サイクリスト的「快活」利用術（その3）
二年ほど前までは遠方の式内社巡りの際に利用するのはビジネスホテルと決まっていました。
ちなみに昨年は泊まりの古社巡礼の旅を八回12泊していますが、内訳は快活CLUB6泊、東横イン4泊、地元系宿泊施設2泊の結果に。
一昨年に初めて利用した快活CLUBが自分のなかでこれまで主流だった東横インを抜きました。
「快活」に惹かれる理由
自転車で出かける泊まり旅で快活CLUBのどこに惹かれているのかを考えたとき、やっぱり値段。
施設のカテゴリが違うので単純な比較はできないけど、一泊を過ごすということでみれば、ビジホより快活CLUBに分があります。
直近の例だと、姫路駅前店の鍵付個室を1月4日、午後8時半に予約しておいたのですが、30分早くチェックイン、チェックアウトは翌朝午前5時。
9時間の利用で3810円。
当日は土曜日なので休日料金が適用され通常よりも高いはずですが、アプリに送られてきたクーポンを使っているので少しは安くなっての価格ではないかと思います。
一方、東横インでは土曜日ということもあってか予約はできませんでした。
ちなみに今週土曜日に以前利用した「姫路駅新幹線南口」の「禁煙エコノミーシングル」を予約するとして、6650円（東横INNクラブカード会員）。
値段だけみれば快活CLUBの方が3000円弱安いということになります。
もちろんホテルにも快活CLUBにもよし悪しがあります（あくまでも私が利用してみての感想です）。
でも大学時代にはサイクリング部でキャンピング（野宿）ばかりしていたので、どうしても宿泊は安ければ安いほどよいという考え方に傾いてしまう。
その考えが五十台のいまでも抜けきれず、安さばかりに目がいってしまうのです。
いやはや、五十も超えたというのに...
快活と東横のよい点、残念な点
ここで私が考える快活CLUBと東横インのよい点と残念な点を書き出してみました。
快活CLUBのよいと思う点
値段の安さ
店舗数が（489店・2024年11月現在）が多い
立地が駅前だけでなく幹線道路沿いなど選択肢が多い
店内でランドリーやシャワー利用可能
輪行状態の自転車を部屋に入れられる
フリードリンクがある
持ち込みがOK
快活CLUBの残念な点
鍵付個室内でも隣室や外の音が聞こえうるさい
部屋に窓がない
時間を気にしなくてはいけない
空調で喉を痛めやすい
そのままの状態では寝にくい。
東横インのよいと思う点
チェックイン（16:00）からチェックアウト（翌朝10:00）まで部屋にいられる
部屋がきれい
ポイント10個で一泊無料になる
無料朝食がおいしい
駅に近いホテルが多いので駅からホテルまで輪行バッグを担ぐ時間が短くて済む
客室に窓がある
客室でお風呂に入れる
ベッドでゆったり寝られる。
東横インの残念な点
週末の価格が高いし、とくに最近予約が取りにくい
朝食は6時半からなのでそれ以前の出発だともったいない気分になる
朝食を食べると始発電車に乗れない
自転車をホテル敷地内にそのままの状態で留め置くことができない。
あくまで私の感想です。
値段は快活CLUBの方が断然安いですが、東横インも宿泊施設にしてはお値打ちな方だと思います。
快活CLUBばかりだと安い半面、なんとなく体がしんどくなる。
東横インばかりだと出費がかさむ。
私の旅でも時々ありますが、快活泊が続くと疲れるので適度に快活とビジホを組み合わせて利用するのもいいかもしれません。
やっぱり銭湯
それと汗をかきながら自転車のペダルを漕ぐわけですから、私にとりお風呂は重要事項です。
できることならスーパー銭湯ではなくその土地に根ざした銭湯を利用したいところ。
でも残念ながら銭湯自体が少なく、泊まるエリアにない場合も多いです。
最悪快活CLUBのシャワーを使えばいいや、という気持ちでいながらも、お風呂の所在地を確認して走るコースを設定をしているのでこれまでお風呂にありつけなかったことはないのですが、その土地の事情を知るためにも第一候補は銭湯です。
そしてサイゼリヤ…
銭湯とともに大事なのがサイゼリヤの存在。
私はあまりに好きすぎて数年前からサイゼリヤの株主です（どうでもいい情報ですが）。
走り終えたあとに冷えたワインをグビッとやるのが楽しみですし、何よりも食事が安くておいしい。
また食べたらすぐ帰るのではなく、ワインを飲みながら本や新聞を読んだり、ブログの原稿をpomeraで書いたりのんびり滞在できるのがいいですね。
スタバも好きですが、スタバでは呑めない。
ただ自転車も飲酒運転はご法度。
快活CLUBとサイゼリヤの場所が離れている場合は残念ながら諦めます。
そのときはどこかで酒なしの食事をしてから快活CLUBに行く前にスーパーに寄って地酒を買っていきます。
以上、今回は快活CLUBと東横インについてお話ししてみました。