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【有料級】この記事でChatGPTがわかる!2025年度版「ChatGPTの教科書」

こんにちは!SAMURAIのしまです。

今回は、年末特大企画!!ということで、、
過去最大ボリュームとなる「ChatGPTの教科書」をお届けいたします!!

この記事を見れば、ChatGPTを触ったことがない人も、ChatGPTを使っているけどイマイチ使いこなせない人も、ChatGPTへの理解度が上がること間違いなしです!

正直、有料にするか迷ったレベルでしたが、、
SAMURAIとして多くの人に優良な情報を届けたいという想いから、今回無料にて公開します!

ぜひこの記事を活用し、来たる2025年に向けてChatGPTを使いこなせるようにしていただけると嬉しいです。

今回の担当

メリークリスマス!

なお、この記事の内容はYoutubeでも収録しております!
あわせてご覧ください!



ChatGPTとはそもそも何か?

1. ChatGPTとは?その仕組みについて

ChatGPTは、OpenAIが開発した「生成AI」の一種です。

このAIは「GPT」という大規模言語モデルを使用し、人間のような自然な対話を可能にしています。
ユーザーが質問を入力すると、GPTはその内容を分析し、学習データに基づいて最適な回答を生成します。このプロセスは、まるで人間の脳が考えるような仕組みで、単語や文章を予測する形で進行します。

2. 大規模言語モデル(LLM)の基礎知識

大規模言語モデル(LLM)は、膨大なテキストデータをもとにディープラーニング技術で訓練された自然言語処理モデルのことです。例えば、ChatGPTは次のようなデータを活用します:

  • 書籍やニュース記事

  • ウェブサイトのコンテンツ
    これにより、複雑な質問にも的確に答え、流暢な文章を生成する能力を持ちます。

大規模言語モデルの代表例としては、OpenAIの「GPT」、Googleの「Gemini」、Anthoropic社の「Claude」がなどが有名です。

では、次の章でGPTのモデルの歴史について見ていきましょう!

ChatGPTのモデルについて

ChatGPTは2022年11月にChatGPT3.5がリリースされてから、その認知度を爆発的に伸ばしてきました。
リリースから2ヶ月で1億人登録という快挙も大きな話題となったが記憶に新しいです。。

そんなChatGPTも今では数多くのモデルが登場し、それぞれ異なった特徴を持っています!

1. GPT-3.5

  • 初期リリースモデル。リリース後2ヶ月で登録者数が1億人を突破するなど、大きな話題を呼びました。多くのタスクに対応できる汎用性が話題になりました。

  • しかし、 処理速度や回答の正確性に課題があり、ビジネス利用には制約がありました。

2. GPT-4

  • 有料ユーザー(月額20ドル)向けに提供され、精度が大幅に向上

  • GPT-4の登場をきっかけに、マーケティング、カスタマーサポート、分析など、様々な分野での活用ができると話題になりました

  • この頃から生成AIを業務活用するという流れが加速した印象

3. GPT-4o

  • GPT-4より高速で効率的にタスクを処理が可能に

  • 無料ユーザーにも公開され、最も広く使われているモデルと言えます

  • 一般的なタスクや業務での利用に最適なモデル

4. o1モデル

  • 推論モデルとして、数学、科学、法律などの高難易度な問題に対応する能力が向上

  • 回答速度が遅く、タスク処理として使うのは少し難しいモデル

  •  難解な問題解決を必要とする専門的な用途に適しています

  • 9月にプレビュー版がリリースされましたが、12月より正式モデルとして有料ユーザー(月額20ドル)向けに利用解禁となりました

5. o1 pro

  •  o1モデルをさらに強化し、より高度な問題解決スコアを誇るモデル

  • 現在、月額200ドルのプラン加入者限定で提供されており、一般利用者にはハードルが高い印象

しかも、2024年12月21日のOpenAIの発表によると、来年1月にさらに高度な問題解決ができるo3モデルがリリースされるとのこと。

このo3はAGIの幕開けとも言われており、今後の情報が見逃せません・・
余談ですが、なぜo1→o3なのでしょう、、o2はどこに・・笑

ChatGPTの料金体系

では、次にChatGPTの料金体系について見ていきましょう!

結論から言うと、ChatGPTは無料で使うことも可能です!
ただし、一回で使用できるチャットの量などに制限があったり、画像生成ができなかったりと、やはり有料プランとの差は如実にあらわれます。
※仮に、ChatGPTを無料プランでしか使ってはいけませんと言われたら発狂します笑

逆に、月額20ドルの有料プラン(Plusプラン)に加入すると、ChatGPTの利用の幅が一気に広がり、具体的には以下の機能が利用できます。

  • GPT−4oモデルの利用量が無料の5倍程度

  • 画像生成AI「DALLE-E」を使用できる

  • カスタムGPT(GPTs)を作成できる

  • o1モデルが利用可能

  • 新機能が出た場合に早期にアクセスできる

そして、同じく先日発表された中に、ChatGPT Proプランというものがあります。
なんと月額200ドル。。
なかなかハードルが高いですが、具体的には以下のような機能が追加されます。

  • Plusプランの機能がすべて利用可能

  • o1,GPT-4oが無制限利用可能

  • o1よりもハイスコアなo1 proが利用可能

上記の中でも特筆すべきはo1 proが利用できることでしょう。

ただ、Plusでも様々なことができるので、基本はPlusプランの利用で問題ないでしょう。

ログインしてチャットしてみよう

さて、ここからは実際にChatGPTを実際に使用していきましょう!

ChatGPTは公式版とウェブアプリ版があるのですが、今回は公式版(ブラウザで使用するタイプ)を前提に話を進めていきます!

