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中華じゃない元祖バーミヤンと日本の繋がりを学んだ

中華じゃない元祖バーミヤンと日本の繋がりを学んだ
最近ホトカミでは、仏像の見分け方など、仏像の記事をたくさん執筆しています。
イラストは田中ひろみ先生に協力いただいています。

先日、「弥勒菩薩はどんな仏像?広隆寺・中宮寺の半跏思惟像で有名な、56億7000万年後の未来の仏様を徹底解説」という記事を公開しました。

弥勒菩薩とは、【考える人】みたいな姿をした仏像です。



特に、京都の広隆寺にある「弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしいぞう)」は、
彫刻作品の中で初めて国宝に指定されたほど有名です。

そこで、バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰ーガンダーラから日本へー@三井記念美術館へ行ってきました。※2024年11月12日(火)まで



■以下、記憶の残った内容をメモ書き。
・バーミヤンで、太陽の神様(スーリヤ)と一緒に表現されているの、日本の神仏習合的な編集を感じた。
・そのなかで、仏教をあらわす☸️は、太陽も表してるらしい。☸️は仏教でありながら、太陽の神さまも表しているの、まさに神仏習合っぽかった。(同一視されてた、というだけだけど)
・バーミヤンは石窟だらけ。岩を彫った像の彫りの深さ、そして、後の平安時代の木の仏像ののっぺり具合。そこに住む人々の顔とやっぱりよく似てるよなぁ。
・バーミヤンの風神の胴体だけ見ても、これは風神だ!と分かったので、胴体だけで、風神っぽさを特徴付けられてるの、キャラクターとしても強い。
・初めて、お釈迦さまが悟る前、前世の釈迦菩薩を見た。(普通は、悟った状態の釈迦如来)
・お釈迦様入滅後すぐに、弟子たちが遺骨(仏舎利)を争奪して、分配して、運搬してる様子があった。どんなに立派な教えを学んでも、奪い合うの人間味だった。
・弥勒交脚像といって、脚を交差して座っている像がたくさんあった。不安定にならないのかなと思って真似してみたら、いがいと安定してた。
・三蔵法師さん、めちゃインドをぐるっと長い距離歩いて下さったんだな、とあらためて地図を見て、リスペクト高まった。
・弥勒菩薩は、聖徳太子さんの本地仏(もとの仏さま)って説もあるらしい。だから、広隆寺にも弥勒半跏思惟像があるんかな、いや逆か、広隆寺に弥勒半跏思惟像あって、後から聖徳太子との繋がりが生まれたのかな。
・延暦寺の西塔にあり、聖徳太子ゆかりの椿堂の千手観音の胎内仏も、弥勒菩薩だった。聖徳太子と繋がってたの高まった。

というわけで、仏教は知るほど、いろんな繋がりが見えてきて、面白いです!

知識なくても、見てるだけでも面白いです。
とりあえず、弥勒菩薩が気になった方は、記事を読んでみてください。


PS. 中華料理店のバーミヤンの名前は、シルクロードにある古都「バーミヤン」に由来しています。西洋と東洋の文化の中継地点として栄えたバーミヤンのように、人と人を結び付ける中華料理店をめざすという願いが込められています。 だそうです。笑

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