T'S BAR 83夜 JOE COCKER
With A Little Help From My Friend / JOE COCKER
ジャンルとして、アメリカのカントリーやブルースはあまり聴かないのですが、意外なことにけっこうなアルバムを持っていました。
これは、インパクトのある顔ジャケットを選べと言われたら、必ずピックアップされるやつですね。
レオン・ラッセルさんを聴いていたら、アメリカのスワンプ・ロック系のものをいろいろ思い出してしまったのですが、実はジョー・コッカ―さんはイギリス人なんですよね。
でも私のCDラックでは、アメリカ南部のバンドの並びで収められています。
レオン・ラッセルさんとのつながりで言えば、「マッド・ドッグス&イングリッシュメン」は聴きごたえがありました。自分の中では「フィルモア・ライブ」と記憶していたアルバムですが、なるほど、こうして見ると、イングリッシュメンと名乗っていますね。
いろいろ記憶や情報が間違っていることが分かってきましたが、もともと、そんなに思い入れのあるアーティストさんではありませんでしたので、仕方ありません。
ヴォーカリストとしての魅力で、カバー曲のヒットを多く持っていますが、それらはどれもカラオケ的では無く、彼の個性で塗り替えられ、別の曲のように生まれ変わっています。
「ユー・アー・ソー・ビューティフル」や「愛と青春の旅立ち」など、70年代、80年代にも聴きたいものがあるので、たぶん、ベスト盤の方が楽しめると思うのですが、アルバム単位で聴いたのは初期のものだけなので・・・。
改めて聴いて感じているのは、昔の印象よりもずっとイイ、ということです。
長いこと聴くことはなかったアーティストですが、曲が進むごとに私の中での評価が高まっています。
でも、ジャケットのセンスはなぁ・・・。