アフリカ人との会話
少し前からDNN英会話のオンライン英会話を受講している。
DNN英会話の特徴の一つは、オンライン英会話の定番教師であるフィリピン人だけでなく、世界中に先生がいて、様々な国籍の人と会話できる点にある。
何度か私のブログを見てくれた人は知っていると思うが、今私はタイにいる。当然、DNN会話にはタイ人教師もいて、普段職場を含めた生活では聞きにくい文化的なことも聞くこともできて面白い。
先日は、同僚の女性が結婚するとのことで、招待を受けた日本人は何をどうすればいいかわからない。ネットで調べると回答も多く、かと言って部下にも聞きにくい(日本人っぽいところ)。そこで、タイ人の先生に聞いてマナーや作法を聞いた。その時のタイの結婚式のマナーでは、白黒の衣装はNG、お金は3,000バーツくらい包む、お金を包むのは招待状の封筒(日本のご祝儀袋は物珍しく喜ばれる可能性あり、結婚式のカラーを聞いて服装に取り入れる等であった。
英語の勉強と言いつつ、私生活でも助けてもらえるというのが複数国籍の先生がいるメリット化と思う。
我が家は、妻も子供もやっていて、家族全体でお世話になっているような状況である。
さて、私は学生時代アフリカを旅行したことがある。西部中部南部の国を訪れたことがあり、DNN英会話の先生の中には私が訪問したことのある国籍の人も多くいる。私は自分が訪問したことある国の先生と話すときは、必ずその国のことを話すことにしている。しかし、私が訪れた20年前は多くの先生が子供で私の記憶にあるモニュメント、遺跡、建物などの話には意外とついていけない。伝えての言葉の問題もあるが、GoogleMapにあっても、もうないとか、今はどうだとか話になる。詳しくその国のことを話していくと、どの先生よりも私の方が先生の国を旅行しており、あの町はどうだったかと聞かれ20年前の話をして盛り上がる。
話が盛り上がる極めつけのネタは食事の話。アフリカは名前は違えど、穀物を粉上にして水で溶いて固めたもちのようなものを食べる。フーフー、ウガリ、サザ、パップ(名前を聞いて国がわかればかなりのアフリカ通)。。。これらの話を先生にすると、大爆笑する。まさか日本人が知ってるとはとなる。さらにローカルメニューについて話をすると、ひっくり返るのではというくらいにのけぞり笑い転げる。
逆の立場だったらどうだろう。今でこそ日本食は世界的にも一般的な食べ物だけど、50年前の戦後間もないころにヨーロッパやアメリカの人から寿司がうまいだの天ぷらがどうだの、あの角を曲がったレストランがうまいだの言われたらどうだろう。うん、確かに奇妙で笑うしかないなとも思う。
自分は生まれ育った町以外知らないのに異国の人は自分よりも自分の国を旅行し、詳しいとなるとどう感じるだろう。信頼のきっかけにはなるかなと思った。
不思議なもので先生が楽しいと生徒も楽しくなる。ただ単に英語を学ぶだけでなく、家に居ながらに異文化を感じれるのは面白いと思う。面白い、楽しいとなるとレッスンの受講もなかなか続くもの。ただ、上達しているかはいまだわからない。