ログインについて

まず、以下のURLからChatGPTにログインしていきましょう!
ChatGPTログインページ

URLをクリックすると以下の画面になります。

まだの方は、サインアップしてみてください!
メールアドレスかGoogle認証で入る方法があるので、お好みで選んでください!

ログインするとチャットの画面が表示されます。

ここがすべての始まりです。。!

チャットをしてみよう

では、早速ChatGPTに質問していきましょう!
試しに「ChatGPTとはなにか教えて」と聞いてみましょう。

途中、ログイン方法やProプランの言及など、ユーザー側が足りない情報は対話しながら情報を補足しています!

すると、ChatGPT自信がWeb検索をして情報を取得しユーザーに返してくれます。
これぞ対話型AIである、ChatGPTの基本であり醍醐味ですね!

ただ、モデルが進化しているとはいえ、ChatGPTの出力がすべて正しいわけではありません。

現に、このやりとりの中でもGPT-4oの情報が入っていなかったりして、情報の誤りや不足があったりするので、最終的に判断するのは人間であるということはお忘れなく!

資料を添付してチャットしてみよう

ChatGPTはチャット欄に資料を添付して、添付資料を基にした回答をしてくれます!
試しに、今回は文化庁が公表している「AIと著作権」に関する資料を添付して、ChatGPTが回答してくれるかを見ていきましょう!

まず、チャット欄の左下2番目のアイコンをクリックすると、コンピュータからアップロードするというコマンドが選択できるので、これをクリックします。

すると、アップロードができるので添付したい資料を選択しましょう。

では、早速質問していきましょう!

良いですね!ChatGPTが内容を解釈して構造的にわかりやすくまとめてくれました!
こういった要約はChatGPTがまさに得意な領域なので、色んなパターンに活用できるかと思います!

ただ、ChatGPTに資料を添付する際は、機密情報などを入れてしまうと情報漏洩のリスクにもなるので、その点は注意しましょう。

画像を生成しよう

次に、ChatGPTに搭載されている「DALLE-E」を使って、画像を生成していきましょう!

ChatGPTはチャットだけではなく、画像も生成してくれます。

使い方としては、先ほどと同じようにチャット欄左下2番目のマークをクリックして、「画像」を選択します。

あとは、どんな画像を作ってほしいか指示すればOKなので、早速ChatGPTにお願いしてみましょう!

かわいい犬の画像を作ってくれましたね!
せっかくなので、少しテイストを変えるように指示してみましょう。

いいですね!指示通りの内容で画像を出力してくれました!

シベリアンハスキー、、可愛いです。

ただ、これはDALLE-Eだけでなく画像生成AIに言えることなのですが、画像生成は、必ずしも指示通りのものが出てくるとは限りません。
いわゆる運要素みたいなもので、自分がほしい画像がでるまで生成を繰り返す、、なんてことも起こり得るのでその点はちょっとだけ注意です。

なので、少しでも自分の望んだ画像を出せるようにアスペクト比やデザイン調をプロンプトで調整する方法を後ほど活用事例にて紹介します!

検索してみよう

なんと、ChatGPTはチャットだけでなく情報を検索してそれを基に回答することもできます!

こちらも同じくチャット欄のマークからWeb検索を選びます。

試しにChatGPTはの最新モデルについて検索して回答してもらいましょう!

良い感じです!

検索結果を表示して、リンク先も出してくれるので、ランチの場所探しをしても良いかもですね!

Canvas機能を試してみよう

次にご紹介するのはCanvasです。
Canvasは、簡単に言うとChatGPT上でユーザーが直接編集できる機能になります。
試しに、プログラミングの学習計画をChatGPTに出してもらい、Canvasで編集してみます。
ちなみに、プロンプトは以下のとおりです。

IT初心者向けにChatGPTを活用してPythonやGoogle Apps Scriptでプログラミングを学ぶ講座の計画
   - AIとは何か、ChatGPTの活用方法
   - PythonやGoogle Apps Scriptの基礎知識
   - AIを使って効率的に学ぶ方法

2. **Python入門**
   - 基本的なプログラミング概念(変数、ループ、条件分岐など)
   - ChatGPTを使ってコードの補完やデバッグを行う
   - 簡単な自動化スクリプト作成(ファイル操作やデータ処理)

3. **Google Apps Script入門**
   - Google Apps Scriptの基礎とAPIの使い方
   - ChatGPTでGASのスクリプト生成・修正
   - 実際のGoogleスプレッドシート自動化プロジェクト

4. **生成AIによるプログラミング支援**
   - ChatGPTを使ったコードの生成、最適化、エラー修正の実践
   - プロジェクトの提案とサポート

5. **最終プロジェクト**
   - PythonまたはGoogle Apps Scriptを使って、簡単なアプリやツールを開発
   - ChatGPTでサポートを受けながら独自のプログラムを作成

6. **予算**
- **オンライン教材の開発**: PythonやGoogle Apps Scriptの基礎から生成AIの活用方法を網羅したビデオコンテンツやテキスト資料を作成します。これにかかる初期費用として、プロフェッショナルな講師を雇用した場合、教材制作費用は**200300万円**程度見積もられます。
- **プラットフォーム構築**: 学習進捗管理やサポートフォーラムを含むオンライン学習プラットフォームの構築。既存のLMS(学習管理システム)を利用すれば、年間**100150万円**程度のランニングコストがかかります。

###マーケティング費用
- **デジタルマーケティング**: SNS広告や検索エンジン最適化(SEO)を活用して、ターゲット層にリーチします。SNSやGoogle広告に毎月1020万円を投入し、年間**120240万円**の予算を想定します。
- **無料ウェビナーの開催**: ウェビナーで受講者を引き込むため、プロモーションやサポートが必要です。ウェビナーの運営費として、年に数回の開催で**3050万円**を見込むことができます。

