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【TOEICスコアを就活で活かす】資格の見せ方は、企業によって変える

就活での「資格の活かし方」をお伝えする

今までTOEICの点数の取り方を中心に配信してきた。

本記事では、問い合わせを頂いたというのもあって「TOEICスコアの活かし方」を伝えていく。

自分は「TOEIC600点」を武器に、日本国内有数の一部上場企業に就職することができた。

ある工夫からエントリーシートが通るようになり、面接を通過することができたのだ。その書き方までもお伝えする。上手くいっていない方は活用して見て欲しい。


自分の体験談であるので、同じ環境下にいる方に役立つ資料になると思う。

また、TOEIC以外の資格をアピールポイントにしたい場合には十分応用できると考えている。


2019年4月13日追記
【成果報告】
この度、カウンセリングした方が大手企業(京セラ)に転職することができた。

大学4年の秋

大学4年の秋、自分は資格を持っていなかった。
強いて言えば、TOEICのスコア400点書道7段(中学生の部)

とにかく就職活動で合格できる気がしなかった。なぜなら、自分だけの持ち味なんかない・・そう考えていたからだ。

田舎から来た自分は、大都会の中でただただ孤独を感じていた。
そもそもお金もなかった。親からお金を借りるのも忍びなくて面接の場数を踏むにも限界があった。就職活動はかなりお金がかかる。

そんな中、まずは大学が運営する就職支援センターへ向かった。


「何かがないと、就職活動は成功しない」

大学の就職支援センターという部署を訪ねて、カウンセラーに相談した際に言われた言葉である。

グサッと心に刺さった言葉なので、今もなお、はっきりと覚えている。

だが、そんなことは何となくわかっていた。
本当にヤバいなと思っていた。


今は10年近い社会人経験をしたので、いい会社員になる人材というのは何となくわかる。下記のような人間は、会社のためになる。
・人を思いやれること
・根が素直なこと
・すぐに投げ出さずにやり遂げる心の強さをもっていること
・謙虚であること

仕事場というのは、人と人の連系が大切である。これらは必ず役に立つ。人間的に腐っている人間は、仕事の中で困難にぶち当たったりすると、逃げたり、腐ってしまう。

しかしながら、就職活動ではこういった基準が設けにくい資質は、採用側に与えるインパクトが小さい。これが現実だ。

就職活動の中で約20社の面接を受けたが、やはり印象が大切だったと思う。また、採用側になってみると、多くの希望者から選抜していくので印象に残らなくては押しにくいといった背景もある。

そういった意味では、カウンセラーの言っていた「何かがないと、就職活動は成功しない」ことも間違いではないと言える。


「TOEICを就活の武器にする」

大学で行われた就職説明会のあと、自分は猛勉強を開始した。
結果から言うと、大学入学時はTOEIC350点だったスコアを大学院進学に必要な600点を超えることができた。

これを企業に提出するエントリーシートに記載した。
しかし、御祈りメールが続いた。
これはショックだった。大学内では高いスコアにも関わらず、全く効果がない。。。

大学の就職カウンセラーは信用できなかったので、ハローワークに向かった。エントリーシートのどこが悪いのか、見てもらった。

そこで頂いたコメントは

「ありきたりなエントリーシートなのかもしれないね」

正直、ありきたりなもののどこが悪いのかとも思ったが、兎にも角にも修正するしかなかったので、検討に検討を重ねた。


検討を重ねる中で大きく方針転換をし「ある工夫」をすることにした。

そうしたところ、大手企業の1次面接に進めることになった。さらに、続く企業も続々とエントリーシートが通過した。中小企業を含む合計10社の面接チケットを獲得した。


今もなお、考えるきっかけを作って下さったハローワークの方々には感謝している。

就活で成功するためには、社会的価値が高く、難易度が高い資格を所有していことに越したことはない。


ただ、簡単な資格であっても、見せ方を変えることで、武器になることをお伝えしておく。

基準が設けにくいとお伝えした下記の項目を思い出して欲しい。

・人を思いやれること
・根が素直なこと
・すぐに投げ出さずにやり遂げる心の強さをもっていること
・謙虚であること

ここに絡めていくのだ。そうすると、就活を戦う中で、ものすごい武器になる。



自分は「親は貧乏」「無名大学」「資格はTOEIC600点のみ」といった圧倒的に劣勢な就活生だった。

実際に面接の中で
「努力をしてこなかった人間なんだね」と言われたことがある。(名古屋駅周辺の医療メーカーです)

