成田帰国後のPCR検査と指定待機ホテルまで
サムライです。
先日拙者はマレーシアより成田空港に到着したので、
成田空港での新型コロナウイルスのPCR検査と検査結果が出るまで
滞在する指定待機ホテルまでの移動を順を追って紹介するので候
これから成田空港に帰国する人に少しでも、
お役に立てればと思う所存で候
機内で渡される申告用紙
・要請書と厚生労働省からのお願い
・質問票 (どの国、地域に滞在したかなど)
・LINEアプリを活用した健康確認の同意書
・税関申告書
これらの書類を機内で記入することをお勧めします。
成田空港には記載できるボールペン、机等は用意されていません
(感染の拡大を防止するためと思われます)
成田空港到着からPCR検査手前まで
飛行機が成田空港に到着すると
キャビンアテンダントの方が機内から降りる順番を説明してくれます
機内から降りる順番
・国際線を乗り継ぎの方
・日本国籍以外の方
・日本国籍の方
上の順番から降りていきます。
(その時の乗客の割合によって変わるかもしれません)
機内と空港を繋ぐ連絡通路で、
ある程度の人数制限をして検査待合所まで
空港施設の係員が誘導します。
待合場所から検疫検査官の書類確認
待合場所についたら折り畳み椅子が
ある程度の間隔をとって並べてあるので
前のグループのPCR検査が終わるまで
ここで待つように指示されます。
私はここで15分くらい待ちました。
トイレもすぐ後ろにあるので問題ないです。
PCR検査の順番待ち待機場所
階段先からは撮影禁止で
検疫係員の質問を受けた後にPCR検査になります。
書類確認と検疫官からの質問
・書類に記載の国、地域にどのくらいの期間したか?
・発熱や頭痛などに症状はあるか?
・解熱剤や薬を飲んでいるか?
・検査後のすぐの移動手段は?
(誰かが迎えに来る、すぐにレンタカーなどで帰宅、遠方のため政府指定のホテル待機)
・検査結果の連絡先の確認とLINEでの問診の同意
・検査結果が陰性の場合の滞在先と移動手段は?
検疫官から
PCR検査結果が2から3日かかる説明と検査結果を
待つホテルに移動する説明なども受けます
検疫官から要請書に署名と日付を記入するように求められて
ピンク色の紙を渡されます。
(署名に対しての拒否権はないと思われます)
最後にPCR検査用の蓋のされたプラスチック試験管容器を
渡されて付けれてたラベルが
自分の名前であることを確認します。
(中身は細長い綿棒のよう)
PCR検査から入国審査
PCR検査
検疫官からの質問、説明が終わりやっと検査容器を持って
完全防護服を着た検査官によって自分の検体を取られます。
再度検疫官からPCR検査容器のラベルに
書かれた自分の名前の確認をして自分の検体を採取されます。
マスクを下にずらし鼻の穴を出して
顔を上に向けるように言われます。
鼻の穴から綿棒のようなもので
鼻奥を約5秒ほどグリグリと検体摂取棒を回されます。
正直心地よいではありません
痛みも強いものではないですが不快です。
小さな子どもも受けていましたが
もちろんみんなガン泣きしていました。
検体を採取されたら
用意されている折り畳み椅子で待つように指示されます。
ここで誰かが迎えに来てもらい帰宅、
もしくは自分の予約したホテルに
公共交通を使わないで移動できる人は
空港係員と一緒に入国審査に向かいます。
入国審査
指定されたホテルで検査結果を待つ人は、
ある程度PCR検査が終了した人が増えたら
空港係員の先導のもと入国審査に向かいます。
入国審査は今は自動で
マスクをとってパスポートを所定の
スキャンの位置に合わせて鏡を見て
数秒で緑ランプが点灯したら
ゲートが開いて入国審査が終了です。
パスポートに入国日の捺印が必要な人は、
入国審査ゲートを出て目の前に捺印希望のブースがあります。
預け荷物の引き取りから指定ホテル移動まで
預け荷物の引き取り
入国審査が終了すると、
PCR検査後一緒に入国審査に向かった
人たちと一緒に空港係員の案内のもと
自分の飛行機に預けた荷物を回収しにいきます。
すでに飛行機便名ごとに
預け荷物は一か所に集めて
置かれているので自分の荷物を回収します。
段ボールハウス待機
自分の預け荷物を回収したら空港係員に先導されます。
指定ホテルに移動するまでの間
段ボールハウスで待機することになります。
段ボールハウスも係員によって
ピンク色の紙にアルファベットと数字が記載されるので
記載された番号の段ボールハウスで待つように説明を受けます。
ここでの待機は、
待機指定ホテルの準備ができるまでと説明を受けます。
ここで食物アレルギーの有無の質問を受けます。
食物アレルギーがある方は申告してください。
待機指定ホテル到着後の食事変更ができないようです。
ここで空港係員からアンケート書類が渡されます。
