「手話」が結ぶパートナー
2008年5月23日
このタイトルを見て私とサミーの関係だと思った人は
かなりサミー通と見た。
しかし、私達の話ではないのだ。
確かにサミーは手話で話してお互いに理解し合うパートナーである。
サミーはコーダ犬なのだ。
しかし、今から話すのはコーダ犬ではなく
犬のそのものが私と同じく耳が聞こえない。
つまり、聾犬。
母から携帯でメール転送してもらったのでここで転送する。
ネットニュースになっていないかどうか探したけど見当たらず。
とりあえず、母の転送をここで転記する。
「手話」が結ぶパートナー
イアン・ケネディさん
モリー(犬)
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モリーは、わたしがオーストラリアの高等弁務官事務所公使をしていた3年半前、我が家に来ました。当時、うちには16年間飼っていた猫がいましたが、食事以外日なたぼっこができれば満足という性格。いま17歳になる長男には物足りなかったようで、「遊び相手がほしい」とねだられました。
フルネームは「モリー・マチルダ・ケネディ」。ニュージーランドでは、犬の品評会で入賞するような犬は、長い名前がいいとされています。品評会に出すわけではありませんが、それにならいました。
元気いっぱいで愛想がいいモリーは、だれとでもすぐに仲良くなります。そして家族と一緒にいるのが大好き。自分を本当に家族の一員と思っているようです。わたしの母国は、ご存じのように、羊や牛などの畜産や農業が盛んです。多くの家庭が犬を飼っていて、犬は人間のパートナーであるとの意識がひじょうに強い。声や笛で命令して、牧羊犬に羊をどれだけ早くさくの中に追い込ませるかという競技に人気があります。また、人気の漫画やテレビドラマの主人公が犬であったりするくらいです。しつけは日本以上に厳しくしますが、かわいがるのに変わりありません。
実はモリーは、生まれつき両方の耳がまったく聞こえません。そのため、しつけで訓練士に預けたときに、「手話」を教えてもらいました。「伏せ」とか「来い」とか簡単な手ぶりでの会話です。モリーは私たちの目をじっとみて、意思の疎通をはかっています。私たち家族は、これからもいろんな国に滞在するかもしれませんが、モリーはずっと一緒です。
聞き手 庄司直樹
写真 安藤由華
【イアン・ケネディさん】駐日ニュージーランド大使。NZ外務省入省後、77年からと87年からの2度、駐日大使館で働いた。妻節子さんは日本人。
■モリーは、ラブラドールレトリバーのメス。
《朝日新聞・夕刊/5月22日より》
私は早速イアン大使との話したくなった。
インタービューして、その犬の漫画を描きたいと思ったのだ。
実現出来るよう頑張る。
犬だって本当に手話を理解しているんだよ。
講演の度に話している事ですが、ええええ信じられないという
回答がほとんど。
この犬を漫画にしてもっと犬の事、手話のこと
理解してもらえたらと思っています。
犬との暮らしはどういうものか?異文化に触れると感性豊かになれます(^^♪ワクワクを毎日あなたに届けて、楽しんでいただければと思います(^^♪