###サポートと運営費
- **講師やサポートスタッフの人件費**: 講座中に受講者からの質問対応や個別サポートが必要です。専任スタッフまたはパートタイムの講師を雇用し、月あたり2030万円、年間**240360万円**を見積もります。
- **ITインフラ費用**: オンラインでのトラフィック増加やストリーミングに対応するためのサーバーコスト、ソフトウェアライセンスなどのIT関連費用に**50100万円**。

###その他のコスト
- **外注費用**: コンテンツ制作、デザイン、動画編集などを外注する場合には、年間**50100万円**程度を見積もりましょう。
- **雑費・予備費**: イレギュラーな費用に備えて、全体の510%の予算(**50100万円**)を雑費や予備費として確保。

###総費用見積もり
- **講座開発・教材費用**: 300450万円
- **マーケティング費用**: 150290万円
- **サポート・運営費**: 290460万円
- **その他のコスト**: 50200万円

タイトルをちょっと変えたい時などは、ChatGPTに依頼するよりユーザーが手動でやった方が早かったりするので便利ですよね。

また、Canvasでは部分的にChatGPTにレビューをもらうこともできます。
試しに、冒頭の部分をもっと良くできないかレビューしてもらいましょう。
レビューが完了すると、右側にコメントをしてくれるので、問題ければチェックを押すとその内容で反映までしてくれます。

添削までしてくれるのは非常に便利ですよね。
WordやGoogleドキュメントにChatGPTが導入された感覚になります!

また、レビューの他にも、文章の読解レベルを調整できる機能があったり、

文章の長さを調整することもCanvasでは可能です。

さらに詳しい説明については、以下の記事でもCanvasについて解説しているので、あわせてご覧ください!

Projects機能でチャットを整理しよう

Projects機能は、チャットをフォルダ単位で管理できる機能です。
従来のチャット履歴管理では、タスクごとの分類や整理が難しい点が課題でしたが、Projects機能のリリースにより、以下のような処理が可能になりました!

  • フォルダ単位での情報整理:特定のタスクごとにフォルダを作成し、関連するチャット履歴を一括管理可能に

  • カスタムプロンプトの設定:Projectsごとにプロンプトを指定できるため、用途に応じたカスタマイズが自在にできます

  • ファイルアップロード機能:資料を添付し、資料の内容を基に回答することもできます

  • 過去チャットの整理:過去のチャットもProjectsに移動することが可能です

Projects機能については以下の記事で網羅的に解説しており、内容が重複する部分があるので、ぜひ以下の記事をご覧ください!

AdvancedVoiceModeを使ってみよう

AdvancedVoiceModeはChatGPTと音声で対話できる機能です。
まるで本当に目の前に人がいるかのように会話をすることが可能で、会話の内容をChatGPTが認識し、音声で返答してくれます。

やり方はとても簡単で、チャット欄右側のマークをクリックするとAdvancedVoiceModeに切り替わるのでここをクリックします。

試しに、SAMURAIのマスコットキャラクターのラムにAdvancedVoiceModeで会話してもらったので実際に見ていきましょう!

おおお、、しっかりとラムの質問に対して回答してくれてますね!

また、上記のデモでは女性の声でしたが、お好みで音声を変更することも可能です!

ちなみに、この機能はアプリ版でも実装されている機能なので、お手持ちのスマートフォンでChatGPTと会話することも可能です!

スマートフォンのように誰もが持つデバイスで利用が可能になったことにより、生活でAIを使用する機会がグッと近づいた気がしますね・・!

GPTsを作ってみよう

ChatGPTの基本的なチャット機能を紹介したところで、一歩進んだ機能であるカスタムGPT、通称「GPTs」の作り方について紹介していきます。

通常、ChatGPTをチャットで使う場合には、その都度プロンプトを入れて指示をする必要があるのですが、GPTsを使えば、一度プロンプトを入力すれば、あとはその内容をGPTsが記憶してそのプロンプト通りに回答してくれます。
例えば、ユーザーが入力した日本語を英語に翻訳するよう、GPTsにプロンプトで指示すれば、次回以降、ユーザーは「英語にして」と指示をせずに日本語を入力するだけで英語にしてくれるBotを作成可能です。

加えて言うと、出力形式やChatGPTの口調(敬語、タメ口など)もあらかじめ設定することができるので、自分だけのオリジナルBotを作成することができるのです。

さらに、GPTsには資料を添付することもできるので、添付したマニュアルに基づいて回答するFAQBotなども作成可能になります!

では、早速作ってみましょう!
題として先ほど例にあげた日本語を英訳するBotを作りながら基本的な作り方から説明していきます。

まず、最初にChatGPTのTOP画面右上のアイコンをクリックします。

次に「マイGPT」をクリック

以下の画面に切り替わるので、GPTを作成するをクリックします。

すると、GPTsの作成画面に切り替わります。

まず、GPTsの名前とアイコン画像を設定します。
なお、アイコン画像は先程解説した「DALLE-E」に作ってもらうこともできます!
今回はDALLE-Eに依頼していきましょう。

次に、指示欄にプロンプトを入れていきましょう!
今回はユーザーが入力した日本語に対して英語に返すというシンプルな内容なので、「ユーザーが入力した内容に対して英訳にして回答する」という指示にしてみましょう。
作成するとこんな感じになります。

※画像に誤字があります汗

設定が完了したので、早速使っていきましょう。
右側のプレビュー画面からデモでチャットをすることができます!

いい感じですね!
上記のように、日常的に繰り返される質問をする場合は、GPTsにしてしまえばその都度プロンプトを入力しないで良いので非常におすすめです!

なお、添付資料は「知識」の欄にファイルをアップロードして、プロンプトで添付資料に基づいて回答してと指示すれば、その内容に沿って回答をしてくれます。

添付資料を基に回答する方法は、こちらの記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください!

