意を決してパスポートを作りに行った話。(後編)
この話は、前回の続きです。
サンは、お手軽を諦め、正攻法で役所に行くことにした。
今の職場は、基本在宅ワーク&フルフレックスタイム制度を採用しているので、平日でも役所に行けるのだ!
今の住まいがある自治体のホームページを見ると、最寄り駅前に支所があって、そこでも対応してくれるとのこと。
自転車で数分の距離に支所がある。
サンは在宅ワーク&フルフレックスの強みを活かし、ど平日14時頃に支所に向かった。
必要なものはこちら
申請に記入する事項のうち、父親の生年月日を思い出せなかったが、なんとかなった。サンの住む自治体では、手数料は450円だった。
待ち時間もほぼなく、サンは戸籍謄本をゲットした!
続いて、パスポートのオンライン申請だ!
ふむふむ。
マイナポータルから申請するのね...。
サンはマイナポータルの案内通りに、スマホで申請の操作を開始した。
申請操作のタイミングで必要なものはこちら
サンはまた近所で受け取れるならラッキーと思っていたが、いくら便利になった令和時代といえ、そんなに甘くはなかったようだ。
パスポート窓口の選択、というページまで辿り着き、最寄りの窓口を検索したところ、1番近い支所は、更新のみしか受け付けていないということだった。
新規申請の場合は、本丸に行かないとダメらしい(サンの住む地域では、なので、新規申請可能な窓口が都道府県内に複数ある場合もあります)。
ぐぬぬぬぬぬ
在宅ワークに慣れたサンは、日中の暑い時間帯に長く外出することを避けたかった。(炎天下の中日焼け止めも塗らずに駆け回っていた頃の山犬魂は故郷の森に置いてきた)
でも行くっきゃない!
本丸受け取りを選択し、写真やサインの画像をアップロード。申請を完了した。
マイナカードの読み取りを何回も何回もやらないといけないのが、とってもとっても手間だなぁ…と感じたが、なんとか完遂した。
戸籍謄本は別に簡易書留で郵送せねばならない。(受け取り予定の旅券事務所が近所なら、持参しても良いらしい)
これまた自転車で数分のところにある郵便局に行き、手続きをした。
だいたい1週間くらいで、マイナポータルに受け取り可能日の連絡がきた。
なお、手数料の支払いは、クレジットカードで可能だったので事前にオンライン納付した。
※オンライン納付に対応しているかどうかは、都道府県ごとに異なるようなので、事前にこちらから調べましょう。
なお、パスポート発行の手数料はこのようになっている。
オンライン申請をした翌週の平日AM。
サンは、片道約1時間電車を乗り継いだ先にある旅券事務所本丸に向かった。
旅券事務所自体は、駅近にあり、AMに行ったからか、非常に空いていた。
本人確認&受け取りはスムーズに終わり、たぶん、事務所到着から事務所を出るまで、30分もかかっていないと思う。
旅券事務所の目の前に写真館があり、旅券事務所を出る時に「お写真どうですか〜すぐ撮れますよ〜」と店員さんにお声がけいただいたが、軽く会釈をしてその場を離れた。
ついに、サンはパスポートを手にした!
ビザ貼るページが、富嶽三十六景になっていて、日本らしくて素敵。
海外旅行に挑戦するための、最も重要なアイテムを手に入れたサンは、足取り軽く帰路に着くのであった。
なお、帰りの電車は、沿線の火災の影響で運転見合わせとなっており、遠回りで帰宅せねばならなかったのだが、念願のパスポートを手に入れ、高揚していたサンにとっては、取るに足らないアクシデントだった。
パスポート編おわり。
次は、エジプト・トルコ渡航前のワクチン接種について解説!