KTM RC390(2015)警告灯の話
私の所有している乗り物で一番のお気に入りであるKTM RC390のエンジン警告灯が点いた。
台風から逃れるために、会社の中に置かせてもらっていて、1週間くらいぶりにエンジンをかけたのである。
一度も乗っていないのに。
とりあえず診断を掛けたかったのでKTMに電話したら、『公式サイトのオーナーズマニュアルからチェックランプの点滅パターンで原因が特定できるかも』とのこと。
言われた通りオーナーズマニュアルを開いて、もう一度バイクを見る
点滅してねえじゃん。
あれやこれややってるうちに、ようやく点滅してくれた。
サイドスタンドを出してバイクに体重を掛けると点滅するらしい。
点滅パターンは、――・・・・なのでサイドスタンド周りのエラーらしい。
だがいくらサイドスタンドを上げ下げしても、サイドスタンドセンサーは正常に機能してる。
埒が明かないので、Amazonで診断機を購入した。
ディーラーでの診断が1回8800円、Amazonで診断機と変換ケーブルを買うと5000円弱。
そら買うほうが安いわ。
火曜日の朝に注文して、今日の昼頃に会社に到着。
さて早速診断を掛けてみる。
繋がらない……。
何度試しても繋がらない。
他の車両に繋いでも繋がらない。
診断機死んでね……?
仕方ないので会社のOBD2診断機に変換ケーブルをぶっ刺したら、繋がった。
エラーコードは、P1506。
ネットで調べると、スロットルポジションセンサー関係のエラーらしい。
は??????サイドスタンドは??????
何度リセットかけても同じコード、でもチェックランプの点滅パターンはサイドスタンド周りを指している。
スタンドを上げると故障コードは消え、チェックランプも消える。
さてどうしたものか。
考えた結果、サイドスタンドセンサーを殺すことにした。
この子はON/OFFのスイッチではなく、どうやら抵抗を感知しているらしい。
先人の知恵をお借りして抵抗を作成、自作サイドスタンドキャンセラーが出来上がった。
これを取り付けたところ、無事にチェックランプは消えた。
しかし腑に落ちない。
よって以下は仮説である。
サイドスタンドが出てるとエンジンが止まるのは周知の事実であるが、仮に走行中にサイドスタンドセンサーが故障してサイドスタンドを検知してしまった場合、高速走行中にエンジンが止まる危険がある。
それを防止するために、スロットルポジションを検知して、走行中はエンジンが止まらないようになっているのではないだろうか?
だからスロットルポジションセンサーかサイドスタンドセンサーのどちらかが壊れて、RC390は違うエラーを吐いたのではないだろうか。
根拠も無く正常な状態ももうわからないので完全な仮説であるので、詳しい人教えてください。
とりあえずこれでアズレン7thイベントにはバイクで行けます。
遠征1週間前に壊れないでくれよ……。