初めての鹿島神宮
茨城県鹿嶋市にある鹿島神宮へ行ってきました。
家から車で2時間弱。微妙な距離で中々一歩踏み出せずにいましたが、快晴のドライブ日和。重い腰をあげました。
行ってよかったです。
今の時代いくらでも動画で鮮明に詳細に様子を観ることができますが、「百聞は一見に如かず」これを改めて肝に銘じました。
鹿島神宮には日本神話や、古事記に登場する武道の神様である武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)が祭られているということで、人生のかかった勝負ごとのお祈りで来られる方が多いみたいです。
全国に600か所も鹿島と名の付く神社はあるとのことですが、そのすべての総本社が茨城県鹿嶋市の鹿島神宮ということで、これから先鹿島神社を見つけたら見る目が変わりそうです。
休日に行ったのですが、駐車場は豊富にあり年末年始やイベント時などの大事がない限り、停めるには苦労しなさそうです。
ただ一か所一か所がそこまで大きくありません。空くのを待つよりは、次の駐車場へ移動し、空きを見つけた方がよさそうです。休日は500円平日は300円の駐車場もありました。
大きな鳥居をくぐり、手水者で清めてからいざお参り。
そこまで混んでおらず、すぐ順番を迎えることができました。階段がないからか高齢の方や、足の悪い方でも参拝しやすそうでした。
拝殿は脇から覗くことしかできませんが、正式な参拝や結婚式の際などは入れるみたいです。
車を購入したばかりだったので、交通安全のお守りを購入(電子決済可)させてもらいました。
そこから一歩奥に入ると、空気の澄んだ綺麗な参道が広がっています。でも本当に明るい日に行ってよかったです。
24時間365日入れるらしいですが、夕方~夜に行ったら凄い怖そうなので明るい時間帯かつ晴れた日をお勧めします。。
かなり歩くかと思っていましたが、意外と参道はそこまで長くなく、すぐ「君が代」でおなじみのさざれ石と鹿園が見えます。
沢山の小石が凝固して大きくなった石をさざれ石と呼ぶらしく、全国に沢山さざれ石は存在するみたいです。私は初めて見ましたが、確かに寄せ集めのような状態の神秘的な石でした。
参道の奥まで進むと奥宮が見えてきます。
奥宮はあの徳川家康が関ヶ原の戦いに勝ったお礼に建てたものということです。つまり関ヶ原の戦いの前に鹿島神宮で勝利をお祈りをし、勝ったということ。これはご利益があるぞと言わんばかりの本殿以上の人混みでした。
絶対に負けられないことがある方はお勧めの場所なのではないでしょうか。
奥宮から左手に下がっていくと、御手洗池があります。
私はここが一番パワーを感じるような場所でした。この水の透き通り加減や、鳥居の古びた様子、木の倒れている状態など、絵のようです。
こちらに湧水が出ているのですが、参拝する前にここで禊を昔はしていたそうです。湧水は触ることもできますが、直接は飲めず持ち帰っても煮沸して飲むようにと書いてありました。ペットボトルなどを持っていけば良いお土産になりそうです。
御手洗池奥にお食事処もあったので、小腹が空いた際には御手洗池を観ながら食事もできます。
奥宮まで階段を上り、まっすぐ進むと要石がありました。地震を引き起こす大きな鯰の頭を大きな石で抑えており、その石てっぺんが地上に出ているというものらしいです。
言われなければこんな面白い話とは分からず、なんだこれはで終わってしまいそうで勿体ないです。これ以上地震が起こらないようにお祈りしてきました。
細かいところは省かせてもらいましたが、ざっと今回の鹿島神社訪問は以上です。6000歩くらいで見て回ることができましたので、丁度良い距離ではないでしょうか。
行きつく道も混んでなかったですし、また機会があったら行ってみたいと思います。楼門が現在工事中だったのが残念だったので、また工事が終わった頃ですね。
受験や、就活、部活、選挙、などなどある方は行ってみてはいかがでしょうか。