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T'S BAR 42夜 THE ROLLING STONES
Let It Bleed / THE ROLLING STONES
その昔、失恋でふさぎ込んでいた時に、来日したストーンズのコンサートに誘ってくれたひとがいました。
彼女が「これをコンサート会場で大声で歌うのよ!」と言った曲が、「You Can’t Always Get What You Want」。
このアルバムの最後に入っている名曲です。
ストーンズのアルバムは、どれも良いと思いながら、個人的に深い思い入れを持てずにいましたが、そんなことがあって、このアルバムは特別になりました。
まあ、そんなきっかけが無くても、このアルバムは全ての曲が素晴らしく、ストーンズの中でもベストに挙げてもいい出来だと思います。
個人的には、「Their Satanic Majesties Request」「Goats Head Soup」が続く感じでしょうか。
でも、これだと「Ruby Tuesday」が聴けないな・・・。
辛く悲しくても泣いたりはしないのに、そんな時に優しくされて泣けてきたことを思い出しました。
このアルバムを聴くと、いろいろな感情が顔を出して、複雑な気持ちになります。
アルバムとしては、楽曲としての魅力、演奏、歌、どれもが非常によくまとまった名盤です。
お酒は、スコッチ・ウィスキーをいただいています。
こんなの、ありました。