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貧しさの元凶
あなたは日々、ストレスを感じている方でしょうか?それとも、ストレスがあまりなく、楽しく過ごせているタイプでしょうか?もし、あなたが日々、ストレスを感じているタイプなら今日の話はヒントになるかもしれません。
くれない族
さて。「くれない族」という言葉をご存知でしょうか。作家の曽野綾子さんが創られた言葉です。何につけ「〇〇してくれない」と考え、口にする人の事をいうらしいです。そういう人は精神的老化が進んでいる、ともおっしゃっています。更に、それは若者だけではなく年長者でもたくさんいる、とも。
僕はこの話、片鱗しか知りません。そういうコンセプトの言葉なんだろう、という程度の理解です。でも、そんな浅い理解でもこの言葉の深さは感じられます。
貧しさの元凶
くれない族。表面的に見たら「〇〇してくれない」と自分の不遇を嘆いているわけですね。そして、多くを望んでいる状態です。
でも、実はこれってすごく貧しい状態なのです。貧しいからこそ誰かの援助を願うわけです。つまり、「〇〇してくれない」と不平不満をのたまうのは乞食と同じなのです。
そして、自らの内面にあるものは類は友を呼ぶようにちゃーんと現実になってしまいます。つまり、より貧乏になるという非情なシステムがあるのです。だからこそ昔から「泣きっ面に蜂」「踏んだり蹴ったり」「二度あることは三度ある」などと先人は後世に教えを残してきたのです。
くれない族脱却のヒント
さて、こんな「くれない族」が増えたらどうなるでしょうか。社会的にも将来的にも大問題であるのはいうまでもないことでしょう。だからこそ、曽野さんは警鐘を鳴らされているのでしょう。
でも、貧しいときにそう感じてしまうものは仕方ないわけです。貧しさを感じるからより自分を守ろうとしてしまう。だったらどうするか?実はこれは簡単だと思えてなりません。
先に与えれば良いのです。
先に人をことを考えて差し出せば良い。
こういうと「差し出せるものなどない」とたかを括ってしまう人もいるのでしょう。そう言って自分に制限をかけるから与えることの本質が見えなくなる。
「与える」「差し出す」といっても必ずしも金銭、物品を差し出せ、という意味ではありません。僕たちコーチなら、ビジネスやるにしても相手のことを思いやれば良い、という意味なのです。思いやりを差し出すのです。
思いやりとして笑顔でもいいではありませんか。意外に笑顔は差し出されると心安らぐものです。安心がそこに生まれます。安心がない人を信用しないでしょう?だから、安心ってすごく重要。その安心は思いやりをベースにした笑顔があればいいのです。
布施と托鉢
このように考えると貧乏であろうが関係ありません。そして、それこそが「布施」という言葉の本質らしいです。
釈尊は托鉢という行為を思いついたと聞いたことがあります。その時に弟子に「貧乏人の家に行って布施を受けてこい」と言ったそう。それは、貧しき人は先に差し出さないから貧しいままなのだから、ない中で何かを差し出させさせろ、という意味らしいです。そうすることで貧しさから救うのが托鉢であり、布施という言葉の本質だというのです。
先出しの現世利益
こういうことを聞くと頭で考えてやりもせずあれこれ言ってしまいがちですが、実際やってみたらわかります。これ、自分が一番、見返りが返ってきます。
平和平穏でいられるのですごく楽に過ごせるのです。落ち着いているから、今やるべきこととかもクリアにわかりますし、以前より集中力が高まる実感も得られるでしょう。努力の内容は同じなのに心理的ハードルが下がった実感を得られるので、ハードワークであろうがあまり関係なくなります。風邪等もひきにくくなると思いますね。何より平和な気持ちで過ごせるのは一番の見返りです。
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