精度の高いプロンプトを簡単に作ってみよう

ここまでChatGPTの基本機能について解説しましたが、ChatGPTに指示する内容、つまりプロンプトの重要性に気づかれた方もいらっしゃるかもしれません。

まさしくプロンプトは、その精度によってChatGPTの回答の質が左右されると言っても過言ではなく、プロンプトの重要性はChatGPTの歴史の中でいろんな方が研究されてきました。

そうなると、「結局プロンプトの勉強をしないといけないのか・・」と思っ方もいらっしゃると思います。

確かに、プロンプトの基本を理解することは大切です。
ただ、今は「プロンプトジェネレーター」という、OpenAIが公式に出しているサービスがあり、これを使うと本格的なプロンプトを一瞬で作ってくれるので、今回はその使い方を覚えてきましょう。

プロンプトジェネレーターを使うには、ChatGPTの画面からではなく、以下のOpenAIのプラットフォームにアクセスする必要があります。※ログインはChatGPTの時と同様です。
OpenAI Platform

ログインをしたら、画面上部にある「Playground」をクリックし、左のメニューから「Chat」を選び、Systemmessageの箱の中にあるキラキラマークをクリックします。

すると、文字を入力する欄がでてくるので、ここにどんなプロンプトを作ってほしいか指示してきましょう!
今回は契約書をチェックするプロンプトを作ってもらいます。

回答が来ました!
作成してくれたプロンプトは以下のとおりです。

契約書のチェックを行うための指示に従ってください。契約書には重要な情報が含まれているため、細部に注意を払い、あらかじめ決められた要件に沿って評価を行います。
#Steps

1.**契約書の主要なコンポーネントを確認する**:
-当事者情報: 契約に関与するすべての当事者の名前と情報。
-契約の目的: 契約の中心的な目標や指向性。
-金銭的要素: 支払い条件、金額、および関連する条件。
-権利と義務: 各当事者の権利と義務が明確に記述されているか。


2.**条項が明確かどうかを評価する**:
-言葉遣いや条項が曖昧でないか。
-条項に法的効力があるか。

指示がシンプルだったので短めですが、ChatGPTが理解しやすいようなマークダウン形式のプロンプトに仕上げてくれました!

このように、一瞬でプロンプトの大部分を仕上げてくれるので、特にGPTsを作成する時などは非常に便利な機能かと思います!※細かい調整は人間でやるにしても、骨格となる部分を仕上げてくれるのでこの機能は大変助かります・・

なお、プロンプトジェネレーターは現状無料で利用可能です!(追記:現状は最低5ドルの課金設定が必要になります。)

いつ有料になってもおかしくない機能ですので、今のうちにたくさんのプロンプトを生成しておくのも一つの手かと存じます!

それでは、基本的な機能や操作についての説明はこのくらいにして、次の章からはChatGPTを用いた活用事例を紹介していきます!

活用事例①メールの文章を作成しよう

まずは、ChatGPTにメールの文章を作成してもらいましょう!
なお、今回は営業で新規顧客を獲得するためのメール文章を作成するプロンプトを作ったので、こちらをChatGPTに入力していきましょう。※ちなみに、プロンプトジェネレーターで作ってもらいました!

# Steps

1. **顧客のニーズを理解する**: 
   - 対象顧客が抱える問題やニーズを特定します。

2. **製品またはサービスの利点を強調する**:
   - その利点がどのように顧客のニーズを満たすかを説明します。

3. **社会的証明と信頼の構築**: 
   - 過去の成功事例や顧客の声を含めます。

4. **行動を促すアクションを追加する**:
   - 具体的な行動を起こすように呼びかける(例:問い合わせフォームの記入、無料トライアルの申し込みなど)。

5. **連絡先情報を明記する**:
   - 返事や質問を受け付けるための連絡先を含めます。

# Output Format

下記のような丁寧でプロフェッショナルなメール文面を作成してください。

# Examples

**Input**: 
"新規製品のリリースに伴い..."

**Output**: 
"親愛なるお客様、弊社の新製品が...。"

それでは、早速ChatGPTに出力してもらいましょう。

出力された内容はこちら

件名: 【ご提案】新規サービスで御社の課題解決をサポートします

親愛なる[顧客名]様

いつもお世話になっております。[あなたの会社名][あなたの名前]でございます。

この度、弊社では[新規サービス名]という新しいサービスをリリースいたしました。このサービスは、[顧客の具体的な課題]を抱える企業様に向け、特に[利点や解決策]を提供するものです。

たとえば、[過去の成功事例や具体的なデータを簡潔に記載]。このように、[新規サービス名][顧客のニーズ]に対して迅速かつ確実に対応できるものと自負しております。

つきましては、一度詳細をご説明させていただければ幸いです。無料トライアルもご用意しておりますので、ぜひ一度お試しいただければと存じます。以下のリンクより簡単にお申し込みいただけます。

[無料トライアルお申込みフォームのリンク]

その他ご質問やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお知らせくださいませ。
ご返信はこのメールまたは以下の連絡先までお願いいたします。

[連絡先情報:電話番号、メールアドレス]

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

敬具
[あなたの名前]
[会社名]
[役職]
[連絡先情報]

かなり本格的なメールの文章を出力してくれましたね!
今回のようなテーマの他にも、既存の取引先や上司に送るメールなど、シチューエーションに合わせてプロンプトを変えれば、いろんなパターンのメールを生成することができます!

活用事例②文章の添削を依頼しよう

ChatGPTは文章の添削も得意です。
例えば、ブログ記事を作成した際、誤字脱字や表記揺れがないかWチェックをすると思いますが、それをChatGPTにやってもらいましょう!

