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2020備忘録(漫画編)

今年の漫画の振り返りもします。

なれの果ての僕ら

サスペンス系が好きなのですが、久々に先が気になる漫画でした。日テレでやっていたドラマの『あなたの番です』とかが好きな人は好きだと思います。毎週マガポケで誰が生き残るのかハラハラしながら読んでいます。

チェンソーマン

ジャンプの王道とは大きく離れていますが、映画的な演出や魅力的なキャラクターがとても好みでした。ただ、すごく人を選ぶ漫画だなぁって感じです。インターホンのシーンとか本当に天才過ぎますね… アニメが本当に楽しみ。

葬送のフリーレン

この漫画の物語は、冒険が終わったあとの後日談というストーリー。主人公のフリーレンがエルフであるため、人間よりも寿命が遥かに長く、時間の感じ方も人間とは違います。そのギャップによって起こるかつてのパーティメンバーとの別れだったり、世界の様相の変化など寂しさも感じられます。また、ファンタジーとして世界観やキャラクターもしっかり描かれていて、とても読みやすかったです。

怪獣8号

怪獣がいて、防衛隊がいて、という世界観で、主人公はいわゆる変身ヒーロー的な感じなのかな?と思わせておいて、戦いの後始末をする清掃員が主人公という今までになかった切り口でした。1話の最後で主人公は怪獣に変身する力を手に入れて、怪獣と戦えるようになるのですが、この辺は『僕のヒーローアカデミア』を彷彿とさせましたね。チェンソーマンとは違ってストーリーから展開まで王道ど真ん中をいっていて当然の面白さです。

チ。ー地球の運動についてー

命を捨てても曲げられない信念があるか? 世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか?
これ帯に書いてあったんですけど、バチバチに惹かれるものがあって、今日買ってしまいました。中世ヨーロッパで異端思想が厳しく禁じられていた時代に地動説を証明するというお話です。この時代に常識に対してNoを突きつけて真理を探求することの勇気、覚悟はとんでもないエネルギーで、登場人物の思いとか熱量がハンパないです。年の瀬に面白い漫画に出会えてよかったです。

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