「むろと廃校水族館」小学校のプールにウミガメ!?【水族館訪問⑧】
2024年の2月に高知県室戸岬町の「むろと廃校水族館」に行ってきました!
他にない斬新な展示の水族館というウワサを聞いていたので期待が高まります。
場所と外観
まず、この水族館は高知県の南東端の室戸岬付近にあります。
この付近にはあまりにも何もないエリアが広がっているので、「何かのついでに立ち寄る」ということがかなり難しいような気がします。
外観は、小学校の校舎を水色にキレイに塗った感じです。2006年に廃校した校舎を使っているので建物は古いんでしょうが、ぱっとみた感じキレイな建物に見えます。
この付近は大きな建物がほぼ無いので、ちょっとびっくりします。
元小学校ならではの遊び心ある展示
この水族館は、廃校ならではの特長を活かした様々な展示があります。
手の洗い場が生き物を触れるタッチプールになっていたり、跳び箱の側面がくりぬかれてイモリの水槽になっていたりしました。
ほかにも、理科室にクジラの骨格標本がおかれていたり、不思議な空間でした。
水族展示について
この水族館の大きめの水槽は、教室のまんなかに円柱型水槽がドンとおいてある感じです。見覚えがある生き物ではあるものの、生き物のチョイスや見せ方が良いのか、ずっと見てられます。
この水族館はNPO法人「日本ウミガメ協議会」が運営されているそうで、たくさんのウミガメが飼育されていました。
ここに行くまであまり認識してなかったですが、ウミガメって目とか動きがすごいかわいいですね。。。
図書コーナーにウミガメ系の本もたくさん置かれていました。
プールの大水槽
この水族館で一番衝撃を受けたのは小学校のプールを活用した水槽です。
プールの中に普通に魚の群れが泳いでいたり、サメが寝転がっていたりします。
少し水深が浅い低学年用プールにはウミガメが大量に飼われています。
ここに来るまでは、ウミガメは珍しい生き物っていうイメージだったのですが、あまりにも普通に大量にいるので、変な感じですね。
まとめ:廃校と水族館
むろと廃校水族館はこれといったとても珍しい生き物がいるわけではないですが、小学校の廃校を利用していることで、謎の非日常感があってとても面白かったです。
ちなみに、キッズルームから子供の遊び声や楽器の音が聞こえてきていたのですが、今も現役の小学校のような錯覚を覚えて不思議な気分になりました。
廃校となった今も、地域の活性化につながる使い方をされているのはとても面白い試みですね。
最後に期間限定で売っていたサバのぬいぐるみの写真をあげておきます。
(普段はブリのぬいぐるみが人気です)
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