今回は、以下の文章をChatGPTに添付して、間違いを指摘できるか確認していきましょう!(ChatGPTに表記揺れ、企業情報が起業情報、年次報告書が年時報告書など、あえて間違いを盛り込んでいます。)

ChatGPTの活用で業務効率をアップ
最近、多くの企業が人工知能(AI)を活用して業務の効率化を図っています。
その中でも、OpenAIが提供するCHATGPTは、様々な場面で役立つツールとして注目されています。

ChatGPTが提供する主な利点
迅速な情報取得 CHATGPTは質問に対する回答を瞬時に提供します。
例えば、経営陣が必要なデータを検索する時間を短縮することで、意思決定が迅速化されます。
ドキュメント作成の支援 契約書、企画書、報告書などの作成時にChatGPTを使用することで、
執筆作業の時間を削減できます。
表現や文法のチェックも可能で、よりプロフェッショナルなドキュメントが作成可能です。
クリエイティブ作業へのサポート アイディアを出すプロセスで壁にぶつかった場合、
ChatGPTはブレインストーミングのパートナーとして役立ちます。
新しい視点やアイディアを提供し、より多角的な思考が促進されます。
業務の自動化 簡単なプログラミングタスクやデータ処理を自動化するスクリプトの作成も可能です。
ChatGPTはコードの生成や修正にも対応できるため、IT部門以外の社員も活用できます。

ChatGPT導入時の注意点
プライバシーとセキュリティ 起業情報をChatGPTに入力する際には、
機密データが外部に流出しないように注意が必要です。
利用規約を確認し、適切なデータ管理を行いましょう。
限界の理解 ChatGPTは万能ではありません。
たとえば、非常に専門的な内容や最新の情報には対応できない場合があります。
人間の確認が不可欠なタスクには、適切な判断が必要です。

実際の活用事例
某大手企業では、ChatGPTを導入することで、年時報告書の作成時間を約50%削減しました。
また、カスタマーサポートにおいて、AIを使った回答精度の向上に成功しています。
ChatGPTは、多様な業務でその効果を発揮しています。
しかし、導入前には目的や使用範囲を明確にし、適切なトレーニングと運用方針を策定することが重要です。
企業の成長と効率化を目指し、この強力なツールを賢く活用してみてはいかがでしょうか。

最後に
ChatGPTを使いこなすことで、業務効率は大幅に向上する可能性があります。
ぜひ、自者に適した活用法を模索し、新しい働き方を創造していきましょう。

では、指示していきましょう!

良いですね!しっかりと指摘もしてくれたし、表現のアドバイスもしてくれました!
ブログ記事を作成したときや、取引先や上司に提出する資料の誤字脱字をチェックするために活用すると良いかもしれませんね!

活用事例③Youtubeのサムネイルを作成しよう

冒頭で説明した「DALLE-E」を使って、Youtube用のサムネイルを作っていきましょう!
Youtubeのサムネイルはアスペクト比が16:9なので、画像比率をプロンプトに組み込んでいきます。
あとは、どういった画像を作りたいのかも組み込んでみましょう。

#作成する画像
##テクノロジーをイメージした画像

#画像の使用イメージ
##IT企業のプロモーションで使用するYoutubeのサムネイル

#画像の情報
##文字なし
##記号なし
##アスペクト比16:9
##近未来的なイメージ

では、早速画像生成してみましょう!

アスペクトも考慮した画像を作成してくれました!

ただ、画像の中にYoutubeのロゴが入り込んでしまっていますね。。

DALLE-Eには画像の一部分を選択して、対象範囲を絞った修正指示ができるので、実際に使っていきましょう。
今回は画像の中のYoutubeのロゴを消してほしいので、そのように指示していきます。
手順は簡単で、生成された画像をクリックすると、編集画面に切り替わるので、ペンのマークをクリックし修正したい部分を選択します。
その後、チャット欄で修正内容を指示すると、画像を作り直してくれます。
一連の流れを見ていきましょう!

しっかりと修正した画像を生成してくれましたね!

今回のようにアスペクト比を調整すれば、Youtubeショート用の画像なども作ることができるので、ぜひ色んな画像を作って試してみてください。

活用事例④契約書チェックをCanvasでやってみよう

次に、Canvasでの活用事例を紹介します!
先程も触れたように、CanvasはChatGPT上でユーザーが直接編集することができる機能です。

私(しま)は法務も担当しているのでChatGPTを活用して、よく契約書チェエックなどもやるのですが、その際にCanvasが使えるとその場で編集もできて非常に重宝してます!

なので、今回は事前に作成した契約書チェックのGPTsにレビューをさせた後、Canvasで開いて編集する作業を紹介したいと思います!

今回使うのは下請法に関する問い合わせをチェックしてくれるBotで、添付した契約書に違反箇所がないかを見てくれます。
ちなみに、下請法Botのプロンプトは以下のとおりです。

あなたはユーザーの質問に正確に答えるため「下請法」を参照することを任されている専門の法務顧問です。契約が重要な要件や基準を満たすように、詳細なレビューを実施してください。

# 手順

1. **契約内容の理解**:
   - 契約の対象や目的を把握する。

2. **主要条項の特定**:
   - 契約合意の要となる重要な条項をハイライトする。

3. **法令遵守の確認**:
   - 契約が、特に「下請法」を参照して、関連する法令基準に適合していることを確認する。
   -適合しているか確認する際には、添付の「下請法について」を参照すること

4. **明確性と正確性の評価**:
   - 文言が明確で曖昧さなく正確であることを確認する。

5. **義務と責任の見直し**:
   - すべての関係者の義務と責任を詳細に検討する。

6. **完全性の確認**:
   - 必要な要素や条項がすべて含まれていることを確認する。

7. **法的助言の提供**:
   - 「下請法」に基づいた専門的な法的見解や推奨を提供する。

# 出力形式

「下請法」に関する助言や推奨が必要なリビジョンを明示的に指摘し、契約に対する包括的な評価を提供してください。
提供する際には、Canvasで開くこと

実は、2024年の12月に発表されたCanvas機能のアップデートにより、GPTsにCanvas機能が追加されました。
アップデートにより、例えば今回の契約書チェックのように、GPTsが出力したらCanvasを自動で開くような設定をすることが可能です!

