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【実話】3ヶ月でブラック企業を退職した崖っぷち女が、ホワイト企業へ再就職して人生大逆転 #6
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専務「今後は、拠点を南エリアまで拡大しようと考えていてね。せひとも、来年は営業として頑張ってほしい。」
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あれから、専務には社用車での通勤をお願いされ。そのうえ、私が来年から営業に異動に落ち込み、業務を行っていた時‥‥‥。
私「(社用車はガソリン代が浮くからいいけど‥。まさか、事務職で入社したのに、来年から営業だなんて‥‥。それなら、はなから求人に応募してなかったのに‥‥。)」
おばちゃん「ごめんなさい。みきこさん。今日、私ね飲み会で車が運転できなくて、社用車で送り迎えしてもらえない?」
私「え!あー‥‥分かりました。(なんでだ?ただ、おばちゃんが運転代行使えばいいだけじゃん!!!)」
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そして次の日も、おばちゃんは、私を運転手のように扱い、社用車だからといいながら通勤時間にも送迎をお願いしてきたのだ。
そう。専務とおばちゃんはグルだったのである。
運転姿が気に食わないから社用車で運転させて、
おばちゃんの送迎役にもさせられるためだったのだ。
なんで、営業は気づかないのかって?
それは、他の営業は日中は外出して、社内にいることが少ないため何も知らないのである。
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そんな状況の中、私は家に帰宅した。
これまで、様々な事には我慢をしていたが、限界がきたサインなのか、帰宅後の夕飯に無意識に涙がこぼれたのだ。
私 「あ……、これは駄目だ。すぐ会社辞めよう。」
その夜、私は退職届を書いてカバンの中に入れた。
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翌日、社用車でおばちゃんの朝の送迎をしていた時のこと………。
私 「おばちゃん。私、今日で退職届だして会社を辞めようと思います。」
おばちゃん「え………嘘でしょ‥‥。ごめんなさい。みきこさん会社辞めないで‥。」
私「すみません。もう、私の中で退職の意思は決まったので。」
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会社に出社後、専務が来ないかと業務をしながら待っていたら、遅れて専務が出社してきた
私「すみません。専務、お話があるので、今お時間頂いても宜しいでしょうか。」
専務「それじゃあ、10時30分頃に私の部屋に来なさい。」
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私は、専務の部屋に行き、専務に退職届を出して退職を申し出た。
私「これまで会社に貢献できるよう精一杯勤めていきましたが、2週間後に退職させていただきます。」
専務「そうか、辞めることに決めたんだね。これから、みきこさんが社会で活躍することを祈ってるよ。今日から荷物をまとめて帰りなさい。」
私「え……………あ、はい、分かりました。(えっっっ!?最低でも2週間後なんじゃないの???)」
本来であれば、退職届を提出したとしても、最低でも2週間後に退職するはずなのだが、半ば追い出される形で言われたのだ。
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私は自分の荷物をまとめていく。
その間に営業さんが帰ってきて、辞めることを言って驚かれたりもしたが、最終的には‥‥‥
職員「違う会社でも頑張ってね!応援してるよー!」
皮肉にも、全員、笑顔で見送りしてきたのだ
早く退職できるに越したことはなかったが‥‥
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社用車で通勤していた私は、
当然、駅からタクシーで帰宅するしかなかった。
タクシーに乗り込んで、運転手さんに会社を退職したことを話した。
運転手さん「次はいい会社に出会えるよ。きっと。」
私「そうですかね…」
退職できたことは良かったが、
これで3ヶ月で会社を辞めたことになったのだ。
#7話へ続く
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