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金魚の写真について

私は元々プロのブライダルカメラマンだったので、SAMURAI FARMを始めるにあたり写真にだけは絶対に力を入れていかなくてはいけないところだと思っていました。

タイでもしっかり撮影用のスタジオを作らなくちゃいけないと思っています。機材も向こうに持って行っておいておかといけないと思ってます。

SAMURAI FARMの写真のイメージというのは、必殺仕事人です。SAMURAIだけに。。という感じで、たまたま言葉がハマってしまった感じはありますが(笑)

私の金魚の撮り方はあの必殺仕事人のテーマソングが聞こえてくるような絵作りですね。私はSAMURAI FARMをやろうと考えるずっと前から金魚はこの撮り方をしています。

このドラゴンスケールオランダのシルエットと大きな鱗のエッジはしっかり出すけど、顔は見せないとどうでしょう。どんな顔なのか想像しますよね。

撮り方を以前からInstagramのフォロワーさんに聞かれるのですが、もう何十年も写真をやっていて、写真を科学的な面から理解してないとわからないと思うのでここには書きません。私は露出や調光は全てフルマニュアルでプロカメラマン用機材で撮影しています。

基本的に写真というのは想像力です。
見た人に想像力を掻き立てることができるかというところが大切です。

例えば金魚を図鑑みたいに全体的に載せるだけでそれが伝わるかと言ったら答えはnoです。クローズアップする、光でエッジだけ見せることでその先に何があるのかという風に見た瞬間に人間の脳は自動的に想像するわけです。

私が過去に写真展をやったときに、たくさんのお客さんに来ていただいてまあ、本当に想像力の塊のようなお客さんがたくさんいらっしゃいました。外国人で私の写真を見てそこに写っている猫についてのストーリーを勝手に作り出し、私にさも自分の写真のように語るアメリカ人の男性がいましたが、彼はもちろん迷わずその作品を買っていきました。

美しい!素晴らしい!と彼はなんでも言ってくれました。私はあなたが美しいよ!と思ってその話を聞いていたのですが。私のその作品が今も異国の地で彼の手元にあると考えると幸せな気持ちになります。すみません、脱線しました。

写真は映像に比べて情報が少ないので、想像力を掻き立てることでより芸術性を高めることができます。映像でも同じ表現方法が基本的に使われていますが、映像には音、時間の流れという情報が追加されています。その分想像力は減るわけです。だから私は写真が好きなのです。写真の持つ芸術性ですね。

尾鰭が重要ではないドラゴンスケールオランダなので、鱗を真ん中に持ってきて尾鰭は切ってしまう。そうすることでボディのドラゴンスケールのギラギラ光る感じは大きく写りさらに強調されます。

結局のところ、写真も金魚も同じで正解というのはない世界です。ただ見た方が美しいと感じる金魚の写真をしっかり撮っていきたいと思っています。

美しければなんでも良いです。

先日、私の尊敬する2人の経営者に結婚お祝いのお言葉をいただきました。あの2人に報告をしてしまった以上本当に本気で取り組まなくてはいけないという覚悟が芽生えた感じがあります。

そこで、1人の社長さんにYouTubeやってよと言われたので、彼に言われてしまったので、やらないといけないかなと思い始めたという感じです。もうドキュメンタリーみたいな感じでやったら良いじゃん。と言ってくださいました。なので、来年からになるかもしれませんが、始めてみようかなと思っています。

やるとしたら妻がもちろん主演になります。彼女はタイ人女性なので基本的に撮られたがりなので、全く気にせず出演してくれると思います。

ただ動画の撮影編集という膨大な仕事が私に追加されるのかと思って若干ぐるぐるしましたが。。私も元々クリエイターの端くれですので、そのときになったら頑張りたいと思います。

現状私が国内にいる間は販売できる良い金魚に関しては販売致しますので、お問合せください。すでにご予約、ご購入いただいております。ありがとうございます。少し時間がかかるとは思いますが、体制が整ったら国内店舗に関しても検討していきたいと思い始めました。

本日も長文駄文失礼いたしました。

SAMURAI FARMより

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