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英語発音矯正:Schwa(シュワ)は大事だなという気づき。

こんにちは、カナダで単身中年学生中、踊る女侍と申します。


この一年ほど、英語の発音矯正をしています。
カナダに来た当初から自分の発音がマシなのか悪いのかどう悪いのかよくわからなくて、、。

語学学校の先生が「いや、ユーの発音はましな方よ」と言ってくれることもあったけど、もちろん自分が何か話した時、ローカルの人にも留学生友達にも通じないことが多く、"Sorry?" "What?"と聞き返されることばかり。
一年間発音矯正に励み、最近は多少ましになったかな…?と思いきや、先月受けた英語クラスのプレースメントテスト結果では、「あなたの母音と子音は相手に誤解させることが多く相手にストレスを与えます」的なことが端的に淡々と描かれていて、「お、おぉ、ですよね…」とのけぞりながら頷く始末。

発音、難しい・・・。
聞こえているのと同じ音が自分の口から出せない。
日本語とは違う、英語の口の筋肉の動かし方、舌の位置、喉の開き方、を口に覚えさせるのがタイヘン💦
自転車みたいなもんで、乗れるようになるまで口を動かすしかない💦

それでもRとLの識別、THの発音は、最近かなり意識ができるようになってきたかなと思っているのですが(でもまだよく違っていると指摘される)、あとは何を意識すればいいのかなー・・・と思っていたところ、この一年利用しているG-SETというサービスのオンラインレッスンでいい気づきがありました。


G-SETの週一のオンラインレッスンは先生がランダムなのでいろんな講師の方に当たるのですが、先日の先生は良かった。
めっちゃくちゃ厳しく細かく発音指摘する人で、母音のダメ出しめちゃされました。

「君のattentionは"a"と"tion"がちょっとカタカナ。『ア』と『ショ』が聞こえる。この2つはschwa(シュワ)だよ」
「correctlyのoは『コ』じゃないよ」
「criticalのaが『カ』に近く聞こえる」
などなど、シュワ部分の徹底的な指摘。

えー??わたしそこまでカタカナ読みしてるかな??と一瞬思いましたが、確かにシュワとして母音を弱めて読んでもいないので(アとウの中間の音を口をほぼ開けずに脱力して出す音)、つまり別の読み方をしているので、そりゃカタカナっぽく聞こえるのも無理ないか、と思い直しました。

シュワとして意識して読むと、確かにぐっと英語っぽくなる。。

他にも「oceanは[oʊ]ʃənね」など、オォゥの部分の強調を指摘されたりして、「そっかー!母音の出し方が違うってこういうことなのか!」「こういうことを意識していくといいんだな」と大変勉強になりました。


そうして思い返すと、日本語話者のクセとして、私はとにかくすべての発音に5個の母音(a,i,u,e,o)を振り分けるクセがついちゃってるんだな、と痛感。
これがカタカナイングリッシュってやつですね。

英語は母音5個だけじゃないし、母音を伴わず子音だけの音も多いし、なによりすべての音節を平等に発音しないので、そこの根本的な違いをもっと意識しよっと、と思います。


ちなみにChatGPTさんに日本語と英語の言語学的な違いを尋ねたところ、下記の表を出してくれました。

わかる、これわかるよ。。
日本語は「橋」と「箸」みたいに音程の高低が大事なんだよね。
でも英語話者って、高低あんま気にしてない感じだし、強弱の方がよっぽど大事にしてるっぽい。
そして日本語は全音に母音を割り振って四分音符でメトロノームのように均等リズムで話すけど、英語は十六分音符とか三連符とかがばんばん入り、リズムは伸縮自在で変拍子すぎる…!
雅楽とジャズの違い…?

そんなことを感じた次第です。
いつもありがとう、ChatGPTさん。。


なので今後はシュワやリズム、強弱をより意識してみます。

ただ問題は、どの単語のどの部分がシュワなのかとか、単語を発音記号とともにあらためて覚えないといかん、ということなんですよね・・・。

とはいっても、よく使う主要単語でミスっていた部分をまず覚えていけばいいし、接頭辞としての[com-]はシュワが多いな、とかの法則性もありそうなので、コツコツ直していこうかなと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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