月に一本、映画とゲームのエンディングを見るという話

 去年は達成できた月1インプットですが、今年はどうかと言うと、映画は一本も見れていない状況ですが、ゲームは4本エンディングを見れたので3ヶ月分までは達成してると言えるのではないかと考えています。
 なんで4ヶ月分じゃないのかといわれると、閃乱カグラだからです。

 今年は正月元旦から40度を超える熱を出してしまい、4日間ほぼ身動きが取れない状況で、5日目からは日曜日だろうが関係なく出社し、マスターアップまでほぼ休まず仕事をするという奴をやっていました。年始から百合地獄ですね。
 今回の開発は規模が小さい分演出作業は楽だと考えていて、実際そうだったんだけれども、発売日よりsteamにて全世界販売4ヶ国語対応という状況があり、一部の素材は4ヶ国語分制作しなくてはならない為、4倍制作作業時間がかかるという事態が発生してしまった。その為圧縮できた演出作業時間の残り全てを多国語の対応に追われ続ける状態でマスターアップを迎えたので、要するにインプットもなんも出来てない状態でした。無事発売したタイトルはsteamと多国語対応は大正解で、正直自分がくみ上げたタイトルの中でも一番売れたんじゃないかと考えています。ありがたい。ありがとう。

 で、攻略したゲームの感想を軽く

・『Analogue: A Hate Story』
韓国のデベロッパーが作ったSFアドベンチャーゲーム。
正直評判とかは一旦置いておいて、オペレーターとしてついてくれるヒョネが眼鏡娘が可愛いので買ったタイトルだったんですが、想像の100倍を超えた面白い作品でした。
 考察がどうとかは一旦置いといて、ヒョネの造形やしぐさ、キャラクタそのものが非常に良く出来ていて可愛らしく、更新されていなかった韓国に対するキャラクタ制作の進歩をこの目で確かめたというのが一番の感想です。
 そもそもの話自体も面白くログを追って行く中でなかなか読んでいるのが億劫になるような文章の中見えてくる背景や歴史。人間って未来でも変わんないというか、むしろ環境さえ整えば”退化できる”というのを学ぶ事すら出来る作品でした。
 あと唐突に発生する百合に興奮しました。

・『coffee talk』
 インドネシアのデベロッパーが作ったVA-11 Hall-Aライクな喫茶店ゲーム。
 ヴァルハラクローンかという先入観がある状態でプレイしたが上手くリメイク出来ている上に嫌味さも無く、非常に丁寧なゲームでした。ベネズエラ産のゲームをインドネシアの開発者がオマージュするというのを面白がってる時代じゃとっくに無くなって来てるんだなと思いました。というか面白いねと書こうとしたが、当たり前になってるじゃないかと自覚しました。
 酒とコーヒーの印象を上手くゲームやシナリオに落とし込んでいて、ヴァルハラの様なバイオレンスな表現はほぼ無く、ゆったりとした雰囲気のまま作品の世界に入り込め、かつキャラクタのユニークさは損なっていない優秀かつ丁寧な作品でした。ROMから連なる異種族が混在しているSF感というのは共通の世界観として使って行ってるのかなという部分もありました。
 あと唐突に発生する百合に興奮しました。

・『龍が如く0』
 短いインディーゲーの中にたまには長く遊ぶゲームもと思い半額セールの再に購入。知っての如くの龍が如く。
 そもそも龍が如くシリーズを一作もやっていなかったので0からのスタートとなった訳ですが、龍が如くシリーズの定番となっている実際の役者をキャプチャしゲーム内に落とし込むというアイディアが非常に良く出来ていて、国外の俳優がすでにやっているかどうかは置いておいて、”自分が知っている”役者がゲーム内で演技をしていて、ゲームでキャラクターに慣れた後に役者本人のインタビューを見ると、ゲームの中の人だって頭がバグる事態に陥るのは非常に面白い経験だった。
 極道、任侠、Vシネマという現代のTVメディアに置いては見る事が出来ない作品がゲームというメディアで長い息をしているというのは面白い物だとは思う。かつ映画一本では表現しきれない長尺の作品を表現できるのは楽しむ側も非常に満足度が高いのではないかと思う。クリア時のプレイ時間は40時間。その上にミニ四駆や不動産経営で費やした時間が15時間ほど乗るのだが。現在の合計プレイ時間は60時間ほどで非常に楽しめた。リメイクの極もすぐにプレイ開始し、さっそくミニ四駆を始めた。メインシナリオはあんまり進んでいない。
 あと唐突に発生する百合はさすがになかった。

・『SENRAN KAGURA Peach Beach Splash』
 女の子の造形:1000点
 物語:無い様な物
 操作性:非常に悪い。アクションのままでいいのに
 水着:× 水着が好きじゃないのになぜ買った
 女の子の造形:1000000000000000000点
 VRで夜桜のおっぱいつんつんしたり、華火のおっぱいつんつんしたり眼鏡かけさせたりお尻触ったり水着だっつってんのに一番厚着を着せて楽しんだり眼鏡かけさせたりとにかく最高の中の最高だったけど、インプットとして何が手に入ったかと言われたら本当に何も手に入っていないがとにかくかわいいし夜桜もっとパイルバンカーしてほしいと思った。
 TPSとしては非常にお粗末というか、今までのアクションゲームがとにかくレスポンスが良く軽快だった為に、対戦を意識したのか動きが終始もっさりしているのが残念。もっとアンリアルくらいの速度で走って飛んで撃ってでいいのに。対戦する気が最初から無いので言ってるんだけれども。

 以上。

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