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やりたかったこと。考えていたこと。

心が暇だったから、最近は刺激がなくて、なんとなく日々をやり過ごしていたけど。大事な気持ちを思い出した。

仕事終わりに前の部署の上司に会った。
その人はなんとなく自分と近い感じがしていて、その人もなんとなく私のことをそう思っていた。
この間、私が後輩と裁判の傍聴に行ってから、昔から社会問題に関心があるとこを思い出したという話をしたら、自分で話している間に思考がどんどんまとまってきて、なんとなく自分の本当にやりたいことが見えて来た気がした。

仕事について悩み続けて4年。だいぶ落ち着いて来た。夫にも私はどういう働き方をしてもいいと言われている。
そこでぶつかった「私はほんとうは何をしたいんだろう」という問い。
若い頃。高校生とかの時の方がもっともっと考えていたのに、楽しいこととか、自分自身のことにいっぱいになっていて、すごく忘れていたことを思い出した感覚。

ひとつのきっかけにすぎなくて、だからどうなるかってわからないけど、なんだかすごく大事なものを思い出した気がする。

私は高校生の頃、毎日たくさんのことを考えていた。人間関係とか、進路のこととか、将来のこととか。その中でずっと「社会に対する関心」があった。
今の私の仕事はどちらかというと「娯楽」を提供する仕事な気がする。生活には必要ではなくて、高級嗜好寄り。今年の頭に部署を異動してよりブランドのことを考える機会が増えたけど好きになれなかった。

そういうことで毎日心を減らしていたけど、本当はもっと違ったのかも。どうやったらみんなが生きやすい社会になるのかと、どうやったら社会でこぼれている人を救えるのかと、ずっと考えていたあの頃の断片を思い出した気がする。
当時の私とは違うし、立場も考えも将来も全然違うけどこの気持ちを忘れたくないと思う。

もっとがむしゃらに成長したい、私。

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