平成最後の夏に憤怒の嵐 10
マサラップの母校の横を走り
80dB位の大きさで鳴くセミに少し
五月蝿さを感じながら
ピナたんの居候先に車を走らせるマサラップ
校庭ではソフトボールをする小学生達
あの子達の親御さんはマサラップと同じ位か
マサラップより年下なんだろうな
と考えると、複雑な気持ちになりました
もしマサラップの額に豊富な髪の毛があり
もしマサラップの身長か平均位あり
もしマサラップの顔が平均的な顔だったら
マサラップは、もっと積極的に人生を楽しみ
普通に結婚して普通に子供がいたんだろうか
と
考えてしまいました
ピナたんは、料理も上手で姉御肌で
1人で日本に来たのにいつの間にか
たくさんの友達を作り、尊敬してますが
正直、この説きはまだ偽装結婚の最中で
そう言う人を好きになるってのは正直
後ろめたさがありました
そんな事を考えてたら、気がついたら
ピナたんの居候先に着いてました