見出し画像

自分の時間の主導権を自分で握る、髪を青く染めた

子供が産まれてから、自分の時間というものは存在しなくなったと感じていた。

常に家族に合わせるスケジュール、自分が休みたい時には休めず、ご飯食べたい時には食べれず、トイレにも風呂にゆっくり浸かる事にも気を遣い、テレビは常に子供の好きなもの中心、自分の好きなものやりたいことは常に後回しだ。

在宅のフリーランスというと通勤がないし、時間の拘束がないから良いね!楽だね!と言われる時もあるがとんでもない。

外勤務の夫は毎日の通勤時間に好きな音楽を聴き、スマホでsnsを謳歌し、電車を一本逃したからといえば好きな店に寄って好きなものを食べ、子供を保育園に届ければその後の子供のタイムスケジュールなんて一切考えなくてよくて、ゆっくり夕飯を食べ風呂にも浸かれるのだ。「俺は外で働いてきて今日も疲れたんだから。通勤だけでもへとへとなんだから」という名目で。

一方の私は子供が保育園に行った後家事を済ませたら仕事をし、昼過ぎには偏食の子供の夕飯のメニューを考え、帰ってきてからの動線を考えながら仕事をし、お迎えに行ったらあとは子供の機嫌とペースに合わせて過ごす。

こういう時、不思議なのが本屋である。
最近はもっぱら電子書籍になってしまったが、自分の時間が欲しいと思っている私に向けてのおすすめ書籍がぽん!と目の前に現れる。
監視されてるのか?というくらい合致するおすすめの本。

その本は、川瀬はるさん著、監修吉武麻子さんの「じぶん時間割の作り方」という本だった。

思わずポチって読んだ。

美容院、マッサージなどいきたいけど何があるか(子供が体調崩すかもとか)わからないから、時間できたら行こうと後回しにしてた事を先に予定として入れてしまうという方法が目から鱗だった。

早速実践。
半年行けてなくて、市販の白髪染めや帽子で騙し騙しやってきた髪をなんとかしようと美容院に予約を入れ、ずっとやりたかった後ろ刈り上げるショートカットにした!
しかも全ブリーチしてブルーブラックの髪色にしてもらった。
なんと気分の良いことか!

自分のために先に自分の時間を予約しとく事って後ろめたく感じてしまっていたが、それで気分が荒んで落ちていくくらいなら、1ヶ月に一日くらい自分優先の予定を入れといた方がいい。
ちなみにその帰りに次の美容院の日の予約もバッチリ入れてきた。
夫のマイペースに苛立って羨ましいと思っていたが、私にも先にそういう予定を入れておくことがここまで心にゆとりをくれるとは思わなかった。

まぁだからと言って急なお迎えや毎日の家事育児は結局私が背負うことに変わりはないので、いきなり全てが上手くまわるわけではないが、我慢しすぎずに生きる事は大事だと学んだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?