そして、上記のプロンプトに対して添付するのが以下のダミーの契約書になります。

業務委託契約書

株式会社ABC(以下「甲」といいます。)とフリーランスのXYZ(以下「乙」といいます。)は、以下のとおり業務委託契約(以下「本契約」といいます。)を締結します。

第1条(委託業務)

甲は、乙に対し、イラスト作成業務(以下「本業務」といいます。)を委託し、乙はこれを受託します。

第2条(業務内容)

乙は、甲の指示に基づき、本業務を誠実に遂行するものとします。

第3条(納期)

乙は、甲からの注文ごとに、甲と協議の上、納品期限を決定します。

第4条(報酬および支払条件)

甲は、乙に対し、本業務の対価として、1案件あたり報酬を100円とします。

支払期日は、甲による検収が完了した日から3ヶ月以内とします。

第5条(発注方法)

個別の発注については、甲が書面により乙に通知するものとします。

第6条(追加業務の依頼)

甲は、乙の同意を得て、イラスト作成以外の業務を乙に依頼することができます。

第7条(作業場所)

乙は、自らの裁量で業務を行う場所を決定します。

第8条(著作権の帰属)

乙が本契約に基づいて作成したイラストの著作権は、納品時点で甲に帰属します。

乙は、甲の事前の書面による承諾なく、当該著作物を第三者に開示または使用しないものとします。

第9条(損害賠償)

甲または乙が本契約に違反し、相手方に損害を与えた場合、当該損害を賠償する責任を負います。

第10条(秘密保持)

乙は、本契約に基づく業務の遂行にあたって知り得た甲の秘密情報を、甲の事前の書面による承諾なく、第三者に漏洩しないものとします。

第11条(表明および保証)

甲および乙は、それぞれ本契約の締結および履行に必要な権限を有していることを表明し、保証します。

第12条(合意管轄)

本契約に関する紛争については、東京簡易裁判所または東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第13条(協議事項)

本契約に定めのない事項や解釈に疑義が生じた場合、甲および乙は誠意をもって協議し、解決に努めます。

実は、下請法上、この契約書には以下のような問題点があります。(細かいところは今回は省きます。)

  • 報酬が低すぎる

  • 報酬の支払いサイクルが長すぎる(通常は納品から60日以内)

上記のように実際にチェックと修正が必要な契約書を、ChatGPT上だけでできるのか、試して行こうと思います。
まずは、契約書をアップし、Canvas機能を呼び出してみましょう。

なお、今回はGPTsを使うのですが、GPTsはチャット欄で「@」を打つと作成したGPTsをメンションで呼び出すことができます!
では、早速契約書を添付してチェックを行っていきましょう!

いい感じです!下請法の期限について指摘をしてくれていますね!
続いて、修正してもらった内容を基に、Canvasで直接修正をしてしまいましょう。
加えて、金額については特に言及がなかったので、こちらも問題ないか一緒に聞いていきましょう

どうでしょうか?
Canvasが使えると、金額などの微調整がユーザーでできてしまうので、ChatGPTに修正してもらうのが逆に面倒だな・・という内容もサッと修正できてしまいます!

今回は契約書を例に取って説明しましたが、例えばブログ記事の修正などもCanvasを使えばその場でできてしまいますし、プログラミングコードをChatGPTに書いてもらう際にも便利かと思います。

活用事例⑤プログラミングコードを書いてみよう

ChatGPTは文章や画像を生成するだけでなく、なんとプログラミングのコードを書いてくれます。

特に、GoogleAppsScript(通称「GAS」)をChatGPTに書いてもらうのがおすすめです。

おすすめ理由は以下の2つです。
①GASはプログラミングの挫折要因でもある環境構築が不要なので、Googleユーザーなら誰でも簡単に実装することができる
②GoogleWorkSpaceのツールを連携させることで様々な業務効率化を実現できる(メール送信の自動化、スプレットシートのデータ整理、自動処理など)

なので、ざっくり言うと、学習するハードルは低いのに、覚えてしまえばいろんな業務効率化が実現できるということになります!

それに加えてChatGPTがGASのコードを書いてくれるので、さらに導入のハードルが下がりおすすめです。

詳しい実装方法については、たまじろーの書いた以下の記事で詳しく説明しておりますのでぜひご覧ください!

活用事例⑥記事の骨子を作成してみよう

今度はChatGPTにブログ記事の骨子を作成してもらいましょう!
今回はSEO記事の作成をテーマに活用事例を紹介します!

まず、Projects機能を使って、記事作成ようのプロジェクトを作成します。

そして、作成したフォルダにプロンプトを記憶させます。
プロンプトは以下のとおりです!

