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妻の日本での新生活について

本当に色々ありましたが、なんとか泰庵スタートできてなんとか状況が落ち着いたと思っていたら、あっという間に3月に突入していました。本当に時間が過ぎるのは早いですね。

妻はタイに戻りしばらく向こうで生活していますが、結婚ビザを取得して日本で生活することになっています。

国際結婚ということで、いろいろなことがありましたがお互い諦めずにコミュニケーションを続け信頼を深めています。大切なのはいろいろなことがあった時ですね。その時にそこから学ぶことだと痛感しています。

基本的にタイ人は日本人のように勤勉ではなく、その辺りの感覚は全く違うものですが、妻はタイ人の中でも意識が高く強くあろう、向上していこうという気持ちを持ち続け今日本での新生活に向けて日本語の勉強を再開しています。

私たタイに滞在していた期間は、泰庵の準備やファーム巡りなどで時間がなかったのですが、妻も時間ができて、昨日も私に日本語のテキストを送ってきて発音などを聞いていました。

妻の日本語の教科書

明るくユーモアのある人なので、彼女が日本語を話せたら相当面白いだろうということで私の友人や家族は非常に楽しみにしているところです。

私も過去にアイルランドで1から英語を学びましたが、私は語学学校で一人のアイリッシュの男性の先生に非常に気に入られ、彼のおかげで私の留学生活というのは非常に楽しいものになりました。
私の英語力はその頃から今に至るまで断続的ではありますが、向上しなんとか仕事でも使えるレベルまで上げることができました。

母国語以外の語学を習得するということは、かなりの努力を必要とすることはその頃に経験として私の中にあるので、妻はこれから大変だろうなと思っています。ですが、それをサポートするのが私の周りの人間であればきっと大丈夫だろうと思っています。

金魚についても彼女は日々勉強をしていてこれから泰庵を盛り上げていく、またタイでいずれファームを作るという意思もしっかりと固まっているようです。本当にこれに関しては何度も危機がありましたが、危機というのは乗り越えた後にその人をとても強くするのですよね。今までの不安や危機というものがなければ、またもし完全に諦めていたらきっと私たちもダメになっていたかもしれません。

よく彼女に言われたのは、あなたはタイ人をわかっていない。あなたは日本人だからタイ人のことは理解できないと。でも、それを乗り越えなくてはいけません。私は海外で生活をしていた経験があるので、外国人の感覚が違うことは理解しているつもりです。ですが、その国民性において日本人は本当に素晴らしいものを持っていて、私はそれは世界で一番ではないかと思っています。不安定な経済や政治状況の中に今私たちはありますが、それでもそれはまだ変わらずに私たちの中にあります。

私が感じているのは世界の国々に比べたら、日本人は愛国心が非常に少ない国です。日本人が日本人として、日本をしっかり好きだと言える国になってほしいと思います。そのために何が必要なのか私たちは今真剣に考える必要があるのではないかなと思っています。そういう話は常に妻にも話しています。

妻との国民性についての議論は私たちの危機を何度も生み出しましたが、危機を乗り越えたことで、妻の人としての器が徐々に大きくなってきているのだろうと私は感じています。彼女の言葉の端々からそういうことを日々感じていて私は非常に嬉しく思っています。

私は常に妻に話してるのは、自分の損得感情を優先せずに人のために働くことです。仕事というのは他者を幸せにすることで自分が幸せだと感じることだと話しています。泰庵の基本コンセプトは常にこれでなくてはいけないと思っております。それを心から信じて運営していくことが必要だと思うのです。

彼女が日本で新生活を開始したらInstagramなどにかなり顔を出してもらうことになると思います。ぜひ楽しみにしていただければと思います。

私もこのように日記的なアウトプットをようやくnoteに書けるような余裕が出てきました。いろいろなことがひと段落してホッとしております。

関東は明日からさらに気温が上がって天気も良くなります。気温が日々上がっていき春を迎えるところで皆様も楽しい金活が今年もスタートするということでエキサイティングな気持ちなのではないでしょうか。

SAMURAI FARMとしても今年の新品種の作成スタート楽しみにしております。そのために昨日は準備作業を仲間としておりました。

私たちはまだスタートしたばかりですが、一歩ずつ着実に進んでいければと思います。
引き続き泰庵を何卒よろしくお願いいたします。

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