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あれから

3月11日。
宮城県沖を中心とした大規模な地震が発生し、多くの人たちが亡くなった東日本大震災が起こった日です。

12年かあ… 自分としてはまだまだ時間経ってないなぁという感覚です。
自分は被災者ではないけれど、心の傷みや嫌な思い出として深く心の中に刻まれてしまった、この日が来る度にあの日の出来事は鮮明に思い出されます。というか一生忘れられないと思います。

あの時は中学生で、卒業式を控えた矢先の出来事でした。
合唱練習中に激しい横揺れに揺さぶられ、立ってることもできず、とても怖かったです。
即帰宅となり、帰り道で道路には亀裂が入り、電柱や信号は倒れているのを見て、この世の終わりかと思ってしまうほどでした。(家は無事で怪我人もいなかったのが幸いでした)
ライフラインがほとんど止まってしまって、情報収集がラジオのみ、ロウソクで火を灯しながら夜を明かしました。
戦争でも起きたのか?そんな気分だったと思います。
翌日電気が復旧し、YouTubeで気仙沼や閖上の映像を見て、本当に現実なのか?と思ってしまうほど信じられない気持ちになりました。

そんな時、銀魂の作者のメッセージがとても心に響いて勇気づけられたのを覚えています。

ジャンプ読んでたらこれが出てきて感動した思い出

前向きになれないときは横を見てくれ、皆いるから一緒に頑張っていこう、すごく寄り添ってくれる暖かい言葉だなあと思います。ありがたい。
きつい時、つらい時は仲間や家族、周りの人を頼ろう!そんな考え方を今でも持つことができるのは、このメッセージのおかげだと思います。

大学を卒業し、未だに仙台にいる自分はいつの間にかこの町が好きになってしまったのかもしれません。
自然と都市が共存していて、穏やかな雰囲気で爽やかな風が吹き抜ける、そんな町だと思います。

戦争とかウイルスとか先の見えない不安がいっぱいある毎日だけど、今日くらいは心穏やかに過ごしたい、そう思いました。

なんだかあまりにも晴れすぎていて朝から感傷に浸ってしまった… まあ今日くらいは許してください。笑

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