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mercariで不用品を出品してみたら2ヶ月で7万円売れた話。

これは、こちらの記事の続編です。

前回までのあらすじ
サンは、物で溢れてどんどん手狭になっていく部屋を憂い、最近使ってないものを段ボールに詰め、Polletに買い取ってもらおうとした。しかし、自分が価値あると思っていた品々が、1円や100円と値付けされると急に寂しさと悔しさが込み上げてきた。
サンは、Polletに査定してもらった品を1,500円で送り返してもらい、自らの手で価値を感じてくれる人の元へ届けたい、と、ついにmercariデビューを果たしたのだった。


およそ2ヶ月で、70点以上販売!


サンの住まいを漁ってみると、

出てくる

出てくる…


何年も使っていないけど、「いつか使うかも」と取っておいた品々ーー!!


どれも当時は、欲しくてたまらなくって買ったものなのだが、

やっぱり、当時から歳も取ってるし、
好きセンサーが反応するポイントがちょっとずつ変わってきているので、

今は、手元になくっても別に構わないかな、ってものが多く見つかった。


Polletに送ったのは、10冊くらいの書籍、DVD7点、SIXPAD、Nintendo 3DS、結婚式用のパーティドレス2点などだったが、合計で8,000円くらいの査定だった。

それを1,500円で送り返してもらったので、-1,500円からのmercariスタートだった。



気づいたら、本は40冊売れていた。

(それでもまだまだ、部屋に本はたくさんあるのだが)


ビジネス書はおそらく流行り廃りが激しいので、かなり昔のものだと最低額じゃないと売れない。

積読本になっていた医学書も売った。

まぁ医学書は元々の価格も高めではあるので、他の一般書よりも高めの値段設定でも売れることがある。

サンが読まずに積んでおくくらいなら、読んで勉強したいと思っている若手のDrに安く譲って、役立ててもらう方がいいだろうと思って、出品した。


あと高く売れたのは、Classicoのスクラブ。

今の仕事環境では、白衣を着ることはあってもスクラブを着用する機会がないので、手放すことにした。


スクラブは秒で売れてびっくりした。


あと、ネット通販で購入した服の数々。

モデルが着用しているのを見て憧れて買ったものの、

いざ届いて自分が着てみると


なんか、思ってたんと違う…


ってなることがあった。


何が違うか。


服は写真の通りなのだが、

着ている人間が違う。


それで結局1回も着なかったり、2〜3回しか着なかった服も出品した。

もっと似合う人間が着るべきである。



合計7万円超


手数料や配送料を除いて、7万円超の売上になった。

家の中には、他の人にとって価値あるものがこんなに眠っていたのか…としみじみ思った。


長らく、「ものを買って所有すること」で、幸せを感じていたサンだったが、

自分が手放すことで、他の人がちょっと嬉しい、みたいな事態が起きているのは新鮮で、サンにとっても新しい幸せの形であった。

販売手数料と配送料を売上額から差し引きすると、販売利益0円!みたいな商品もあった。


サンからすれば、ただ、譲っただけに等しい。

なんだったら、梱包資材分マイナスですらある。笑


そして、梱包そのものや発送の手間も踏まえると、圧倒的にサンの時間や金額は損失でしかない。


でも、二人の人物が取引をした、この世界では、それぞれにとって「プラスの価値」が生まれていると思えた。


相手が嬉しいことが、サンにとっての価値なのだ。


コメントがいいよね


mercariには、取引が成立した(品物が購入者の手元に届いた)際に、出品者と購入者が互いにその取引が「良かった」か「悪かった」かを評価する仕組みがある。

そこで、コメントをする・しないは自由なのだが、

できるだけ開封した時のキュンが保てるよう、丁寧に梱包したり、当日あるいは翌日中に発送するようにした努力が、相手にも伝わっているのがわかると、サンも嬉しい。



これは、リサイクルショップで不要品を売って、退店の際に「ありがとうございましたー」って背中越しに言われるのとは、やっぱり違うなぁ。



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花嫁にもなれず、総合内科専門医にもなりきれぬ哀れで醜い可愛いサンをサポートしたいという気の触れたこだまたちはおらぬか!