この時の面接は惨敗したものの、色々話をしていく中で着想を得た。
TOEIC600点を活かす方法を見つけたのである。



就活の塾は多くはないし、本当に使える就活本というのに自分は出会ったことがない。だからこそ、カウンセラーが活躍している。

一つの講義として、記事を配信する。
分量が多いが、頑張って学んで欲しい。

【有料記事の内容】
資格(特にTOEIC)を就活で活かす方法をお伝えする。
エントリーシートでの見せ方、面接時での見せ方を学ぶことができる資料となっている。


【目次】
ゼロ章:就活(特に面接)を攻略するために必要な軸
就活の基本中の基本。ここが設定せずに就活は成功しないし、資格アピールをする際に大きく関わってくるので、実例を挙げて紹介する。参考にして欲しい。

一章:資格ごとの特性を知る
資格にはそれぞれ特性がある。それは社会的な価値や難易度、実用性等であり、ここを把握していないと、アピールが空振りしやすい。ただ、難易度が簡単な資格であっても、見せ方を工夫することで十分武器になる。

二章:資格のアピール方法を学ぶ
資格をアピールする方法というのは、色々な方法が存在する。引出を沢山持っておくことで、どんな局面でも上手に使い分けることができる。

三章:相手企業によって、資格の出し方を変える
企業分析と企業訪問をすると、会社の色というのが見えてくる。そこに合う資格の見せ方は存在する。そこに合うようにすることで、資格のアピール効果が格段に違ってくることを学んで欲しい。

四章:「入社してからどんな仕事がしたいか」という質問にどう答えるか
資格アピールした志望者にはこの質問をするといったマニュアルになっている企業が多い。ここに上手く答えることが面接突破のコツだ。


【有料記事】就活での資格の活かし方

それでは、就職活動における資格の活かし方について、一つずつ解説していく。

資格の話をする前に、一番に整理しておくべきことがある。

「あなたの軸をどこに置きますか」という話である。就職活動を成功させる上で一番重要な部分である。
もう既に、軸の話は色々な場面で聞いたことがあるかもしれない。

これが非常に重要で、最終面接で落ちるような方はここが弱い場合が多い。

さらに、資格をアピールポイントとする場合、ほぼセットにして話を進めるので整理しておく必要がある。



ゼロ章:就活(特に面接)を攻略するために必要な軸

就活の基本中の基本だ。
「言われなくてもわかっている・・」と仰る方がいるが、そういう方ほど大抵、考え方が浅い。必ず、深堀して考えておくといい。

自分の軸の設定について
「どうして」「何故」「どのように」と考えておこう。

この設定なくして就活は成功しない。資格アピールをする際に大きく関わってくるので、実例を挙げて紹介する。参考にして欲しい。

まず、そもそも軸とは何かの解説をする。

「軸」=「人柄」

この言葉が分かりやすいだろう。多くの就活本にもこういったことが記載されている。だが、具体性に欠けているので、補わせて頂く。

・努力家タイプ
コツコツ成果を積み上げていくことに喜びを見いだせるタイプだ。入社後もどんな仕事でも工夫を欠かさず、成功に導いていく人材。

・楽天家タイプ
比較的、楽天家で皆と仲良く楽しくやっていきたいと考えるタイプだ。入社後は、周りの先輩方から多くのことを学び、組織のノウハウを学び、会社をより良くしていく人材。後輩育成も手掛けていく。

・サポートタイプ
組織をサポートすることが多かったため、周りに気をつかうことができるタイプ。計画を立てることが得意であるならば、そこがアピールポイントにもなる。どうサポートしてきたかをまとめておくこと。(ただ付いていくだけというのは言ってはいけないので注意。実際、こういった会社員は多い)

・挑戦家タイプ
新しい仕事、難しい仕事を成し遂げていくことに喜びを見いだせるタイプだ。誰もがやったことがないような仕事をやってみたい。(稀にそういった仕事がない会社があるから注意)


自分は、話すことが得意ではなく、昔から努力家タイプだったので、そのままの設定にした。資格アピールとの相性が良いのも特徴だろう。

では、どのように資格アピールを具体的に行っていくか紹介していく。



一章:資格ごとの特性を知る

資格にはそれぞれ特性がある。それは社会的な価値や難易度、実用性等であり、ここを把握していないと、アピールが空振りしやすい。
例えば、高校生の多くが取れるような資格をめちゃくちゃ苦労して取りました!!!といってアピールにはならない。勘違いしやすいのだが、はっきり言って、そこに価値はない。

そういった資格というのは、必須資格にしている企業もある。

また、実用性がほぼないような資格というのも、この世の中には存在する。資格名をあげるのは控えるが。


ただ、難易度が低い資格であっても、見せ方を工夫することで十分武器になる。

自分はとても褒められるような点数ではない「TOEIC600点」を武器にできたからだ。

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