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GensparkとGammaで提案資料作ったら業務が一瞬で終わった

突然ですが、みなさんは業務をする上でこんな悩みを抱えたことはないでしょうか?

導入したいサービスはあるが、上司やチームに提案する資料を作る時間が無い

その悩み、AIツールの連携で簡単に解決します。

本記事では、次世代検索エンジン「Genspark」と自動プレゼンテーション作成ツール「Gamma」を活用して、情報収集からスライド作成までのプロセスをどのように自動化できるかを紹介します。
これらのツールを組み合わせることで、時間を大幅に短縮し、質の高いコンテンツを簡単に作成することが可能です。

この記事を通して、忙しいビジネスパーソンの事務作業を少しでも効率化できるたら幸いです!

目次

  1. Gensparkとは?その特徴と機能

  2. Gammaとは?自動プレゼン作成の仕組み

  3. GensparkとGammaを連携するメリット

  4. 実際にGensparkとGammaで自動化する手順

  5. まとめ:AIツールで効率化を最大化する

1. Gensparkとは?その特徴と機能

1-1.AIエージェントエンジン

Gensparkは、複数のAIエージェントがユーザーの検索クエリに基づいて、リアルタイムでカスタムページ(Sparkpage)を生成する次世代検索エンジンです。従来の検索エンジンとは異なり、リンク集に頼らず、ユーザーにとって最適な情報を直接提供します。
試しに「ChatGPTの特徴を教えて」と検索した結果のページを見てみましょう。
必要な情報を様々なサイトの視点からまとめてくれています。

1-2.Sparkpageの生成

Sparkpageは、Gensparkが自動生成するカスタムページです。信頼性の高い情報を集約し、広告や商業的バイアスから解放された純粋なコンテンツをリアルタイムで提供します。これにより、検索結果に煩わされることなく、必要な情報を効率的に入手できます。

情報の質と信頼性

Gensparkは、AI駆動のキュレーション技術と動的な検証システムを組み合わせ、信頼性の高い情報を迅速に提供します。ユーザーは確実かつ効率的に必要な情報を手に入れることができ、情報の信頼性を確保できます。
どの情報を参照にしたか、簡単に確認することも可能です。

無料での利用が可能

現在、Gensparkはベータ版として無料で提供されています。すべての機能をコストをかけずに利用することが可能で、将来的には有料プランも導入される予定です。

2. Gammaとは?自動プレゼン作成の仕組み

AIによる自動スライド生成

Gammaは、ユーザーが入力したテキストやファイルをもとに、AIが自動的にスライドを生成してくれるプレゼンテーション作成ツールです。WordやGoogleドキュメント、PDFなどのファイルをインポートし、瞬時にプレゼン資料を作成します。

多様なテンプレート

Gammaでは30種類以上のテンプレートが用意されており、プレゼンのテーマやデザインに応じて最適なレイアウトを選択することができます。プレゼン資料を作成する手間が省け、デザインもAIによって自動的に調整されるため、時間の節約になります。


共同編集機能

Gammaには、複数のユーザーがリアルタイムで編集できる共同編集機能が備わっています。これにより、チームでのプレゼン作成がスムーズに行え、効率的な作業が可能です。

無料プランと有料プラン

Gammaには無料プランと有料プランがあり、プレゼン資料をPDFやPowerPoint形式でエクスポートしたり、詳細な分析機能を利用したりすることができます。有料プランではさらに高機能なオプションが利用可能です。

3. GensparkとGammaを連携するメリット

GensparkとGammaを連携させることで、以下のようなメリットがあります:

  • 効率的な情報収集と資料作成: Gensparkで集めた信頼性の高い情報をそのままGammaに取り込み、スライド作成までのプロセスを一貫して自動化できます。

  • 時間の節約: 手動で情報を探し、スライドにまとめる手間を大幅に削減でき、わずか数分で高品質なプレゼン資料が完成します。

  • 多角的な視点を取り入れたプレゼン: Gensparkが提供する多様な情報を組み合わせ、説得力のあるプレゼン資料を作成することが可能です。

4. 実際にGensparkとGammaで自動化する手順

前提条件

  • Gammaの有料プランに加入していること

  • Gensparkのアカウントがあること

実行手順

  1. Gensparkで情報収集
    Gensparkで知りたいテーマに関する情報を検索し、生成されたSparkpageから必要な情報を取得します。

  2. Gammaにテキストを貼り付け
    Gensparkで得た情報をコピーし、Gammaの「テキストを貼り付ける」機能を使用してスライド生成を開始します。

  3. テンプレートの選択
    Gammaのテンプレートから適切なデザインを選びます。プレゼンの目的に応じて、見やすく効果的なレイアウトを選択しましょう。

  4. スライドの生成
    数秒で自動生成されたスライドが完成します。必要に応じて、AIによる修正や細かい調整を行い、最終的なプレゼン資料を整えます。

  5. PDFやPowerPoint形式でエクスポート
    作成したスライドをPDFやPowerPoint形式でエクスポートし、プレゼンに備えましょう。

ちょうど「v0」というAIツールの稟議提案資料を上長に提出するタイミングだったので、GensparkとGammaの連携技でスライドを作ってみました!

実際に作成されたのがこちらの資料です。

デザイン性や使用されている人物のリアリティなど、かなりクオリティの高い資料ができあがりました!
動画内は早送りしておりますが、一連の流れで5分もかからず生成が完了しました。
しかも生成している間は放置で大丈夫なので、この間にメールやSlackの返信ができたので、資料作成のことも考えると1時間以上は削減できたと思います。

5. まとめ:AIツールの連携で効率化を最大化する

GensparkとGammaを活用することで、情報収集からプレゼン資料の作成まで、これまでにないスピードと精度で作業を進めることが可能です。

AIツールは、単体では効果が小さくても、今回のGensparkとGammaのように連携することで最大限の効果を発揮するポテンシャルを秘めています。

今後大切になってくるのは、AIツールを使だけではなく、業務で活用できないかという視点から逆算することで、何を組み合わせるかのアイデアを生み出すことだと思います。(ChatGPTやClaudeを使ってアイデアのブレストをしてみるのも良いかもしれませんね。)

今後ますます高度化していくAIツールを最大限に活用し、仕事や学習の効率を飛躍的に向上させていきましょう!