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「海葬歌 feat.悠遊」

ご挨拶

 こんにちは。さーもんみかんです。
 せっかくnoteを始めたことですし、作った曲の解説や小話を記録していきたいなと思い、今回こちらの記事を書きました。
 
 9/22 21時に「海葬歌 feat.悠遊」を投稿いたしました。
 こちらの曲は4月開催の春M3にて頒布したUTAU獣人オンリーアルバムに収録されており、今回はアウトロをアレンジしたものを公開いたしました。

UTAU獣人「悠遊」くん

 悠遊くんはパンダ獣人の男の子です。
 柔らかく優しい歌声の中にも芯が通っているという印象があり、使っていて非常に楽しかったです。高音部分はハリが出て聴き応えがありましたね。意外とパワフルな歌い方が出来るのも印象的でした。
 個人的には使いやすかったし声も好みの部類に属するためまた使いたいですね。

 悠遊くんと出会ったのはここ最近のお話でして…….。劇団「獣楽座」様という団体がいらっしゃるんですね。そこでUTAUをプロデュースされてる方がいらしたのを知って、という感じで悠遊くんと出会うことができました。
 ちなみにこの悠遊くん。なんとVtuberとして活動されているんです。是非チェックしてみてくださいね!

プロトタイプ

 「海葬歌」は0から作った訳ではないんです。もとは3,4年前にstudio one primeで作った「真夜中を叫ぶ」というタイトルの曲が原案となっています。今はこのページ限定で公開しています。

 ここからコード進行とコンセプトの見直し、再構築を行って現在に至ります。メロディやシンセソロが我ながら気に入っており、中途半端な形で放っておきたくはないという思いでこちらを原案としました。
 また、原案時点ではTR-909音源を持っておらず、どうしても置き換わったものが聴きたいと思ったことも一因です。

イラスト

 イラストを描いてくださったのは「KEDAMA」さんです。
 SNSアカウントは存在しておりません。また本人は「私への言及はしないように」とのことです。シークレットキャラみたいでかっこいいですよね。

 イラスト自体はKEDAMAさんらしい絵柄と色使いだなって感じがしました。自分は絵描けないので詳しいことわかんないです。
 悠遊くんというとふくよかでほんわかしたイメージがありますが、今回のイラストではすらっとした少しオトナな悠遊くんを感じられますね。海葬歌はシリアスめな構想のもとに作っているので曲とイラストを合わせたときにいい感じにマッチしたのを覚えています。

ストーリー

 基本的に私の曲は、ストーリーは作るがあえてあやふやに。ということを念頭に置いています。ストーリーがっちり考えてこのシーンはこの歌詞の部分でーとかもいいのですが、聴いている側に想像して欲しいんです。自分なりの考察ができる余地があると、私の世界観の押し付けにならず、聴き手ごとに世界観が生まれるんじゃないかなと考えています。 
 正直な話、がっちり考えるのが面倒なだけなんですけどね。

 「夜の海」がコンセプトです。あらすじは、
 夏も終わる頃、暖かな夜の海へ散歩へ……。そこで少年は不思議な体験を!
 みたいな感じです。何故海に来たのか、何故夜なのか、何故海の彼方へ行ってしまったのか、何故別れを惜しむ人が登場するのか。

 ガソリンスタンドで働く主人公。高級車に乗った女性がやってくる。
 夜の海へ行くと、昼間に高級車でやってきた女性がいた。彼女は入水しており、自殺を図っていたが、主人公の少年はその女性のもとへ話を聞きに…….。
 
 というのを国語の教科書に収録されていた記憶があるのですが題名が思い出せません…….。この作品の雰囲気は曲を作っている最中よく頭に浮かびましたね。

挑戦(ブラックアダーコード)

 曲を分解して各トラックについてのお話もしたかったのですが、流石に大変そうなのでいい感じのところだけ抜粋します。

1番Aメロ ピアノ

 ブラックアダーコード(以下Blk)を使ってみたい!そう思って無理やり詰め込みました。田中秀和さんとかがよく使うやつですね。
 音の響きとしては不安定です。ルート+augで構成されるためですかね?正直どんな時に使えるかいまいち分かってないです。ただ、E7(例)といったセブンスの際に裏コードが扱えるというところを結び付けてBlkを挿入して試行錯誤しています。
 Blkの確立自体が最近のイメージがあるので時代に追いつけるように音楽理論もたくさん勉強したいですね!

あとがき

 かなり速足でここまで来てしまいましたが、今後とも自作曲の記録は続けていこうと思います。もう少し内容を凝ったものにしたい。
 次回はどんな楽器やシンセ使っててどうこうってのも書こうと思います。何の曲にしようかな~~~。
 ご精読ありがとうございました。


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