与えられたテキストを元に、SEO最適化された構造化ブログ記事のドラフトを作成してください。

以下の指示に従い、SEO効果を意識して記事を構成します。

## 記事の基本構造

1. **キャッチーなタイトル**
   - SEOキーワードを含め、30文字以内で興味を引く表現を使用。

2. **導入部(150-200字)**
   - テーマと重要なポイントを紹介し、読者の問題点に触れながら、記事を読むメリットを示唆。

3. **目次**
   - 箇条書きでセクションを並べ、適切な見出しを付ける。

4. **本文(3-5つの主要セクション)**
   - 各セクションは300-500字程度とし、具体例や統計、専門家の意見を含める。
   - 見出し・サブ見出し(H2・H3)を使用し、読みやすさを重視。

5. **まとめ(200-250字)**
   - 主要ポイントの再確認と実践的なアドバイスを提供。

6. **CTA(行動を促す呼びかけ)**
   - 関連する行動を促す提案を含める。

## 文体とトーン

- 読者に合わせたフォーマルまたはカジュアルな文体を使用。
- 専門用語には簡単な説明を付け、対話的に進める。

## SEO最適化

- 主要キーワードを適度に散りばめ(キーワード密度2-3%)ます。
- メタディスクリプション(120-156文字)を作成。
- 画像の代替テキストを2-3案用意。

## 注意点

- 著作権を意識し、引用元を明記。
- 文化的配慮を行い、偏見や差別的表現を避ける。
- 記事の全体文字数は1500-2000字を目安とする。

# 作成手順

1. **タイトルの作成**
   - 対象キーワードを組み合わせてインパクトのあるタイトルを考案。

2. **導入部の執筆**
   - テーマ概要と読者のニーズ、記事の価値を伝える文を書きます。

3. **目次作成**
   - 記事構成を視覚化し、各セクションのアウトラインを決定。

4. **本文の作成**
   - 各セクションを詳細に記述し、見出しを適切に使用。
   - キーワードを自然に挿入しつつ、情報の正確性や深みを確保。

5. **まとめの作成**
   - 記事内容の簡潔な要約と、読者へのアクションプランを示す。

6. **CTAの設定**
   - 読者が関与するための明確なアクションステップを提案。

7. **SEOチェック**
   - キーワード密度、URL、メタディスクリプションなどを検証し最適化。

# Output Format

- 完成したドラフトはテキスト形式で提出。
- SEO要素(キーワード、メタ情報、代替テキスト等)は記事全体に適切に配置。

# Notes

- 記事作成過程での気づきや改善案があれば、記事後にコメントとして記載してください。

こうすることで、記事作成のプロジェクトでチャットする場合は、上記のプロンプトが適用されます!
では、プロンプトを貼ったところで早速記事の骨子を作ってもらいましょう!!
今回は、ChatGPTの記事の骨子を作るように依頼しましょう。

かなりブログ記事らしい構成で作ってくれましたね!
このプロンプトはCTA(Call To Action)も示してくれるので、SEO系のブログ記事にはとても相性が良いです。

ただ、これだけでは情報の網羅性や信憑性が微妙な部分もあるので、今回は少し深堀った具体例について紹介いたします。

紹介する内容は、検索AI「Felo」で取得した情報を基にブログの記事を作成するというものです。

Feloなどの検索AIと連携することで、情報を探索する手間も短縮して、よりしっかりとした記事の下地を作成していきます!
一連の流れを見ていきましょう。

こちらもいい感じで記事の骨子を作ってくれましたね!
これならブログ記事の作成時間を大幅に短縮してくれそうですね!!

ただ、注意点としては、Feloもかなり精度は高いですが、細かい情報が誤っていたり不足していたりするので、必ず人間のめによるファクトチェックは欠かさずに実施するようにしましょう!※現に、ChatGPTの有料プランの内容が誤っていたり、不足していたりしました。

なお、Feloについては以下の記事で詳しく解説しておりますので、こちらもあわせてご覧ください!

活用事例⑦SNS投稿文を作成しよう

次に、GPTsを活用した事例として、SNS投稿文を作ってくれるBotを紹介いたします!※GPTsの作り方については先程説明したので省略します。

まず、今回使用するプロンプトを紹介します。

#前提条件
あなたはプロのSNSコンテンツクリエーターで、キャッチーなX(旧Twitter)の文章を作成するのが得意です。
{訴求内容}をしっかり理解した上で、{#実行命令}を必ず守って{##Step1}と{##Step2}を実行してください

#訴求内容
ユーザーからの命令が訴求内容になる
なお、もしユーザーからURLが添付された場合は、Actionsを用いてURLにアクセスして情報を取得する

#実行命令
##Step1 文章作成
-制約条件に従ってTwitterの文章を作成してください
-文章案は必ず5つ作成すること
###制約条件
*{#訴求内容}に基づいて作成すること
*最初の一文でインパクトを残し、人を惹きつける文にすること
*冗長な表現を避けること
*{###投稿例}を参考にしてPREP法を意識して作成すること
*関連するハッシュタグを{#訴求内容}に沿って作成すること
*文字数は140文字以内におさめること

###文章のトーン
です、ます口調で丁寧な文章
抑揚をつけるために、「。」や「!」などをうまく使い分けること

###出力形式
*文章
*ハッシュタグ
文章とハッシュタグの作成が完了したら、{##Step2}に進んでください

###投稿例
20代は節約よりもお金を稼ぐ力を身につけるべきです。貯金は貯めることはできてもお金を稼ぐ力は身につきません。ビルゲイツも20代は財産の全てを投資に使い、現在成功しています。だからこそ今は自己投資に専念しましょう。

##Step2 炎上対策
{#Step1}で作成した文章について
以下の3項目に基づいて、問題箇所を出力して下さい。
結果をテーブル形式で表示してください
1. 言論の適切性(過激な意見、誹謗中傷、偏見や差別的な表現、他人を誘導・煽るような表現などが含まれていないか評価します)
2. 情報の正確性(虚偽や不正確な情報がなく、主張に根拠があるかどうかを評価します。また、過去の炎上発言や行動を無用に持ち出さないように注意します)
3. プライバシーと法的問題(プライバシー侵害、個人情報の漏洩、著作権・肖像権の侵害、関係のない人物や団体への言及が含まれていないか評価します)

ポイントととして、今回のプロンプトはXの無料プランの文字数を考慮して作成しています。
また、投稿文は5つ出してもらうようにして、その中からお好みで選べるようにしてみました(ハッシュタグも出してくれます)

