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テクニカル分析・ボリンジャーバンド「2」(利益が出るのか出ないのか、プログラミングを用いて徹底解析。議論に終止符。)※投資初心者必読
投資初心者の方は、テクニカル分析•ボリンジャーバンド 「1」から読むのをお勧めします。
今回は2つのことについて書きます。一つは、「ボリンジャーバンド」について、そして、もう一つは、「プログラミング」についてです。超初心者の方にも分かりやすい説明になるよう頑張ります!
ボリンジャーバンドとは?
画像にあるように、真ん中にある線と、値動きの上下にある線、合計3本の線が、ボリンジャーバンド と呼ばれるもので、ボリンジャーさんという人が昔々、考案しました。「上下の線を値段はなかなか超えられないよ。」ということらしいです。統計学的な数式を使って算出されているのですが、問題は、線を算出する事より、この線を使って儲けられるのか儲けられないのか?ということですよね。
画像の値動きを見ていただくとわかるのですが、上下の線の付近で、値段が反発しています。「ということは、この線を使って反対方向に売買すれば、儲かる?」という仮説が成り立ちます。下の線に近づけば買う。この時の「買う」とは、「上がる方向に賭ける」という事です。そして、上の線に近づけば売り。この「売る」とは、「下方向に賭ける」という事です。※かなり大雑把な説明ですが、相場を全く知らない初心者の皆さんに向けて書いてますのでご了承下さい。
この画像をご覧いただくと「?」となっていただけると思います。ボリンジャーバンドを突き抜けて値段がどんどん上がっています。特に赤○で下がる方向に賭けた人は、損させられています。
はじめの画像では「ボリンジャーバンド」は使えそうですが、次の紹介した場面では使えそうにありません。いったい全体どっちなのでしょう?これを知るには、客観的な数値頼るしかなさそうです。
数値というとアレルギーを感じる人もいると思うのですが、そんな難しい話じゃありません。「ボリンジャーバンド」が使えるのか使えないのか、明らかするには、相場の歴史上どうだったか1つ1つ丁寧に見ればいいだけで、数値なんていましたが、単に数を数えるだけの話です。はじめの画像のような場面が圧倒的に多いなら、使えるといえるでしょうし、次に紹介したような場面が多いなら、使えないというか、逆に、上下の線に近づいたら、そっちの方向に賭ければいいってことになりますよね。この場合も「ボリンジャーバンド」は使えるということになります。ところが、この二つの場面の出現率が、半分半分だと使えません。なぜなら値段が上下の線に近づいても、そこから上昇する確率/下降する確率が半々なら、結局どっちに行くの分からないからです。
さて、そうなると問題はどうやって調べるかです。ご覧いただいた画像にある棒は、1本が1時間の値動きです。例えば、20年分を調べるとなると、24時間FXは祝日もあまり関係なく、月~土の朝方まで動いているので、約130,000本、見ないといけないという事になります。とても、全てを見るのは無理。。。
ところが、プログラミングを使うと簡単にできちゃうんです!
プログラミングとは?
「なんかむずそう。。」とか「プログラミングってなんなん?」という人もいるのと思いますので、画像を用いて分かりやすく説明しますが、めちゃめちゃ砕いていうなら、プログラミングとは、「パソコンに命令を出して、その命令通りの作業をさせる。」ということです。
ご覧いただいてるのは、エクセルに入力されたデータですが、「Aさん」の「売上」だけ、計算して下さい、といわれた時、どうしますか?今回のように100件程度のデータなら、一個、一個、目で見て電卓を叩いてもいいですが、こういう作業が例えば毎週あったり、データ数が、10,000件だったりすると、手動でやるのは大変ですよね。そこで使えるのが「プログラミング」なんですよ。
画像の右の部分はエクセルの機能の一つで、コード(プログラミングのこと)を書く所です。ここには、私が「パソコン君」にやってもらいたい命令を書いています。プログラミングを全く知らない方は不思議に思われるかもしれませんが、これを書く事ができれば、「パソコン君」はあなたのために何でもやってくれます!
そして、右上からこの命令を実行するとこができます。命令の内容を要約すると、「データの中から、Aさんの売り上げを書き出して、その金額の合計を出してください。」となります。ではやってみます。
はい、ご覧の通り、Aさんのすべての売り上げとその合計が出ました。この間なんと、0.1秒もかかっていません。お仕事でエクセルを使われる方だったお分かりになると思いますが、「プログラミング」が使えると、効率が飛躍的に上がります。周りや上司からも喜ばれるので勉強をお勧めしますよ。
さて、「プログラミング」がどういうものかイメージできたところで本題ですが、
要するに、歴史上全ての相場で、赤〇のようなポイントで売った時、青〇から買った時、一体全体どうだったのか、それを調べるコード(プログラミングの事)を書いて、パソコンに集計させてしまえばいいんです。パソコンにやらせれば、表にある棒が、仮に100万本だったとしても、簡単に集計することができます。
記事が長くなってきましたので、続きは次回ということにさせていただきます。ご精読ありがとうございました。
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