日野めぐり〜土方歳三の遺髪公開〜
4/29に佐藤彦五郎資料館へ土方歳三の遺髪を見に行ってきました。
限定公開の最終日。
朝8時から整理券配布とのことで早起きして8時に整理券ゲット。すでに11時の回。。
遺髪見るまで3時間あるので新選組のゆかりの地をまわることに。
日野八坂神社。
天然理心流の奉納額が納められた神社。
井上源三郎資料館も前を通ったけどお休みで入れず。
タイミング合わなくていつも入れないんだよなー
まだまだ時間あるので少し坂を登って新選組のふるさと歴史館も寄る。
これはつまようじアートの土方歳三。
撮影禁止のところが多くて写真はほぼないけど、ちょうどこのとき面白い企画展やってた。
新選組をテーマにした作品の歴史を展示した「描かれた新選組X」というもの。
明治時代から新選組は題材として取り上げられていて、昭和のある時期までは新選組といえば近藤勇という感じだったみたい。近藤勇以外はその他大勢という扱い。
それが司馬遼太郎の「燃えよ剣」が登場してから様相が変わる。土方歳三と沖田総司の人気爆発。
土方歳三はイケメン写真も残ってるし、そこに司馬遼太郎が土方歳三を主人公に沖田総司を絡めてイケメン物語を紡ぐもんだからそりゃ仕方ない。
私も高校のときに燃えよ剣に出会ってから土方歳三ファンになりました♥
個人的に気になったのは、大正か昭和初期の歴史上の人気人物すごろくにしれっと登場していた坂本龍馬。
てっきり彼も司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で一躍有名になったと思ってたのに「竜馬がゆく」以前の時代に人気者すごろくの一員として描かれていたので、その前から有名人だったのがよく分かった。
ここで遺髪を見れる時間になったので再び佐藤彦五郎資料館へ。
相変わらずたくさん人がいる。
中はもちろん写真撮れなかったんだけど、ご子孫の方が歳三さんの遺髪が持ち込まれたときの様子や、包み紙に丁寧に包まれて保管されていたエピソードなどを教えてくれた。
子孫の子なのか、小学生の男の子が展示物を丁寧に説明してくれる場面もありほっこり。
歳三さんの遺髪は写真撮れなかったので他の方のブログを引用。
想像していたよりもけっこうざっくり長めに切っていて、少しカールがかっている遺髪でした。
司馬遼太郎の燃えよ剣でファンになって以来、物語の主人公的な形で捉えていた歳三さんが、こうやって遺髪を目の前にしてみると本当に生きてらっしゃったんだなとものすごく感慨深かった。
あと、資料館には歳三さんが京都で姉夫婦にお土産で買ったセンスの良い茶のみやら何やらがいくつか飾ってあって、歳三さんの粋な心配りが見てとれたのも良かった。
その後は歳三の義兄のいた日野宿本陣跡へ。
この部屋で歳三が昼寝してたらしい。風が通ってとても気持ちの良い部屋だった。
欄干が素敵。
お庭もきれいでした。
次は歳三資料館へ向かう。道中のマンホールも新選組。
歳三資料館へ到着。リニューアルオープンしたところだった。歳三が植えたといわれる矢竹は昔もっと鬱蒼としてたけどかなりスッキリ。
資料館の中は撮れないのでここまで。和泉守兼定が展示されてました♪
次は歳三菩提寺の高幡不動へ。ちょうどお祭りやってました。
お次は歳三のお墓がある石田寺へ。
最後は石田散薬の原料であるミゾソバを探しに川沿いへ行ったけどそれらしきもの見つからずでここで終了。
この日と同じ日ではないけど、なぜか岡崎の法蔵寺に近藤勇の首塚があると聞いたのでそこにも行ってみた。
眉唾ものだと思ってたけど、意外にも寺は立派で説明文もそれとなく本当かもと思われるような内容。でもほんとのところどうなんだろ?
土方歳三の文字も見える。
新選組ゆかりの地めぐりは日野近辺も何回か行ったことあるけど、今回はまた新たな切り口で見れてとても楽しかった。
新選組はやはりドラマティックに描かれてるので惹きつけられるのよね。
最後に最近見て面白かったこれ。
池田屋事件の戦いの様子がよく分かって面白い!
次は五稜郭に行きたいなー