Fランク大学と超高学歴教員
ちょっと思い出話です。
自己紹介の通り、私はFランク大学、Fランク大学修士課程です。その修士課程ではすでに社会人だったので、指導教授の大学での愚痴なども聞いていました。
ある日指導教授が、「〇〇先生が退職するから、教員募集をかけたら、T大学(日本最難大学)で学位をとったばかりの人を採用することになったんだよ。でも、T大だよT大。すぐに辞めるに決まっているんだから、最初から採用しない方がいいっていったけど、優秀な論文書いているし、若いし、他に勝てる候補がいなかったから、採用になっちゃったんだよ。でもきっとすぐに辞めるな」
と言っていました。当時は大学教員を目指すなんてまったく思っていませんでしたので、何となく聞いていたのですが、たしかに、教員でT大学卒の人はいないし、このFランク大学とは不釣り合いなほど優秀だと分かるくらい、すごい論文も書いていました。
そしたら。。。。指導教授の言う通り、3年で辞めて都心の大学へ去っていきました。
その先生、ストレートでT大入学卒業、ストレートでT大学院博士をとって、すぐにこのFランク大学に採用(もちろん専任任期なし)されて、3年で都心の大学へ・・・・すぐに准教授になっていました(30代前半?)。
ちなみに財務状況はかなりいいとは言っていうたので、待遇面は悪くなかったと思います。(国立大に行った先生が、年収100万円減ったと言っていたそうです。)