さらに、今回はユーザーが貼り付けたURLのサイトを解析して、その内容を基に投稿文を作成してもらうようにプロンプトを組んでいます。
例えば、ブログ記事のURLをChatGPTに貼ると、アクセスして記事の内容に基づいた投稿文を出力してくれます。

ちなみに、このURLを解析する機能は、WebPilotという外部のAPIを使用しているのですが、そのAPIを使用するためにGPTsで設定を行います。

具体的に言うと、GPTsにはActionsという機能があり、Actionsを使用すると外部のAPIを使用して、その機能を前提としたGPTsを作成することができるのです。

Acitonsを実装するには以下の手順で実施します。
①GPTsの設定画面を開く
②今回のプロンプトを貼る
③左下の新しいアクションを作成するをクリック
④スキーマの中にAPIを繋ぐためのコードを入力する
一連の流れを以下にまとめました!

ちなみに、上記のスキーマに貼ったコードは以下の内容になりますので、実際に使うときはそのまま貼ってもらうだけでOKです!

openapi: 3.0.1
info:
  title: webPilot
  description: |-
      Information Gathering with 'webPageReader': I search the internet and gather relevant information based on the writing task. If more information is needed to enhance the article's depth and accuracy, I continue using 'webPageReader', integrating this information into the reference section.
      
  version: 'v1.1'
servers:
  - url: https://gpts.webpilot.ai
paths:
  /api/read:
    post:
      operationId: webPageReader
      x-openai-isConsequential: false
      summary: visit web page
      requestBody:
        required: true
        content:
            application/json:
              schema:
                $ref: '#/components/schemas/visitWebPageRequest'
      responses:
        "200":
          description: OK
          content:
            application/json:
              schema:
                $ref: '#/components/schemas/visitWebPageResponse'
        "400":
          description: Bad Request
          content:
            application/json:
              schema:
                $ref: '#/components/schemas/visitWebPageError'
components:
  schemas:

    visitWebPageResponse:
      type: object
      properties:
        title:
          type: string
          description: The title of this web page
        content:
          type: string
          description: The content of the web page's url to be summarized
        meta:
          type: object
          description: The Html meta info of the web page
        links:
          type: array
          description: Some links in the web page
          items:
            type: string
        extra_search_results:
          type: array
          description: Additional Search results
          items:
            type: object
            properties:
              title:
                type: string
                description: the title of this search result
              link:
                type: string
                description: the link of this search result
              snippet:
                type: string
                description: the snippet of this search result
        todo:
          type: array
          description: what to do with the content
          items:
            type: string
        tips:
          type: array
          description: Tips placed at the end of the answer
          items:
            type: string
        rules:
          description: Adherence is required when outputting content.
          items:
            type: string

    visitWebPageRequest:
      type: object
      required:
        - link
        - ur
      properties:
        link:
          type: string
          description: Required, The web page's url to visit and retrieve content from.
        ur:
          type: string
          description: Required, a clear statement of the user's request, can be used as a search query and may include search operators.
        lp:
          type: boolean
          description: Required, Whether the link is directly provided by the user
        rt:
          type: boolean
          description: If the last request doesn't meet user's need, set this to true when trying to retry another request.
        l:
          type: string
          description: Required, the language used by the user in the request, according to the ISO 639-1 standard. For Chinese, use zh-CN for Simplified Chinese and zh-TW for Traditional Chinese.
    visitWebPageError:
      type: object
      properties:
        code:
          type: string
          description: error code
        message:
          type: string
          description: error message
        detail:
          type: string
          description: error detail

では、設定も完了したので実際に動かしてみましょう!
今回は、SAMURAIの以下の記事をGPTsに解析させて、その内容に基づいた投稿文を作ってもらいましょう!

では、実行します!

しっかりと投稿文を作成してくれました!
炎上対策も生成してくれていい感じです。

これなら色んなジャンルの広報活動に応用できるので、ぜひ色んなパターンで活用してもらえると嬉しいです!

活用事例⑧FAQBotを作成しよう

最後の活用事例は、GTPsを使用したFAQBotの作成です!
先にも説明したようにGPTsは資料を添付して、その資料に基づいた回答をするように指示することができます。

この仕組みを利用して、業務マニュアルを貼り付け、その内容を基に回答してくれるFAQBotを作成することも可能です。

FAQBotが作れれば、繰り返し行われる社員からの問い合わせなどを自動で回答してくれる優秀なアシスタントを作り出すことができます!

こちらについては、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください!

【最後に】ChatGPTの今後について

ChatGPTをはじめとするAIは、私たちの生活や仕事に欠かせない存在へと進化を続けています。
特に、OpenAI2024年12月に発表された最新機能やアップデートは、AI技術の進歩を象徴するものであり、日常生活や業務のあらゆる場面で活用の幅を広げています。今後もこうした技術革新が続く中で、AIをキャッチアップし活用するスキルは、私たちにとって必要不可欠なものとなるでしょう。

さらに、AIと組み合わせてプログラミングなどの関連技術を学ぶことで、AI活用の幅を広げ、業務効率の向上やキャリア形成にも大きなメリットをもたらします。

SAMURAI では、GASやChatGPTについて学べるレッスンを提供しています。
初心者でもわかりやすく、自動化に必要な知識を段階的に習得できるので、是非チェックしてみてください!

これからの未来に向けて、AIと共に進化し続けるための知識とスキルを磨いていくことは非常に大切になります。

来たる2025年、今後もAIの発展は指数関数的に伸びていくこと間違いなしですので、今のうちから必要な情報を整理し、しっかりと力を身に着けていきましょう!

今後もSAMURAIでは、AIの活用事例や最新情報を順次配信してまいりますので、ぜひフォローのほどよろしくお願いいたします!!