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「い草」の加工とは
前の記事で書きかけた「い草の加工」の事を少し書いてみようと思います。
"い草"の加工と言っても実は色々あります。
単に、い草でゴザ(畳表)を織る事も加工といえますし、染めて色を付ける事もそうです。
我が家で行っている加工とはそれらとは違い、天日干しによる退色加工になります。
退色加工?ってどう言う事?
普通の青い畳も放っておくと日に焼けてどんどん退色して、褐色になって行きますが、それをあらかじめ、ゴザを織る前にい草がバラバラの状態の時に天日干しで退色させてしまう事をやっています。
では、織ったものが退色したのと、織る前に退色させた物と違いがあるのか?
どちらも退色する事に違いはないのですが、我が家でやっているとこは、「染め土」を水で洗って落としながら退色させると言う事をやっています。
※「染め土」とは
い草の色や鮮度を少しでも長持ちさせるために収穫直後に専用の染め土で染めてから乾燥させる物。
単純に退色した物とどう違うのか?
染め土を落さずに退色すると、濃い目の褐色になりますが、染め土を落としながら退色させていくと、明るい黄色?黄金色?になって行きます。
それが一体どんな意味を持つのか?
については、また次回の記事で書いてみたいと思います。