるかと思います。
B店のグループ、たぶん閉店する(予言)