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ビザのトラブルで海外大学の入学が飛んだ(延期)話。全く、人生って予想を超えて来る。

こんにちは、カナダで単身中年学生中、踊る女侍と申します。

カナダに来て英語学習に励んで一年半、やっと英語が大学に入れるレベルになったぞ!そして大学に入れたぞ!と喜び勇んで授業を開始したのが1月中旬。

そこから2週間弱でビザに関するトラブルが発覚し、結論として今期は入学が許可されず、秋に入学が延期されてしまったお話です。


トラブル落着?から一週間。入学キャンセルではなく延期なので、悲観しすぎることはないのですが、いやー今回はちょっとショックデカめで、しばしボーっとしていました( ꒪⌓꒪)。

そろそろ文字にして昇華して切り替えましょうかね、というこの頃です。



前提として、私は就学ビザ(Study Permit)の申請・延長を繰り返すことでカナダに長期滞在しているのですが、今回のトラブルが起こった原因は、就学内容に合わせたStudy Permitが取れていなかったことです。

こうした根源的な手続きには気を付けていたつもりだったのですが、まさかこうしたことでつまづくくとは…と痛恨。

他の留学生の方への警鐘にもなったらいいなとも思っています。(特にカナダ留学の方!)



経緯が複雑なので、時系列で起こったこと列挙します!

・【前提①】 このところカナダの移民政策が方針転換し、政府は移民も留学生も承認を抑制する傾向に。ビザ申請から承認までも、すごく時間がかかるようになっていた。

・【前提②】 私の場合、ビザは申請から約半年後にやっと承認が降りるリズムで、承認されたらすぐ次の延長申請、の自転車操業状態。
去年7月に、通っていた語学学校の入学許可証を元に申請した就学ビザがやっとこの1月に承認が降りそう、というのが見えてきた状態だった。

・【前提③】 勉強の進捗は、昨年10月に語学学校において大学入学レベルのCertificateも取れたので、次は大学にチャレンジしたいと思い入学できる大学を探していた。その中でラッキーにも1つの大学で、ビザや英語力の足切りの問題を乗り越え、2025年1月の冬学期からの入学許可を出してもらえたので、授業開始を心待ちにしていた。

・1月13日: 大学で授業開始。大学のシステムも理解しきれないし授業も理解できないしで毎日過呼吸気味。

・1月21日: 昨年7月末に申請した延長ビザが承認され、その原本がビザエージェンシー(日本人の窓口がいる会社に申請の代行をお願いしている)に届いたとの連絡あり。翌日直接取りに伺うと連絡。

・1月22日: ビザエージェンシーにビザを取りに行く時には担当の人と落ち着いて直接会話ができるので(いつもはメールだけ)、取りに行きがてら、次のビザ延長の相談を始める。
昨年末に急遽大学の入学許可が取れて、先週から授業を受け始めたのだ、という近況報告をすると、担当者の顔色が変わり「それはものすごくまずい状況です」と言われ、トラブル発覚。

・いわく、今日渡す新ビザはあくまで前の語学学校に通うためのビザであり、別の大学に通いたいならその大学に紐づいた別のビザを申請しなくてはならない。今持っているビザでは大学に通うことはできない。
しかも「授業が開始する前までに」そのビザの申請ができていないなら、それは違法就学になってしまい、就学することはできない、すぐに大学に行くのをやめてくれ、とエージェンシーから言われ途方に暮れる。

・1月23日: 追い打ちをかけるように、ビザエージェンシーから、昨年10月で語学学校を修了しているのだとしたら、すでにあなたのビザは失効しているかもしれない、すぐにカナダを出る必要があるかもしれないと言われ心底途方に暮れる。
いやいや、じゃあ大学ではなく、もとの語学学校にまた通えばビザを維持できるんじゃないか、など喧々諤々。

・1月24日朝: 結局、エージェンシーからのリコメンドは、今学期の大学受講はあきらめ秋学期に入学を延期してくれ、その間に語学学校に再度通うことでビザを有効に保とう、その間に秋の大学入学に向けそれ用のビザ申請を準備しよう、というもの。

・1月24日午前: 大学の移民担当の方がトラブル相談に乗ってくれ、エージェンシーの弁護士とも電話でつなぎ、状況と対策を共有。
移民担当の人がスーパーいい人で、その場で入学担当に一緒にメールしてくれて、ビザトラブルにより入学を秋学期に延期する手続きを一緒に進めてくれて、一応、多分、トラブル収束へ。



途中で大学とエージェンシーの見解が違って何に従うべきかまったく読めなくなったり、などの部分は割愛してます。。。

そんな訳で、その日まで日々授業に食らいついて宿題に励んでいましたが、急に全て失いド暇になりました。。

Life unfolds in ways we never imagine…



今回このことが起こった原因の自己分析です。

・【原因①】カナダ政府の度重なる制度変更
移民関連法はころころ変わっており、特定の学校に厳しく紐づけてビザ発行する、というのは昨年12月に変更されたルールだったそうです。12月以前であれば、今回入手したビザで大学に通うことも可能だった可能性はあり、ついていなかった、という見方もできます。しかしいずれにしてもこういう法改正に敏感でなければならず、せっかくプロのエージェンシーに依頼しているのだからそのあたりの情報連携ができていなかったのが悔やまれるところです。

・【原因②】エージェンシーとの連携不足
①と重なりますが、1にも2にもこれが原因です。お恥ずかしい話ですが、2年近くこの会社にお願いしていて、ビザの申請代行作業の話以外、今後の就学プランや予定などの共有ができておらず、そういうことを相談する相手だという認識もありませんでした。。しかしStudy Permit(就学ビザ)というのは、あたりまえですが就学内容と密接した重要書類であり、今後どの学校でどのように就学していくつもりなのかという情報をかなり手前から相談して、法律的な問題がないかなどを確認していくことがこんなにも重要なのかと思い知った次第です。。



途中で頭が真っ白になったり、ややキレたり苦笑、悩んで脊髄痛くなったりしましたが苦笑、一週間たってやっと落ち着いてきました。

貴重な人生の半年間が、空白期間になりぽっかり空いてしまったことは、ショック。
でも一方で、始まった大学の授業についていけてなかったのも事実。

「英語を習う」と「英語で習う」はかくもレベルが違うのか…と舌を巻いていましたし、そこの準備期間をもらったと思い、この半年で英語、それからこれから取る授業の事前準備にみっちり励みたいと思います!


うし、切り替える!


ちょっとわかりにくい内容でごめんなさいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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