PCR検査後の待機場所及び待機場所までの移動手段のアンケート
これは検査結果が陰性の場合の
指定待機ホテル後の予定、連絡先、移動手段を
記載する書類になっていましす。
最初は予定が決まっていなくても
ある程度記載しておくことをお勧めします。
検査結果が出た後の行動についての記載になります。
全く予定が決まっていなくても
段ボールハウスに待機している間に書いて準備してください
指定待機ホテルに移動して、
バスがホテル前に到着すると
待機するホテルの部屋番号が書かれたと紙と
今後の予定を書いてた書類が交換になります。
書類を書いていない場合はバスの中で記入をすぐに求められます。
どれくらいの時間をダンボールハウスで待つかは、
その時の人数、待機指定ホテルの受入準備などで
段ボールハウスで待つ時間も違うと思います。
私の場合はおおよそ30分程度でした。
待機指定ホテルの受け入れ準備が出来たら
空港係員が後何分後にバスで・・・・ホテルに移動しますと説明されます。
段ボールハウスで待機している間は
おにぎり、軽食、水、お茶は無料でもらえます。
軽食コーナーの隣には案内用紙が置かれています。
・成田空港周辺のホテルリスト
・成田空港に営業所があるレンタカー会社など
・成田空港第1ビルからJR成田駅周辺までの移動方法
荷物宅配、両替をする場合
また段ボールハウスで待機している間に
荷物を宅配で送る、外貨から日本円に両替をしたい時は
近くの空港係員に伝えると係員が同行して、
最寄りの両替所、宅配便受付に連れて行ってもらえます。
指定待機ホテルに移動
案内されたバスの到着時間が近づくと、
空港係員の先導で約20人ほどで全ての荷物を持って
出口に向かいバスの到着を待ってバスに荷物を預けて
バスに乗りこみます。
私の場合は指定待機ホテルまで5分の乗車でした。
ちなみにバスの中は窓は青いカバーで覆われ
窓、座席は半透明ビニールでカバーされています。
運転手、検疫係員は完全防護服で
乗客が全員乗り込むと運転席と客席の間は
半透明ビニールでカーテンされて全ての景色は
見れない異様な光景です。
指定待機ホテル前に到着すると
完全防護服の検疫係員から指定待機ホテルでの簡単な説明を受けます。
説明は検査結果が出るまで部屋から一歩も出れない
飲酒、喫煙は出来ないことと
体調が悪くなった時は各部屋の内線電話で
ホテル待機の検疫職員に知らせることなどです。
細かい食事の時間などは各部屋に
説明用紙が置かれているので一読して
おいてくださいとのことでした。
ここでやっと部屋に行けるかと思いきや
検査後陰性の場合の移動アンケート書類の提出と交換で
ホテルの部屋番号が印刷された紙片が渡されます。
アンケート書類が未記入の乗客はバスの中で記入を求められます。
(段ボールハウス待機中に書いておくことをお勧め)
バスから降りて部屋に向かう
待機指定ホテルは通常のホテルシステムとは違います。
普段ならチェックインして部屋の鍵を受け取りますが
フロントでのチェックイン、チェックアウトはありません。
バスからホテルロビーまで
バスから降りてホテルのロービーに入ると
すでに荷物は1か所にまとめられているので
ホテルの職員に頼んで自分の荷物を引き渡してもらいます。
ロビーから自分の部屋まで
ロビーで自分の荷物を回収したら
エレベーターに向かう途中に
バス内で受け取った客室番号が
印刷された紙片を見せて夕飯の弁当を受け取ります。
ホテル係員の先導でエレベーターまで行き
1人ずつ(もしくは1家族ごと)にエレベーターに乗って
自分の部屋の階までいきます。
ちなみにルームキーは渡されません
部屋にも鍵はかけられないようになっています。
(チェーンはかけることはできる)
これでやっと検査結果が出るまで落ち着いて一息つけます。
まとめ
これから帰国される方が
成田空港に何時に到着するかわかりませんが
できることなら飛行機の中で仮眠を取るなどして
体力を温存しておくことをお勧めします。
成田空港に到着してもすぐには解放してくれません
例え誰かが迎えに来てくれたり、
レンタカーですぐに帰宅する場合でも
PCR検査までかなり
長い時間を待つことが予想されるからです。
私の場合も飛行機が成田空港に到着したのが
午後3時20分でそこから待機指定ホテルの部屋に
入ったのが夕方6時40分でした。
長い国際線のフライト後さらにそこから
3時間以上が経っていたので正直ヘトヘトでした。
特に小さなお子さまを伴って帰国される
ご家族はPCR検査待ちの長い時間は
幼児が遊べる施設などはもちろん用意されていません
PCR検査も嫌がり泣きわめくお子さまで大変なはずです。
そしてこれから日本に帰国される方は
できるだけ機内で配られる書類は記入してください。
成田空港には
記入する机もボールペン等も用意されていないからです。
それでは皆様の無事の帰国を願っております。